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【中間テスト】息抜きは用法用量を守って
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「ここが分からないんだ~」
茉莉が準備を終えたと見るや、雅人は文法問題を指差して彼女に見せる。茉莉はその部分に目を通すと、口を開いた。
「英語は文法も大事だけど……」
茉莉はここまで言うと、顔を上げて雅人を見る。
「単語を覚えているなら、リーディングは斜め読みでなんとなくの内容を読み取ることができるよ」
「そうなんだ!」
雅人は茉莉のアドバイスを聞くと、すぐに実行した。長文を、単語を掻い摘みながら読んでみる。問題を幾つか解いた後、また茉莉に問題を見せた。茉莉は頷くと、雅人の指差した解答に目を通す。
「ここはこういう事かな~?」
「うん……そんな感じ」
雅人はまたペンを動かした。少しの間があって、おお、という声が雅人の口から上がる。
――一人でやってる時よりすらすら解ける!
感激する雅人のキラキラと輝く目を見て、茉莉は嬉しくなった。雅人は彼女に無邪気な笑顔を向ける。
「跡野さん、教えるのすっごい上手だね~!」
「そうかな……」
「うんうん、上手上手!」
茉莉は変わらず無表情だったが、纏う雰囲気がほんわかしていた。雅人は茉莉の勉強も手伝いたいと、こう訊いた。
「跡野さんは、困ってるところある?」
「私はこれ……暗記が苦手なんだ。実体験みたいにリアリティがなくて」
茉莉はぱらぱらと歴史の参考書を開いて言う。
「とくに年号は数字の羅列がなかなか覚えられなくって……」
「それならいい方法があるよ!」
茉莉の言葉に、ぴこんと雅人のアホ毛が立った!
「それはね、語呂合わせ! なくよウグイス平安京とか、いいくにつくろう鎌倉幕府とか~」
「……面白いね」
「だよね? 語呂自体に意味はないけど、リズムが良いから歌の歌詞を覚える感覚で覚えれちゃうよ!」
雅人は茉莉の持つ参考書を見ながら、ひとつひとつ指差して語呂合わせを言っていく。
「例えば、この年に起こった出来事は~……」
雅人のいうことを、茉莉はしっかりと聞き、メモした。いつもよりずっと捗ってるような気がして、こう思う。
――千鳥君が教えてくれると、何倍も覚えられる気がする。
対して、真剣に聞く茉莉の様子を見て、ふふっ、と雅人は笑った。
――手助けになってればいいなぁ。
そう思いながら、次は茉莉がちゃんと語呂を覚えたかどうか、確認する。それが終わると、茉莉も雅人が英単語を覚えているかどうか確認した。忘れている所はもう一度一緒に覚えて、そうやって二人で苦手科目を教え合う。そうした午後の時間は、ゆったりと流れていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月12日
参加申し込みの期限
2018年03月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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