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嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
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【サンマさん&マンボウくんのゆるゆるお魚パラダイス(1)】
ぷくぷく。こぽこぽ。
思っていたよりも全然、暗くもなければ寒くもありません。海のなかはあたたかく、そして明るく彼らを出迎えてくれました。
「さぁ~、ぼくたちの故郷にれっつごぉ~!」
「遅れるんじゃあないぜ~?」
サンマさん
と
マンボウくん
がぷくぷくぷくと泳いでいくのに続いて、彼らも海中深くへと潜っていきます。
「いやぁ……雑なウソでも、案外なんとかなるもんだなぁ」
足を動かしてサンマさんのバタ足を追う
万条 幸次
は、苦笑いを浮かべつつ言いました。
本日彼は、いつものように道ばたの猫など撮影して歩こうと、カメラ片手に家を出た……はずだったのですけれど、なぜだか寝子島観光大使のおふたりに連れられ海中遊泳へと出かけることになりました。慌ててついたウソは、『このハンディカメラ、防水はもちろんありとあらゆる衝撃にも耐え抜いてどこでも普段通り使える超適応モデルなんだ! あ、あと俺も、このカメラと同じく超適応型なんだ!』。
「なんだろう、超適応型人間って」
自分で発した言葉に首をひねりつつ、それでもこうして水のなかにありながら、呼吸に困ることはありません。そもそも泳げないはずだったのに、あっちにもこっちにもすいすい、自由自在に泳ぐことができました。この分なら、水圧でぺしゃんこにされてしまうこともないでしょう。
「まぁ、せっかくだし楽しむかな」
最初はちょっぴり不安もありましたけれど、一度割り切ってしまえば、わくわくしてしまいます。
なにしろ今日は、サンマさんとマンボウくんの故郷……深い深い海の底にあるという、お魚のパラダイスへ連れて行ってもらえるというのですから!
彼らの周囲には、小魚たちがぴちぴちゆらゆら。まるで、遊んであそんで~! なんて言っているかのよう。ほかにも、見回せば目に付くところにはとにかくお魚たちが楽しそうに泳いでいて、遠くにはなんだか巨大な魚影も見えました。
幸次はいっしょに泳いでいる面々へと、何の変哲もないハンディカメラのフリをした超適応型カメラを構えて、
「はい、カメラこっちだよぉ。楽しんでますか~?」
「わぁい、楽しんでるよぉ~!」
曖浜 瑠樹
のにっこり笑顔をパシャリ。早くもベストショットをゲットです。
瑠樹の下半身はお魚のしっぽのようになって、まるで人魚のよう。これももちろんウソのたまものでして、実に楽しそうにあちこち泳ぎ回っております。
「へへへ~、
ラピちゃん
と
ラズちゃん
も写してあげてねぇ」
いつもいっしょのぬいぐるみと、愛用のカプセルギアですけれど、これがまた本日はウソが威力を発揮して、
「ほらほら、よそ見してると置いていかれちゃうわよ?」
「さあ、行きましょう瑠樹。サンマさんたちが待っているわ」
「うん~!」
なんと、ひとりでに動いてしゃべっております。どちらも大人しく温厚で、瑠樹にとっては大切なお友だちなのでした。
そのお隣をこれまたすいすい泳ぐのは、
真境名 アリサ
です。『海のなかでも呼吸できる!』とウソをついて、たまのお休みを満喫しております。
「んーっ! こんな経験、なかなかできないものね。今日はせいぜいリフレッシュさせてもらうとしましょうか……」
「ちょいとあんた。若いお嬢ちゃんが、その格好は刺激的すぎやしないかねぇ?」
「ん?」
振り返ると、ふよふよふよ。なんだかおばあちゃんのような物言いは、一匹の白猫でした。お名前は
まちか
、これまた瑠樹のお家の飼い猫でして、御年13歳。本日はどうやら、瑠樹のお目付け役のようであります。
「あんた美人だしスタイルもいいし、瑠樹には目の毒だねぇ」
「そうかしら? まぁいつの間にか着てたから、これ以外ないんだけどね……」
「まちか~、アリサおねえさ~ん! あっちに綺麗なお魚さんがいるよぉ、見に行こぉ~!」
にっこり笑顔でぶんぶん手を振る瑠樹には、セクシーなアリサの水着より、海中のあれやこれやのほうが興味を惹かれるようです。アリサは白猫のまちかと顔を見合わせて、思わずくすり。噴き出してしまいました。
いっぽう、こちらはマイペースにゆるりと泳いでおります、
ヒュー・ヒューバート
と
城山 水樹
のカップルです。もちろん、『海のなかでも地上と変わりなく呼吸できる。水着も着てる』とのウソで、そろそろ水深も深まってきたところながら、ちょっと変わったデートを楽しんでいる風情です。
「夏には少し早いけどね」
「いいんじゃない? あなたとふたりならどこだって、なんだって構わないわ」
「僕もさ」
アツアツの恋人たちの熱気で、まるで海水まで沸騰してしまいそう……というのは、カメラを構えて泳ぐ幸次の感想であります。
「おふたりさん、写真どうですか~? はい、チーズ!」
水樹はヒューに腕を絡めて、ヒューは少々照れくさそうにしつつ、パシャリと写真に収まります。
幸次がほかの面々を撮りにいってしまうと、水樹とヒューはひとつ、ついばむような軽いキスをかわして、
「お互い忙しい身だものね。今日くらいはゆっくり、楽しみましょ?」
「うん、そうしよう」
もちろんふたりなら、どこだって幸せです。指を絡めてゆっくり、ゆったりと泳ぎます。
やがて視線の向こうに、ぼんやりとした明かりが見えてきました。
「おっ! お迎えが来てくれたみたいだぜぇ~?」
サンマさんが振り返って、びしりとサムズアップ。
瑠樹は目をまん丸くして、ラピちゃんラズちゃんも明るい声を上げました。
「わぁ、見て! サンマの群れよ!」
「光を反射して、とっても幻想的ね」
「うん~! サンマさんのお友だちかねぇ?」
サンマの群れはそれ自体が一匹の生き物であるかのように、時には大胆に、時には繊細に動いて、彼らを歓迎してくれているみたいです。海面から薄く差し込む太陽の光を照り返して、まるで夜のイルミネーションのよう。
本業はカメラマンのヒューは少々悔しそうに、
「ああ。カメラを持って来れば良かったな……」
「ふふ、仕事は忘れて楽しもうって言ったばかりなのに」
「大丈夫、俺がバッチリ撮っておきますから」
恋人の言葉に水樹はくすりと笑い、幸次はハンディカメラでサンマたちをバックにみんなを撮影します。
アリサはすいっと前へ出て、マンボウくんのヒレを優しくつかむと、
「ふたりの故郷まで、もう少しかしら?」
「うん~! 着いたら、ボクの家族も紹介しちゃうよぉ~」
「あら、楽しみね♪」
サンマの群れがネオンサインの矢印みたいにぱかぱか瞬いて、彼らを導いてくれました。
さあ、いよいよお魚パラダイスへ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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