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奪われた魂、立ちはだかるは亡者 ~Fifth・girl~
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ティオレ・ユリウェイス
。彼女は盗賊という技能を生かし、ダストの元を目指す後発部隊の斥候を買って出ていた。
瓦礫に埋もれた廃墟を進みながらティオレは壁に背を付けると気配を探る。
曲がり角の先に気配を感じ、音を殺して近づいた。するとそこにいたのはゆらゆら揺れるミイラであった。
短刀を逆手に持つとティオレはミイラの背後からその首を一太刀で掻き切った。声を出す間もなく、ミイラはその場に倒れる。
「ふぅ、ここまでだいぶ排除してきたけど……意外と数が少ないものね、待ち伏せらしい待ち伏せもないし」
彼女は盗賊という稼業にはエキスパートともいえる能力を持っていた。だがそれは盗み出す、隠れるといった事に特化しているという事。
廃墟に隠れた魔物を探知する、という点に関しては一般的なトレジャーハンターには劣る。
そう、彼女は気づかなかった。警戒し過ぎていたというのもあるだろう。歩みが遅く、ゆっくりとした彼女の動きは天井から近づいていた憑依型の魔物の絶好の餌食なのであった。
覆い被さる様に憑依型の魔物が彼女へ同化するとティオレはその場に膝をつく。
(な、これは……憑依、された……っ!?)
体は震え、顔は紅潮し……衣服の布を押し上げたそれは軽く服に影を作る。額からは汗が流れ、一瞬でも気を緩めれば流されそうな感覚が彼女を襲っていた。
(だ、だ、大丈夫。まだ、なんとか……)
そんな彼女の耳に可愛らしい少女の声が聞こえてくる。それはティオレが遅い為、様子を見に来たちーあであった。
呼吸を荒くしてちーあを見たティオレはその平らな胸に目を向けてしまう。
(透ける程の薄布……はぁ、はぁ……うっすら何か見える気がする……それに、ここには、誰も、いない……あぁ、ああぁっぁ、ああぁぁっ!)
ふらふらと近寄ってくるティオレの姿を見たちーあは大きく手を振って呼ぼうとしてからその手を口に当てた。
敵に見つからないように進むという事を忘れ去っていたようである。
「危ないですね、ついつい大声を出してしまう所だったのです」
「そう、ね……大声は、いけないわ」
ティオレはちーあをその場に押し倒すと首筋にキスをする。
そのまま手は彼女の体を何度も撫でるように這う。ちーあの開かせた足の間に自身の体を埋め、逃げられないように拘束した。
「んっ、ふっ、あぁっ……ティ、ティオレさん、な、何を……っ!?」
「大丈夫、大丈夫、すぐ済むから。うん、すぐ済むから」
「済むって……あぁぁ! 下着をなぜ脱がすのですかぁ! ダメですダメですうう!」
「可愛い、可愛いの、その顔をもっと見せて……いいわ、もっと私に……あっ、激しい……っ」
「何がなのですかぁ!? そんなとこ触っちゃ、だめなのです、そういうのはここじゃ、だめなのですっ! そういうのはもっと別の……ああぁぁぁっ!」
ちーあの叫びを最後に彼女の意識はぷっつんと完全に失われた。
どのくらいの時間が経っただろうか。
ティオレが意識を取り戻すと自分の身体の下で意識を失っているちーあを発見する。
声を掛けようとして彼女は今の状況を察した。
ひくひくと小刻みに痙攣しているちーあ、そして自分とちーあの下着はその辺に投げ捨てられていた。
何も履いていない自分とちーあ。そして、そこかしこにある湿った水の後。
(ああぁぁぁぁああ、私は何を!?!?)
下着を気づかれないようにちーあに履かせ、自らも履く。
そしてため息をつきながら彼女はあの憑依霊へ向け、嫌悪感たっぷりに呟いた。
「……全く、冗談じゃない」
ちーあとティオレが憑依霊に困らせられていた頃、別の場所でも似たようなことが起こっていた。
そこではイヴァに抱き着き、猫が喉を鳴らして甘えるようにすり寄っている
白 真白
の姿。
「さて、どうしましょう。まだ甘えるだけなのが救いですかね」
事は数分前に遡る。
イヴァと共に斥候の一人として真白は廃墟の幽霊やミイラを駆逐していた。
クリスタルぶれいどを振り抜き、真白は数体のミイラを纏めて斬り飛ばす。
そのまま彼らの体を足場に跳躍すると、空中でクリスタルぶれいどを銃モードに変形させエネルギー弾でふわふわと近づく幽霊を撃ち落とす。
「ふふ、はーっはっはっは! 敵なしとはこのことだねっ! どんどん、来てもいいんだよ! いいんだよぉっ!」
「真白さん、あまり調子乗ると危な……あ」
「……あ」
のけ反って高笑いを決め込んでいた真白に頭上から降ってきた憑依型の幽霊がすうっと入り込む。
かくんっと俯いた真白はすさまじい速度でイヴァに突進するとその豊満な胸にダイブした。
顔を谷間にうずめ、擦り付けるように顔を振る。
「あぁぁぁ、柔らかい、いい匂い……ふにぃー……うふふふ」
「わっ、ちょっと、真白さん、くすぐった……んっ」
そして散々すり寄り、甘え、現在の膝枕で猫の様に眠る真白の姿があるのであった。
可愛らしく寝息を立てすやすやと眠る真白は完全にイヴァに甘えていた。
優しくイヴァが真白の頭を撫でるとこれまた猫の様に体を丸め、満足そうな笑みを真白は浮かべている。
「敵も、もういませんし。後発部隊の本体が来るまでのんびりしてますかね」
「ふぃぃー……しあわせー……ふふふ……」
完全に猫化している真白はイヴァに撫でられながらすやすやと眠る。
それから十分後。
後発部隊がティオレとちーあと共に現れ、真白達を回収。
全員揃ってダストの元へと無事、向かったのであった。
なお、余談ではあるがティオレが妙にちーあに優しかったとか。
◆
平原最奥、ダストの待つ区画。
そこに後発部隊の面々は辿り着いていた。
途中、隠れていたミイラ達との遭遇したものの、
常闇 月
と
八神 修
の連携により苦なく片付ける事が出来た為、予定よりも早く辿り着くことができたのであった。
「いよいよだな……くぅ、武者震いがするぜ」
「この感じ……ダストは前と違って最初から本気でこっちを潰しに来るだろうな」
体を震わせる
風雲児 轟
……もといヒーロー・ストレイトに八神は警戒した方がいいと一言伝える。
轟は自身の拳と拳を突き合わせ気合十分といった感じで答えた。
「本気か、いいぜそういうの! 本気と本気のぶつかり合いって書いてマジのやり取りだ。燃えてくるぜ……!」
「その様子なら……はぁはぁ、難なく抜けてこれた様ね。まあ……やる気十分ってのは、いいこと、よ……ぐぅっ」
「イザナちゃん!?」
二人に声をかけたのは木陰に腰を下ろした傷だらけのイザナであった。既に戦闘は続けられない程に彼女は疲弊しており服の乾いた血の跡からも出血も多い事が見て取れた。
ちーあが駆け寄るとどこからともなく救急セットを取り出し、応急手当を始めた。
だがその手際は悪くもたもたしている。
「貸してくれ、俺がやろう」
八神はてきぱきと止血し消毒し包帯を巻いていく。
「ちーあの手当てとは雲泥の差よね」
「う、うるさいのですっ」
「一生懸命さは大事だ。助けたいって心の表れだからな」
「……それもそうね。ちーあにしてはよくやってくれたわ。ちーあにしては」
「むぅぅ……」
少しむくれるちーあの頭を軽く撫でながら八神は立ち上がる。
彼の視線は最奥にいると思われるダストの方を向いていた。
「これで応急手当は済んだ。後は俺達に任せて、イザナはここで休んでいてくれ」
「うん。そのつもり。どの道、手負いで付いていっても足手まといだから。大人しくしてるわ」
「後で迎えに来る。よし……みんな行こう!」
八神の声にその場の全員が頷いて答え、彼らはダストのいる場所へと足を踏み入れた。
そこは森の中の開けた広場であり、周囲を背の高い木々が囲んでいる。
そして進行方向最奥に巨大な瓶が設置してあり、どうやらその中に捕らえた魂を保管しているようだった。
瓶の前に備え付けられた優雅な椅子にダストは腰掛け笑っている。
「あははは、やっと来たんですかぁ……前菜の方々は随分と味気なかったのでェ……物足りなかったんですよォ?」
「前菜……っだと……あ、あれは!」
彼らの目の前には地面に倒れる人の姿があった。全員、衣服が乱れ素肌が露出してはいるが体にミイラ化しているような兆候は見受けられない。
まだ息がある、そう判断した八神は一瞬でやるべき事を頭の中で整理し即決で判断を下す。
彼は深刻な状況下での瞬時の判断の秒数差が結果に直結することを知っているからである。
「常闇と風……ストレイトはダストを頼む、他の皆は生存者の救出を最優先! いくぞっ!」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月13日
参加申し込みの期限
2018年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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