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●3日
お昼過ぎ、
倉前 七瀬
がぶらぶらというかふわふわ街を散策していると、前から人目を惹く人物が歩いてきた。
金髪碧眼。形の良い唇にどこか楽しそうな笑みを浮かべているその人物が誰か、七瀬はすぐに気が付く。敬愛する彼に七瀬は声をかけた。
「おや、先生。奇遇ですねぇ」
ウォルター・B
の白い歯が覗いた。
「やあ、倉前」
ウォルターは七瀬の担任だ。天才肌で飾らない人柄の彼を、七瀬は好ましく思っていた。
「先生はお買い物ですか?」
「うん、せっかく休みに入るからねぇ。まあ、もうアラフォーってやつになるらしいから、のんびりと過ごそうかなぁ」
「アラフォー?」
青年のようなウォルターに似つかわしくない言葉に、七瀬は思わず首を傾げる。ウォルターは悪戯っぽく笑った。
「僕今日で35歳なんだよ」
「―――えっ?!」
いつもは眠そうな七瀬の綺麗な翠の目が見開かれた。
いや、ウォルターがアラフォーということに驚いたのではない(そうは見えないなとは思ったが)。『今日で』という事に驚いたのだ。
(先生って今日が誕生日ですか?!?)
「先生、今お時間ありますか。ちょ、ちょっとここで待っといてくれると嬉しいんですけど」
「え? 別に構わないけど……どうしたんだい?」
いつもは冷静沈着というか泰然自若な七瀬が慌てている様子に、ウォルターは訝しげに目を細める。しかし七瀬はそれにも気付かずかしかしと頭を掻いた。
「いや、お待たせするいうのも申し訳なかですね……あの喫茶店で少しお茶でもしててもらえんですか? 僕奢りますんで」
七瀬が指した先は、雰囲気のよさそうな喫茶店。ウォルターはきょとんと七瀬を見たが、あははと笑って頷いた。
「何だか分からないけど、了解。倉前は後から来るのぉ?」
「はい、必ず。すぐに戻りますので!!」
ウォルターは頭を下げる七瀬に手を挙げ、喫茶店に向かう。その背中が小さくなると、七瀬は猛然と走り出した。
「お、お待たせしました……」
しばらくして。喫茶店のオープンスペースで優雅にコーヒーを飲んでいたウォルターの元に、七瀬が息を切らしながら戻ってくる。いつもマイペースを貫く七瀬の珍しい姿に、ウォルターは笑いを含みながらも心配そうに言った。
「大丈夫かい? そんな急がなくても良かったのに」
「いえ、それは申し訳なかです」
何とか息を整えながら、七瀬はウォルターの前に座る。そしてラッピングされた包みを差し出した。
「お誕生、おめでとうございます」
今度はウォルターが驚く番だ。彼の鮮やかな青い瞳が大きくなった。
「え?」
「すみません、急いで買ってきたので……先生のお気に召すかわからんのですが……」
「いや、それは全然構わないよ。驚いたなぁ、ありがとう」
恐縮している七瀬に首を振り、ウォルターは笑顔で包みを受け取る。そして彼は丁寧に包装を解いた。
「本……にしては小さいな。ああ、小物入れかぁ!」
ウォルターは
本を模したアンティーク調の小型の缶ケース
を取り出す。それを掌に載せたウォルターが、ん? と首を捻った。
「あれ、このサイズ……」
「えーとですね、実はこれ以前から先生にと目をつけてたんです。チョーク入れるのにいいかと思いまして……」
七瀬の説明にウォルターが吹き出した。
「あっはっは! 君、そんなに魔弾の餌食になりたいのかい!」
「そ、そういう訳じゃなかですけど……!」
七瀬が思わず自分の額を両手で押さえる。ウォルターは楽しそうに自分の手をそこに重ねた。
「ありがと、倉前。……今年もビシバシいくからねぇ」
言葉とは裏腹に、その青い瞳には優しい色。七瀬の頬がほんのり桜色に染まった。
「―――はい!」
金髪碧眼の男性と色素の薄い儚げな美少年が一緒にいれば、いやでも目に付く。
いつの間にか彼らの周囲は女性客ばかりになってしまったのにも気が付かず、2人は楽しく談笑するのだった。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月15日
参加申し込みの期限
2018年03月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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