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【中間テスト】息抜きは用法用量を守って
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◆恋する乙女の放課後
放課後の廊下を、
御巫 時子
は急いでいた。廊下には試験期間ということで、いつもよりも家路を急ぐ生徒が多い。カバンを抱えて息を切らしながら、時子は理科室の戸を開ける。理科室では、
五十嵐 尚輝
がビーカーに向かっていた。放課後なだけあって、理科室にいるのは尚輝だけだ。時子は呼吸を整えると、尚輝の実験が終わるのを待った。
「尚輝先生、教えて頂きたいところがあるのですが……」
尚輝が実験を終わらせたタイミングを見計らい、時子は口を開く。尚輝はゆったりとした動作で振り向くと、自分の後ろに立つ時子に気付いた。
「どうしましたか」
「この質量の問題ですけど……」
時子はカバンからノートを取り出すと、問題の解答を書いた箇所を開き、詰まった問題を指差す。その部分は既に習っていたところだったが、時子はどうしても心配だった。尚輝はノートの字を目で追うと、口頭で解き方を教える。時子は熱心にそれを聞き、ノートにメモ書きを書き加える。
――尚輝先生と過ごす時間が増えたからか、化学の成績が上がったような?
時子の頭にこんな考えが浮かんだ。実際、実験に参加させてもらったり、分からない時はすぐ訊いて教えてもらっている。成績の為に理科室に来ているわけではなかったが、結果的にそうなったのは嬉しい。でもやっぱり、時子にとっては尚輝のそばにいて、何気ない話をするという時間そのものを尊く思った。
「……あの、大丈夫ですか」
尚輝の言葉に、時子ははっと我に返る。
――ふふっ、集中しないといけませんね。
くすっと笑った時子を、尚輝は不思議そうに見ながら、解法の続きを言った。時子は目の前にいる、好きな人の横顔をじっと見ながら、教科書を開く。熱心な尚輝に見惚れて、時子は時々ぼうっとした。切れた集中を戻すべく、コーヒーを淹れて休憩すると、時子はこう訊く。
「先生は、どうやって勉強していましたか」
「僕ですか……別に、大したことはしてませんが……」
時子は尚輝の勉強法を、興味深そうに、またある時はほっこりしながら聞いた。コーヒーを飲み終えると、また勉強を再開する。
「先生、有難うございました……」
「いえ、テスト……頑張ってください」
放課後のレッスンが終わると、時子は丁寧にお礼を伝え、微笑む。そうしていると、夜も更けそうだった。時子は尚輝に促され、名残惜しそうに理科室を出る。時子は下駄箱から靴を取り出しながら、次は勉強だとかのためではなく、単純に。お話をしに来ようと、そう考えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月12日
参加申し込みの期限
2018年03月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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