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ねこったー情報:南校舎一階
そんなこんなでパーティ結成後、初めての標的となるであろう人物と出会う。
「あれは……
雨寺 凛
さんですね!」
「ん?」
きららは凛に駆け寄った。
「私のこと知ってるの?」
「ええ存じております。ですが、わたくしはあなたのことがもっと知りたいのです。あなたの秘密を教えてくださらない?」
そう言われて、凛はその日の朝のことを思い出した。
もしかして、この人が他人の秘密を聞き出してる人かな。
それならば、と凛は朝に閃いた作戦を試して見ることにした。
「よーっし、じゃあ勝負しよう!」
真っ向からろっこんを受けて立つ気満々の凛だったが、勝負と聞いて飛鳥が止めに入る。
『ちょっと待って、勝負ってどんなの?』
「大丈夫だよ、危ないのじゃないから」
それならば、と飛鳥はその勝負の行方を見守ることにした。
「さあセンパイ、やれるもんならやってみて!」
四人に見守られながら、凛VSきららの勝負の火蓋は切って落とされた。
凛は自分の右耳に触れる。きららは凛の頬に触れる。
それからおよそ10秒。
「10!」
「にゃにゃにゃんにゃ~」
凛から発せられたのは、まるで本物のような猫の声であった。
「今のは、なんなんですの? あなたの秘密は?」
上手くいった。そう思って凛はにやりと微笑み、自分の左耳に触った。
「ふふ、私は間違いなく私のヒミツを喋ったよ。但し、『猫の声』でね!」
「どうなっているんですの?」
「秘密の代わりに教えてあげるね。私のろっこんは『自分の声の代わり』に私が聞いたことのある声や音が出せるんだー。だから、私の声を猫の声にしたって訳!」
凛はもう一度右耳を触って、再び猫の声を出す。
「にゃんにゃにゃーにゃにゃ(こんなふうにね)」
「まあ!」
「流石にセンパイでも猫語はわかんないよね? ろっこん同士の勝負だから文句無いでしょ?」
凛は自分の作戦が大成功したことに気を良くし、胸を張って勝ち誇った。
「これは、きららの負けかねえ?」
巴は不自然なほどに『きらら』を強調し、少し残念そうに言った。
しかし当の本人はあまりそのことは気にしていなかった。むしろ興奮して、凛を称賛した。
「すごいすごい! 素晴らしいです! こんなの初めてです! これは貴重なけいけんちになります!」
ちなみに今わたくしが言った『けいけんち』の『ち』は、『知識』の『知』です。
と、そんな文言も付け加えて。
「そんな反応されるとは思ってなかったけど……そんなに褒められるとちょっと嬉しいな」
「あなたはわたくしに猫語の知識をつけろと、そう教えてくださったわけですね!? ありがとうございます!!」
「え? えっと、そういうわけじゃなくて……」
予想だにしなかった、とんちんかんなことを言われ、凛は狼狽えた。
「きららさんは前向きなんだね!」
「随分と明後日の方を向いてるようですけどね」
信彦と千唐も、それぞれ思い思いの反応を見せる。
凛は気を取り直して、きららの説得にかかった。
「あのね、センパイ。秘密を知りたいって気持ちもわからなくはないけど、やっぱり隠してることを無理に聞き出すのは良くないよー。人には知られたくないことや隠したい事だってたくさんあるもの」
「まあ……そうなんですの?」
「そうなんだよ。それよりさ、センパイのろっこんはもっといいことに使えると思うんだ」
「いいこととは?」
「例えば……悪い人の企みを暴くとか、かな?」
「その悪い方が悪い方だと知るためには、まずその方のことを詳しく教えていただく必要がありますね!」
「ええと、うーん……それは確かにそうだけど……。とにかく! あんまり人を困らせちゃだめだよ。これからは気をつけてね」
「わかりました! これからは気をつけます!」
その言葉を最後に、一行はその場を後にした。
「ほんとにわかったのかなあ……?」
お察しだとは思うが、わかっていなかった。
「あの方は悪い方でしょうか?」
「さあねえ、本人に聞いてみたらどうだい?」
「わかりました!」
と、この後もこんな調子で次々と人の秘密を聞いていったのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月23日
参加申し込みの期限
2013年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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