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ねこのまつりでつかまえて
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やがてパレードが一巡りすると、つづいて中央広場で魔女裁判がはじまった。
無論本物ではない。むしろ寸劇という体をとった短いステージにすぎない。
法廷のセット。魔女とされた女性が、切々と無実を訴えている。よく見ればその女性は、
自称
寝子高のアイドル
剣崎 エレナ
である。いささか台詞回しは硬いものの、バレエで鍛えただけあって動きは流麗だ。踊るようにエレナは前に進み出ると、我が胸に手を当て切々と訴えかけた。
「私は魔女ではありませんわ! そのことをどうやって証明しろとおっしゃるのです!?」
すると脚光が、もうひとりの主役へと当たる。
「証明する必要はない。この法廷に引っ張り出された時点で、すでに『結論』は出ている」
と冷たく言い放つ裁判官役は、なぜか
桐島 義弘
だったりするのだ。(後に、教師間のジャンケンで負けたためと判明) 好きこのんでしている役ではなさそうだが、冷徹な彼の口調は裁判官役にうってつけだった。
「被告を有罪とする」
カーン、と義弘は槌を叩いた。
「ひいいい」
エレナは崩れ落ちる。とたんに死刑執行人役が数人、エレナに黒い覆いをかけその場から連れ出した。ややあって、エレナ風の髪型をした布製の人形が、執行人たちに運び込まれてくる。
広場の中央、うずたかく積んだ薪の上にエレナ人形が置かれた。
そして、着火。あらかじめ着火剤を仕込んでいたらしく、薪はごうと燃え上がる。
義弘はナレーション役も兼務しているようで、マイクを取って語り始めた。
「皆さん、これは過去にあった悲劇です。集団ヒステリーのような感情の暴走がこのように、多数の無実の人たちを死に追いやってきたのです。ですが、これは過去に限定された話ではありません。現代の社会にあっても、乏しい知識、間違った情報から人々が感情的に暴走し、少数者や弱者を弾劾し排除し、ときとして命を奪うことがあるのです。そのようなことがなくなることを心から願います」
おごそかに義弘が告げ終わると、さざ波のような拍手が場を満たした。
炎に近づく人も少なくない。単に火を眺める人もあるが、その多くは手に紙を持っているのだった。ボランティアスタッフが事前に配布したものだという。
「願い事を書いた紙を火にくべたら成就するんだってね……」
と言っているのは佐和崎紗月だ。
「紗月はなんて書いたの?」
初瀬川理緒も紙を手にしている。
「恥ずかしいよ……」
「なら見せっこしようよ。あたしのも出すから」
せーの、と理緒が号令し、紙を表にした。紗月もならった。
ふたりとも文面は同一だった。示し合わせたかのように。
『これからも紗月と一緒にいられるように』
『これからも理緒ちゃんと一緒にいられますように』
そう書いてあった。
ふたりは笑みを交わすと、そっと紙を赤い焔にくべたのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月09日
参加申し込みの期限
2018年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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