this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 外伝 『ミッドナイト・ダンサーズ』
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
13
つぎへ >>
「どうしたの?」
ふいに声がした。スピカが顔を上げると、赤みがかった茶髪の少女、
リタ・カルネイロ
がいた。巧は「うちの三男とあまりかわらんぐらいやね」と呟き、表情を曇らせる。
「お嬢ちゃん、大丈夫か? 他の子らも気になるんやけど、もうえらい時間……」
そう言って時計をみると……時計の針が止まっていた。それを見た真白とスピカも自分のスマホをチェックし、家を出た時間から全く動いていない事に気づく。
「これって、時間が止まっているってことなの?」
「……神魂の、せい?」
もれいびである真白とスピカは小声で、目配せしつつ考察する。リタは首をかしげて彼らを見つめていた。
「もしかして……、ギア、追いかけて来た?」
スピカの問いかけにリタはこくり、と頷く。スピカと真白は巧に「まかせて」と言うように笑うとリタに「一緒に見よう」と誘う。
「ヴァネッサ、とってもたのしそう」
「ヴァネッサって言うんだね。あのギア?」
ぴょんぴょん飛び回り、真白たちのギアと特訓する様子に、リタが微笑む。真白が蜘蛛脚のギアを見つけ問いかければ、リタが笑顔で頷く。
「みんなのギアもいい動きやな」
巧が静かに言えば、リタは不思議そうに巧を見上げる。大人がおもちゃで遊んでいると思うと面白く感じたのかもしれない。
「おじさまも、カプセルギアであそんでいるの?」
「せや。おいちゃんにも子供がおってな。その子たちと遊んどるんよ。他にも遊んどる大人の人もおるみたいやで」
身を屈め、怖がらせないよう勤めて穏やかに言う巧に、リタは「そうなんだね」と楽しげに頷く。
(わたしよりずっとおおきいおねえさんもいる。ちょっとうえのおにいさんもいる。カプセルギアは、いろんなひとがたのしんでいるのね)
リタはヴァネッサと共に、もっといろんな人やギアと遊びたいな、と思うのだった。
そんなわいわいとした中から少しはなれた所。そこに2体のギアがいた。エルとネオムだ。
最初は対戦するギアを見守っていたエルであったが、ネオムを声を見つけ声をかけたのが最初だった。
《御機嫌よう、ネオムさん》
ネオムはエルに気づき、ゆっくりと一礼する。
《やあ、エルミナータ。勇敢だったよ。あなたも、アイリスも》
《貴方とマスターの獅子奮迅たる様には負けますよ》
ネオムの感嘆交じりの挨拶に、エルは《あの子は強がりなだけですから》と首を振る。だがその仕草は、どことなく妹を心配する姉のようだろうか。
《置いて逝かれた故、でしょうか。何かにつけて私といたがる事が多い困った子です。でも彼女に似たか、私も最近は起動が待ち遠しくて。……だから、彼女の求めるように、騎士として妹として傍にいます》
それも、私の望みなのだから、とエルは静かに微笑む。
エルのマスターである逢莉は、幼い頃に両親を事故で失っている。それもあってか、エルは彼女をより大切にしているのかもしれない。
ネオムはどこか暖かい気持ちになりながら、頷いていた。
《貴方がたは、よい関係だね》
ネオムが穏やかな声でそういえば、エルは嬉しくて表情が揺るむような気がした。
(まぁ、本当は姉のような心地ですが、それは秘密です)
内心で苦笑しつつも、《貴方は如何ですか?》と問いかける。と、ネオムは賑やかな周りの様子を見渡し……少し困ったような声色を放つ。
《この話は、あなた以外は誰にも聞かれたくない。小声で、不自然に見えない様ワルツでも踊りながら……どうかな?》
ネオムが小首をかしげながら手を伸ばせば、エルはふふ、と可愛らしい笑みを浮かべ淑女の礼をとる。
《喜んでお受けします。どうか思うようにお話ください》
ネオムは礼を述べエルをエスコートする。月光に照らされる中、2人は喧騒から少し離れて踊れそうな場所へと向かうのだった。
「素敵なギアだね、エルさん」
「うん。寂しい気持ちもわかってくれる、大切な妹ですっ」
的子の言葉に、嬉しそうに顔を綻ばせる逢莉。エルの本心には気づいていないようだ。
最初のうちは「わたくしたちに秘密とは……。他人行儀です」と少ししょんぼりした気持ちと何を話すのだろう、という好奇心があった逢莉だが、2体の会話にちょっと胸がぽかぽかしていた。
(ネオムは、小声だったから聞けなかったけど……)
的子にはなんとなく心当たりがあった。だが、それを口にせずネオムとエルの動向を見守る。
「移動したみたい。私達も行こう?」
「はいっ」
ネオムとエルの行き先を見定めた的子は逢莉に手を差し出し、彼女もその手を取って共に行くのだった。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 外伝 『ミッドナイト・ダンサーズ』
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月13日
参加申し込みの期限
2018年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!