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【ハロウィンの、ちょっとイイトコ見てみたい♪】
キュルビス・ラムズイヤー
はご機嫌だった。
いつも被っているカボチャヘッドは『眼鏡と同じで顔の一部』だと、何度言っても大抵の人には理解される事はなかった。
悲劇的にも「皆も『服は身体の一部のはずだ!』」と、訴えても理解されない事の方が多かった。
しかし、そんなキュルビスに化粧をしてくれる存在が現れた。キュルビスの愛溢れる顔……カボチャの方に。
「はい、完成。うん、やっぱりカボチャさんも可愛いわねぇ」
そうして、
志筑 かりん
の手により今、キュルビスの被るカボチャには、カボチャカットされた口をそっとキュートに染め上げる赤い口紅。カボチャとは色相が違う、素敵なチーク。地肌(カボチャ)と溶け込みすぎるのももったいない、と。少し大人めのきらめくアイシャドウが絶妙なバランスで乗せられている。
ステータス的には、
『キュルビスの 可愛さ は 二倍になった !』のである。
「ヤッパリ、分かる人には分かりやがるデスヨ!」
鏡越しに見るカボチャヘッドは、キュルビスが見てきた日常と違う新しい魅力に満ちていた。
普段から被るカボチャヘッドが、マンネリだと思わない程に愛しているキュルビスではあるが、やはりハロウィンと言えば仮装であるし、それは華やかであればあるほど良いのだから。
「早速衣装を借りるデスヨ!
衣装もストッキングもハロウィンっぽいが良いデスヨ!」
気分は上機嫌の限界値。今日のハロウィンはとても楽しそうな気配がする。そんなキュルビスがきゃっきゃとストッキングと衣装置き場へ向かおうとした時──
それを止める存在が現れた。
「ハロウィン、違います」
「違います」
衣装置き場へ向かうキュルビスを止めたのは、他の人の説明途中から追い掛けて来た宇宙人のイカとタコだった。
「違うデス?
フェスト(お祭り)じゃネーデス?」
改めて説明を受ければ、そこにはキュルビスが思っていたものとは、確かに、若干の齟齬があることが見受けられた。
そう──それは、若干。
「…………。
ハロウィンは個性を統一したらダメなのデスヨー」
そう、キュルビスにとっては、いっそ年中ハロウィンでも構わない。むしろ毎日がハロウィンでも構わない。
そう思えば、キュルビスにとって、
『このイベントがハロウィンでない』という必要が、どこにもない──!
「皆違って皆良いデスヨ。
そこんとこ分からせるタメニー、キュルビス、頑張るデス!」
『確かに……ショーに参加してくれるなら、今日がハロウィンでも確かにそんなに困らないかもしれない』そう、その勢いに洗脳された宇宙人のタコイカを置いて、キュルビスは一層に心弾ませて、衣装置き場へと向かっていった──
そうして立った舞台袖は、キュルビスの心拍数を上げるには十分過ぎるものだった。
舞台では、白と桃色の光がピカピカキラキラと輝いている。
大きなスポットライトが、遠くに見える前舞台の色気に溢れているチャイナ服の少女を、左右から大きく照らし出しているところだった。
「ナ、何だかスゴいステージデスネ……」
舞台に出ていた少女がステージから姿を消すと、舞台は一度落ち着きを取り戻すように静かになった。
暗転した中に青色電球が煌めく、一瞬青い海の底を思わせるような世界へ変わる。それは先程以上に、灯火としてついている電球の明るさを際立たせた。
「ステージ、キレーデスネ……
キラキラデー、パチパチデー、とってもステキーデス」
そして、バン! と激しい音を立てて、消えていたライトが一斉に点灯した。
ステージ地面は緑の地面、中間は薄オレンジ、手の届かない上方は空の青──それはキュルビス登場のタイミング。
「任せやがれデス!」
宇宙人の合図に、キュルビスは勢い良く舞台へ飛び出した。
舞台袖から、派手な音を立てて身体を反転させる勢いで、キュルビスは隠さない情熱と共に姿を現した。
被っているカボチャはお化粧で少し可愛らしく。
Trick or Treatを思わせる深紫の三角帽子は、ステージでの動きについていけるようにきちんと固定済み。
同じ色をしたミニスカートが派手に翻れば、そこにはサイドラインに菱形のオレンジ色をあしらった黒タイツが露わになった。
太い大きなホウキを持って、身軽に舞台を飛び跳ねれば、その元気さから宇宙人たちより「すき」の言葉が飛び交った。
躍動的な足に纏うストッキングは軽やかに動き回り、その少女らしい脚線美と共に宇宙人たちをキャーキャーさせる。
「これだけじゃねーデスヨ!!」
動き回り、それでもまだまだ息切れする様子もないキュルビスは、音がするほどの大きな手振りで、客席の一角を指差した。
するとそこには、ろっこん“カボチャ召喚”により一個の大きなカボチャが現れた!
それを見た客席から、大きな歓声が上がる。
それに更に調子を良くしたキュルビスは、舞台を縦横無尽に動き回り、ステージと客席を出せる限りのカボチャで一杯にし尽くした!
「エーアデ(地球)のオイシー野菜、これが終わったラー、しっかり食べると良いデスヨ!」
わーーーっ!!! そうして会場は、歓声の嵐に包まれた──
後に、この十個を超えるカボチャは、半分はお土産として、半分は帰りのカボチャスープとして、しかと宇宙人仲間に振る舞われることとなったのであるが──それはまた、別の話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
29人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月08日
参加申し込みの期限
2018年05月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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