this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
神の森、寝子島
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
5
修が持ってきたライターで枯れ木に火をつけ、放り投げた。
見張りたちは、突然現れた「火」に驚き、慌てて消そうとした。
莉鳥はその背後から近づき、【スタンハンド】で気絶させる。すぐに一人が振り返るが、修が【分解】し、操った石で後頭部を打たれ、そちらに気を取られた隙に莉鳥が再び電気を放った。
「ほう! すごいな、お前たち!」
ゴウが感嘆の声を上げる。
「感心してる場合じゃないだろ!」
異変に気付き、仲間がやってくるかもしれない。雅樹は莉鳥から借りたナイフで、牢を縛っている蔓を切った。
「おい、東門!」
巧は恐怖の表情のまま、固まっていた。いつからこうしているか分からないが、【缶詰】が発動したらしい。
「しょうがねえな……」
硬直したままの巧を引っ張り出し、背負う。「……重い」
毎度思うことだが、巧はもう少しダイエットをした方がいい。
「行って!」
人の気配を感じ、莉鳥が言った。雅樹は巧を背負ったまま、走り出した。
「ったく! どうして俺がまたこんな!!」
西の空が朱く染まり、月が東の空に見えていた。
九夜山の頂上に、白く大きな鹿がいた。体長は二メートルを超えるだろう。
「ひゃあ~おっきい……」
遠目でそれを確認した萌は、ぽかんとなった。
「乗っかれそう。てか乗りたい」
ユウの呟きに、うんうんと同意する。
「でも、乗ったら怒るんじゃない?」
「だろうなー」
ユウは足元の木の実に視線を落とした。あれから拾い直したが、足りるかどうか分からない。それに、素直に食べてくれるとも思えない。
「カレー味にしてみる?」
と萌。
「いや、さすがにそれはどうかなあ。木の実以外は食べないんじゃないか?」
「じゃあ、どうする?」
うーん、とユウは腕を組んで首を傾げた。「……どうする?」
そこに、莉鳥、修、ゴウがやってきた。ゴウの半裸姿を見て、萌は真っ赤になって俯いた。
「? どうしたんだ?」
ゴウはきょとんとして、萌の顔を覗き込む。萌はますます視線を逸らし、遂に皆に背を向けてしまった。
仲良くなるには同じような格好をすべきだろうか。男性が上半身裸ということは、女性もそうなんだろうか、でもおっぱい丸出しは恥ずかしいし……と萌の頭の中は、ぐるぐるになった。ぐるぐるしすぎて、しゃがみ込み、目を強く瞑っていると、頬に生暖かい風が当たった。
目を開けると、傍にゴウの顔があった。
「きゃあ!」
ゴウの鼻がひくひくと動いている。
「いい匂いだな? 何だそれ?」
「これ……? カレー、だけど」
「カレー?」
「何なら、一緒に食うか? 全員分はさすがにないけど」
ユウの提案を、莉鳥と修は断った。二人とも、自分用の保存食を準備している。
かくして、神鹿を眺めながら夜食兼作戦会議という妙な事態になったのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
神の森、寝子島
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月10日
参加申し込みの期限
2018年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!