this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
35
つぎへ >>
【星の図書館】
図書館。ああ、図書館! なんて魅惑の響きでしょう。
「素晴らしいね。こんな本は見たことがないよ」
寝子島高校で司書教諭を務める
早川 珪
先生が、少しばかりうきうきと浮かれてしまっても、無理はないというものです。
なにしろここは、
星幽塔のとある階層にある図書館
です。学校の図書室にはないあんな本、こんな本が書架に満載でして、愛書家には実にたまらない空間なのでした。
「これも、この本も。ああ、この本も……すごいね。綾辻さんはどうだい? 面白い本は見つかったかい」
「えっ?」
ついつい楽しそうなその横顔に見とれてしまっていた
綾辻 綾花
は、ぽっと赤く灯った顔を、吊り下げられている星型のランプの明かりに隠しました。
「あの。お仕事に夢中で……」
「おっと、そうだったね。僕としたことが、ついついのめり込んでしまったよ」
そう。珪先生も綾花も、本日はこの不思議な図書館にて、司書を務めているのです。
綾花は背伸びをして、ぼんやりとやわらかい黄色に輝く星のランプを、室内で幹を伸ばしているこれまた不思議な樹の枝にくくりつけました。
「これでよし、と」
ランプは星の力を込めることで、さまざまに色を変えることができました。青、赤、緑……近くの書架に収められている本の系統に従って、綾花は色をコーディネートしていきます。
全てのランプの色を整えたところで、ほうっとひと息。綾花はあたりを見回します。綾花にとって馴染み深い図書館という空間でありながら、そこには見たこともない光景が広がっておりまして、本好きな彼女の胸はわくわくとして高鳴ってしまうのでした。
壁は全て書架であり、数え切れないほど無数の本が収められています。なかには収まり切らず、書架の外へ積まれている本たちも……これがなんとも奇妙で、まるで巨人のために作られたような、立てれば大人の身の丈を越えるほどに巨大な本なのです。そんなものが何冊も無造作に床へ積まれていて、幾人も見える利用客のひとりなどは、ベンチ代わりに腰かけていたりもします。
本自体にも不思議なものがあって、ある利用客などはページの合間からお化けのようなナニカを呼び出してしまい、元に戻すのに四苦八苦!
そんな賑やかな時間を、ひとしきり体験した後に。
「綾辻さん、そろそろ休憩にしないかい? メイドさんがお茶を淹れてくれたよ。好きな本を持って、向こうのテーブルに行こう」
「っ、あ、はい!」
いつの間にやら、てきぱきと本の整理を済ませていた珪先生がすぐ後ろにいて、綾花は心臓が飛び出しそうになってしまいました。
頭上にそびえる書架を眺めて、つま先立ちで目をつけていた一冊を取り出そうとしたら、
「この本かい?」
「はいっ。ありがとうございます」
肩越しに珪先生の腕が伸びて、難なく本を取ってくれました。そんななにげない仕草、心配りのひとつひとつに、綾花はどきりとしてしまいます。
ああ、図書館。こんな素敵な空間に、好きな人といっしょにいるだなんて……綾花の瞳は、感激に輝いておりました。
たっぷり休憩と読書を楽しんだのち、もう少し星のランプを追加したいから、と珪先生は席を立ちました。
綾花ももちろん、お手伝い。巨大な本の階段を上って、不思議な樹の枝へそうっと、星のランプをくくりつけていきます。
「っ、きゃ……」
「! 綾辻さん、危ないっ」
不思議な図書館がもたらした、それは素敵な、ほんの一瞬のできごと。
バランスを崩した綾花の腰を、珪先生が力強く受け止めてくれました。ぐいと抱き寄せてくれました。
近づく頬と頬。触れ合いそうなほどの距離、お互いの体温さえも感じられてしまいそうなほどの……。
「大丈夫かい、綾辻さん……っと、ごめん」
「あッ……い、いいんです。もう少し、このまま……このままで……」
これもひと時の夢ならば。そう思ったら、綾花もちょっぴり大胆になることができました。
ふたりは飽きることなく、しばし互いの瞳を見つめました。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
35
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!