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【ドレス・フェティシズム】
「ステージ、ですか」
正直なところ、極めて理解に苦しむ様子で
シーナ・キュクノス
は呟いた。
今、自分の胸がふんわりD~Eサイズまでやんわりしてしまっていることは、もはや『なってしまったことは諦める』勢いでいるつもりだが。
問題は、きらきらした眼差しで見つめてくる宇宙人たちの希望に応えられる要素が、自分には何もないところであった。
ストッキングの、もとい服のアピールの仕方なんて分からない。そんなの誰かから教わったこともない。
とはいえ、
「家に帰れないのは……確かに辛いですよね」
「お願いします」
「お願いします」
宇宙人のイカタコの眼差しが、うるると潤む。
「分かりました、僕は僕にできる方法で頑張ってみます」
シーナの言葉に、宇宙人たちは小さな目を一際に光を反射させて輝かせた。
「しょうがないな……どれがいいんだろう」
そうして今、シーナは抱えていた諦めと観念を『足してそのまま』な心境で、衣装を探し始めた。
衣装の数は多いが、何を基準にすべきかも分からない。ストッキングをアピールして欲しいと言われても、そのアピールの仕方が分からない以上、現状では『ひとまず身に付けておけばいいか』という程度に収まる。
「あ、これ……三寮祭で着たのに似てる」
衣装を物色しながら、ふと過去の記憶に触れた衣装をそっと手に取って確かめてみたりする。
「なれない場所でなれないことをするんだから、
一つくらい……落ち着くものが欲しいな」
そう思いながら、辿りついた先は一着の白のドレス。
「──このドレスにしようっと」
「決まりましたか?」
「ましたか?」
「あ、はい。
あとは──えっと、例えば『剣』と『戦う相手が欲しい』っていったらそれも用意して頂けますか?」
何やら、今までと比較をすればもの凄い要望ではあったが、宇宙人は二つ返事でOKした。
「バーチャルで、用意します」
「します」
宇宙的超技術は何でも出来るのである。
そうして──シーナは張り詰めない胸の布の感覚を確認すると、いつもより細い腰へと、装飾に薔薇を凝らされた剣を身に付けた。
静謐な、モノトーンだけで構成された舞台の照明が、今までとは異質な張り詰めた雰囲気を湛えている。
その中を、白薔薇が胸元にあしらえられた、布をふんだんにスカートのドレープへと使用されているドレスを身に纏ったシーナが姿を見せた。
長さにあふれるドレスの裾を踏まないように、少し持ち上げて歩くが、そこではストッキングは目に留まることは出来ず、宇宙人は少ししょんぼりとする……が。この後、その姿が大変なことになることを、今はまだ宇宙人たちは知らない……
張りだした前舞台の中央──そこまで辿りついたシーナは、摘まんでいたドレスの裾を柔らかく落とした。その布が柔らに布量の多いスカートを揺らす。そして観客へと向けて、優美ながらにきちりと整った礼をした。
これは何かある──! それを確信した宇宙人たちの目がシーナへと釘付けになる。
「(今の僕にはこれしかないから……)」
腰に寄せていた銀薔薇の文様が入った剣を、鞘から僅かな音と共に引き抜き、自分の顔の正面へ構える。
自然と鋭くなった瞳に浮かぶのは、己の唯一の主張の仕方。
「(うんん──師匠に教えてもらったこれだけは、あると言えるから)」
「だから……いきます!」
小さな掛け声を合図に、シーナは飛来してきた人型の影を瞬息で斬り払った。即座に二つに別たれ散る影に宇宙人たちが息を呑む。
そして、今度は次々に舞台上に現れる同じく剣を構えたシルエットを、斬り結ぶまでもなく全ての攻撃を躱しながら斬り捨てる──!
そして仮想敵をシーナが舞開く花のようにいなしていけば、今まで隠れていたスカートから、激しく風が煽ぎ出す音と共に、一瞬白を通り抜け白銀に輝くストッキングが露わとなった。
溢れんばかりの布の海から覗く、ストッキングの脚──まさにチラリズム万歳。
「えちい!」
「ときめきー!」
あれから、幾つか新しい言葉も覚えたような、宇宙人たちからの歓声が飛ぶ。
しかし──シーナの方には、それ程の余裕はなかった。
「(……数が、多い……!)」
想像以上の仮想敵。捌く都度、軽く自分の息が上がってくるのも伝わって来る。一番の難儀はスカートだった。これがある限り、想定以上の負荷が掛かり続けることは間違いない。
「ああ、もうじゃまです!」
そして、ステージ上に、怒号に近しい声と共に、激しい布の裂ける音が響き渡った。
──ロングドレスに裂けた禁忌のスリット。そこから露わになる、ニーハイソックスに包まれた境目まで見える瑞々しい太腿。もう、その色気といったら。
「きゃあ!」
「えちい!」
「ときめき……!」
宇宙人たちが自分たちの目を足で押さえるが、その隙間からきちんと覗き見ている。
そして、一気に負担の減ったシーナは、スカートが破けても目減りすることのない、むしろ一層の美しさで仮想敵を次々屠っていく──それから全てを倒し切るまでに、大した時間は掛からなかった。
「(スカートはボロボロになってしまったけれども……)」
凛と、一輪の咲く百合のように。その立ち姿をもって、舞台中央で終を示す礼をする。
そして、そのまま去ろうとした足に──ぬるん、と何かが絡みついた。
「え?」
シーナが振り返れば、細くも存在感のあるスリットからむき出しとなった足に、宇宙人の足が──触手が、絡みついている──
「な、何!? ひゃぁ……!」
シーナの豊満な胸にも、くるんと触手が絡みついてはうねうね動く。悲鳴と共に、とっさに剣を握り直すが、宇宙人は観客だと思い返して悲鳴しか上がらない。
「ぬるぬるする……! そこ、触んないで!」
そして、先程絡みついた宇宙人の足が、露わな太腿にまで這い寄り上がって──
「いやーーーっ!!!」
その後、主犯の宇宙人は『むりやりはよくない』という理由で、やはり周囲の宇宙人から袋だたきに遭った。
同時にシーナも解放されたが、その時にはもう他の宇宙人がバスタオルを持って慌てて駆け寄る大変な有様だったという……
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担当ゲームマスター
冬眠
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月08日
参加申し込みの期限
2018年05月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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