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嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
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【秘子ちゃんのハイパーカプギア大戦N(3)】
ファミリー、クラウンギアを束ねるボスこと
源 竜世
は、語ります。
「マフィアは、『シマ』を守るんだぜ?」
ちゅどどどどん! 『
スターライトナイト
』を操り、プリティキトゥンをまとめてぶっ飛ばしながらに叫ぶのです。
「みんなが楽しく遊べる世界ならいいけど、そうじゃねえなら……オレたちは戦うぜ!」
シマとは無論、カプセルギアのこと。誰もがカプギアを自由に、強さや勝敗に関わらず好きなように、誰はばからず楽しむことができる……そんな当たり前の世を取り戻すべく、彼らマフィアはスーツに身を包み、体制に抗うのです!
……ちなみに何を隠そう、この『マフィア遊び』を始めたのはほかならぬ竜世と、それにリョータだったりしました。彼らのいわく『テレビで見た』そうですけれど、いったいどんな番組を見たんでしょうね?
いっぽう、そんな彼と友人たちになんだかんだで付き合ってあげているのが、
タイラ・トラントゥール
であります。
「ふん。まったく、なぜボクがお前の右腕など務めなければならないんだ」
なんて言いながらも、『
バルティーグル
』の右前足が風を切り裂き、精鋭カプギア軍団を蹴散らします。
タイラの役回りはと言いますと、ボスをかたわらで支える右腕役。それも従順な部下ではなくて、事あるごとに下剋上を狙うひと癖アリなナンバーツーだったりします。
「敵が集まってきたな。おーし! タイラ、あれやるぜ!」
「ほ、本当にやるのか? というか必要なのか? おい、竜世!?」
「あったりまえだろー!」
にかっ、とあまりにも良い笑顔を見ると、思わずタイラも流されてしまいまして。
竜世はずばっ! と手を掲げ、高々と名乗りを上げました。
「オレはクラウンギアの星の守護者、『リュウセー』!!」
「ボクはクラウンギアの、ち、地の守護者……『plat』、だ……」
顔を赤くして照れながらも、タイラもボスに続きます。
「ここはオレたちのシマだ。オレたちの遊び場だ! 強いも弱いもいっしょに楽しくできねえ、そんな国なら……オレたちがぶっつぶす!!」
ばばーん!!
通ずるところは、戦隊モノのド派手な名乗り。イメージはあんなカンジでしょう。敵も思わず攻撃の手を緩めて、お約束のように見入っておりました。
「へへ、決まったぜ!」
「くっ、ファミリーの方針とはいえ、なぜボクがこんな恥ずかしいことを……!」
「えー? カッコイイじゃん!」
platことタイラは、ついつい考えます。なぜこんなバカボスに付き合って、律儀に右腕など務めなければならないのか? ひとりで突っ走りがちなリュウセーのこと、放っておいたなら勝手に自滅してくれるかもしれません。そうしたらタイラがファミリーをそっくりいただいて、バカバカしい名乗りなど即刻廃止してやるのに。持ち前の知略を余すことなく発揮して、ファミリーを率いてやるのに。
そう、思うのですけれど。
「よしっ、バトル再開だ! 女王のところまで、一気に行くぜ!」
「おい、ちょっと待て竜世! 仲間はどうするんだ、良太や星志郎、歩夢や翔は……」
「ん? 大丈夫大丈夫! ぜってー負けねえから」
「なにを根拠に!」
ときおり、こちらを見つめるリュウセーの真っすぐな瞳に、はっとしてしまうのです。
「あいつらはぜってー負けねえ。あいつらはオレたちを信じて任せた。オレもあいつらを信じる!」
思わずその瞳に、吸い込まれそうになってしまうのです。
仲間たちの敗北など、ボスは一切心配していません。そんなことはあるはずがないと、彼は心から信じ切っているのです。
そして、そんな特に理由もない彼の自信を……彼の隣に今立っていることを、
(なぜ……嫌ではないんだろうな)
platはなぜだか、心地よく感じてしまうのでした。
「行くぜ、タイラ! 遅れるなよ……あ、そうだ」
「なんだ?」
「さっきお前、なんでオレの右腕なんてーって言ってたじゃん?」
恥ずかしげもなく口にする彼の言葉に戸惑いながらも、どこか受け入れてしまうのでした。
「お前じゃねえとダメだからだよ!」
「なっ……!?」
言うだけ言って、リュウセーはスターライトナイトを突撃させると、炎を帯びた爪を一閃! 敵を薙ぎ払います。platも慌ててバルティーグルを動かし、爪を振るいました。
なぜ? どうしてなのでしょうか。
彼といるとこんなにも胸が躍るのは、なぜなのでしょうか?
リュウセーとplatが女王の宮殿へ無策にも突撃することができたのは、もちろんリョータにCello、アユム、それに早鳴も……彼のファミリーである仲間たちが予定どおりに女王の精鋭カプギア軍の大多数を引き付け、宮殿の守りを薄くすることに成功していたからです。
もちろんキリコにWittmann、みつえことミーツェの革命軍が真正面からぶつかりあい、戦力を削いでくれたことも大きかったことでしょう。
そしてここにもひとり、孤独なバトルを続ける少年の姿がありました。
「……空の守護者。『SHO』」
目深にかぶった帽子のつばをくいと下げて、彼はそっけなく告げました。
「今こそ革命の時だ……羽ばたけ、リット! 奴らが支配する鎖を断ち切り、解き放て!!」
『
セイクビリット
』が鳳凰の翼をひと打ち。風をまとい駆け抜けて鉤爪で引き裂き、強烈なキックの追い打ち!
鳳城 翔
はもともと、一匹狼でした。誰とも組むつもりはなく、気高く孤高のギアマスター……それが彼、SHOだったのです。
けれどボスと出会った時、彼はそのポリシーを惜しげもなく捨てました。それだけの価値がある男だと思えたからです。惚れ込んだ、と言ってしまってもいいでしょう。
「ボスはひたすらに女王を目指せばいい。そのための道は、俺が作る……ッ!」
スマホを鋭くスワイプすると、リットは翼を翻し、竜巻を巻き起こします。プリティキトゥンが何体も巻き上げられては地面に激突し、動かなくなっていきます。
ファミリーはSHOにとって居心地の良い場所となりました。けれど相変わらず、彼は単独行動を好みました。仲間たちやボスも、そんな彼をとがめることはありません。ひとえに彼らは、互いに信頼によって結ばれているからです。離れていても、SHOはそれを感じることができました。仲間たちも同様、彼の存在を背中に感じ取っていることでしょう。
孤高でありながらも、SHOはもう、孤独ではありませんでした。
「……後ろ、ガラ空きだよ。SHO」
とはいえ、彼にも並び立つ仲間がいないではありません。ビームが鋭く走り抜けて、セイクビリットの背後から迫るプリティキトゥンを貫きます。
「別に油断したわけじゃない……『MAKIYUKI』」
「へえ?」
牧 雪人
のいつもの無表情へ、翔は操縦の手は止めないままに、
「アンタを信じてるだけだ」
「……あ、そ」
返答はそっけなく。ついと肩をすくめて、そうすることが当たり前のように、ふたりは物言わず背中合わせ。
何度か共闘するうち、SHOにもこの不愛想な少年のことが分かってきたのかもしれません。
「そろそろボスが宮殿へ乗り込んだ頃だ。決着が着くまで、俺はここで敵を押し留める!」
「女王ね。僕はキョーミないけど、ま、付き合わなくもナイよ。これも訓練だと思えばさ」
相変わらず素直じゃないやつだ。SHOはかすかに笑みを浮かべて、スマホの画面をなぞります。
リットの竜巻で舞い上がったプリティキトゥンを、『ボナパルト2』の放つビームが次々に貫きました。
やがて女王のもとへとたどりついたのは、革命軍の旗印、キリコ。クラウンギアのリュウセーとタイラ。ギアマスターデビューして間もないアカリと、謎のこぐま。
並び立つ彼らの側に立ちながら、月詠ことカラスが言いました。
「さて、役者は揃ったというところかな? そろそろ見ているばかりも飽きただろう。遊ばないか? 秘子……いや、女王」
彼らの視線の先には、ディストピアの支配者。精鋭カプギア軍団に守られた、女王・秘子の姿がありました。
キリコを筆頭に、彼らが口々に叫びます。
「女王! ウチらが勝ったら、これからは仲良くカプギアするって約束するッス!」
「オレたちのシマで好き勝手はさせねえ、オトシマエつけてもらおうか?」
「勝ってシマの平和を取り戻す、か。ボクも感化されたものだ……だが、悪くない」
「よく、わかんねーけど……胡乱路先輩! 俺、先輩を止めますから……!」
「……ん・ふ・ふ!」
緩慢な動作で、女王は立ち上がります。
「ここまでたどりついたあなたたちに敬意を表して、この女王自らが相手をして差し上げましょう……敵のボスってこんな感じでしょうか、んふふっ」
「秘子。演技、演技」
「あら! いけませんね、つい」
ツッコミにぺろりと舌を出してから、わざとらしいせき払いをひとつ。ドレスの長いスカートをふわりと翻し、秘子は芝居がかって言いました。
「カプギアの女王の力、存分にお見せいたしましょう。さあ、歌いなさい……わたくしのカプセルギア、『シークレット・ミストレス』!」
すべてのギアマスターたちの命運をかけた戦いが、今ここに始まるのです。いざ、決戦!
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
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