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今日は
恵御納 夏朝
にとって、アルバイトもないお休みの日。
(外の猫さんと過ごしてみたいな)
と夏朝が向かったのは、旧市街だ。
猫さんを探す冒険の最初に出会ったのは、宝石のような瞳をした黒猫だった。
「こんにちは、猫さん」
挨拶すれば、綺麗な目が、じぃと夏朝を捉える。
(警戒は……されてないみたい、かな?)
しゃがみ込み、そっと、黒猫へと手を伸ばす夏朝。
黒猫は逃げようという素振りなどは見せず、夏朝の手が触れるのをそのまま受け入れた。
なでなで、なでなで。
黒猫の喉が気持ち良さそうに鳴るのを耳に、
(あったかい……)
と、夏朝は触れる温もりに仄かに目元を和らげる。
黒猫と別れた夏朝は再び探索へと戻り――、
「わ……!」
旧市街の路地裏に、楽園のような《猫さんスポット》を発見した。
さんさんと、柔らかな陽の光が降り注いでいる。
丸くなり、うとうととまどろんでいる縞模様の親子猫。
ごろごろにゃんにゃん、愛らしくひっくり返ってしまっている灰色猫……。
(皆、幸せそう。どの子も可愛いな……)
猫さん達に混ざりたい! 撫でたい! と、夏朝は物陰でうずうずとする。
けれど、知らない人間が急に現れては怖がらせてしまうかも、と思えば、一歩踏み出すのが躊躇われて。
(うう、どうしようかな……)
この楽園にとび込みたい! でも、万が一にも嫌な思いはさせたくない!
2つの気持ちの間で葛藤しながら、様子見を続けていた夏朝の背中に、
「……あんた、何してるの?」
と、不意に、訝しむような声がかけられる。
突然のことにびくりと肩を跳ねさせて振り向けば、
「あ……初ちゃん」
そこに立っていたのは、不思議そうに首を傾けた
犬杜 初
だった。
初の後ろには、彼女の従兄たる
犬杜 一閃
の姿もある。
「……ここに用事か?」
「えっと、用事というかなんというか……その、一閃さん達は?」
「俺達は、何でも屋の仕事でな」
「探してる猫がいるんだけど、いなくなったら大体ここに来てるのよね」
言って、初は躊躇いなく猫の楽園へと足を踏み入れる。
それに続きかけてふと振り返った一閃が、
「お前も、良ければ来るといい。ここの猫達は皆、人間に慣れているから心配ない」
と、小さく口元を緩めた。
夏朝の迷いは、すっかり見抜かれてしまっていたらしい。
一閃と共に、楽園へと歩を進める夏朝。と、その途端。
「あ、見つけた!」
初の声がしたと思ったら、何を言う暇もなしに、あたたかなものが夏朝の胸へと勢い良くとび込んできた。
慌てて腕の中に抱き留めれば、それは、先ほどごろにゃんしていたのを見かけた、あの灰色猫で。
首を彩る鈴をちりと鳴らし、灰色猫は夏朝を見上げて「にゃあ」と鳴いた。
「え、えっと……?」
「どうやら、気に入られたみたいだな」
傍らで、一閃が静かに笑む。
「ねえ、もし迷惑でなければ、飼い主のところへ連れていくの、付き合ってくれない?」
初も「仕方ないな」という顔をして、でも笑っていた。
腕の中は、灰色猫のふくふくとした温もりで溢れていて――。
「……うん、手伝うよ」
答えながら、夏朝は
かつて何でも屋『いぬもり』の依頼を受けた時のこと
を思い出していた。
(……懐かしいなぁ)
密かに口元を柔らかくしながら、一閃達と共に、夏朝は楽園を後にしたのだった。
そして、帰宅後。
「ただいま……今日も良い子だった?」
自室でこっそり飼っている
おはぎ
に、夏朝は小声で挨拶した。
――さあ、ふわふわの愛猫に、今日の探検の話をしなくては。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月07日
参加申し込みの期限
2018年05月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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