this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 外伝 『ミッドナイト・ダンサーズ』
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
Diablo Azulからの言葉に、蒼は自然と笑顔になっていた。最初は隠れてみていようと思っていたが、こうして話せるのもちょっとうれしい。
《そういえば、あっちでは自分達で修理してる子たちがいたですね》
「あ、ほんとだ」
セラフの言葉に蒼が頷く。ぼろぼろのギアたちが自分達で色を塗りなおしたり、壊れた部分を修理しあったりする姿は、とても興味深い。
《手伝えませんかね?》
「行ってみようか」
Diablo Azulと蒼はそのギアたちの方へ向かい、「俺も手伝うか」と拓磨がトリプルスリーと共に彼女の後を追う。
その2体をみおくるブルズとラズちゃん、セラフ(そしてマスターたち)。
《さて、今度はわたしも練習するのです。どこかに相手は……》
セラフがそう言って練習相手を探していると、やってきたのは蜘蛛足が特徴的なギア。
リタ・カルネイロ
の相棒、ヴァネッサである。共にやってきたのは鋏が気になるトライアルβ(
スピカ・フォーツ
のギア)四つの足が印象に残るネージュ(
白 真白
のギア)。
「? ヴァネッサ、どうしたのかしら?」
リタが草むらから転がるように出、真白とスピカも姿を現す。と、真白はセラフたちを見て頷いた。
「なるほど、3対3で練習試合がしたいのかな?」
「チーム戦、ちょっと見たいかも……」
真白とスピカが興味深そうにギアたちの動向を見守る。と、ラズちゃんがブルズとセラフに《どうする?》と聞いていた。
「ギアどうしでチーム戦、見ていて楽しいんやけど」
「おれも気になるなぁ。さっき2対2でやっていたけど3対3だとまた戦法とかかわりそうだし」
まことと瑠樹が頷き合っていると、キリエが大きく頷く。
「私達はセラフたちの意志をそんちょーするですよ」
キリエの言葉をうけ、セラフは《では、お願いするです》とネージュたちに一礼した。
「ふー、それにしてもエキサイトしてたなー。ねぇ、ゴージャス観音はバトルしないの?」
タイラたちはもう大丈夫だろう、と思い樹はふと、ゴージャス観音に問いかける。と、ゴージャス観音は《どうしようかの》と小さく笑った気がした。
《もしよければ、一戦どうだい?》
そう言ったのは月詠のミミックだ。どうやら、イサリビ丸とスターライトナイトの練習試合を見ているうちに身体が疼いてきたらしい。
《わらわでよければ》
「神前試合の第三試合といった所かな? じゃあ、誰か審判を……」
月詠がそういうと、ぴょこん、と牛の姿をしたギアと
牛瀬 巧
が姿を現した。先ほどまで自分が担任を勤めるクラスの生徒と、小さな少女と話していたのだが、周囲の様子を見て回っていたのだ。
「ほな、わしでよければしよう。蹄壱号もええな?」
《ええで、旦那はん》
彼らの言葉に、樹はにっ、と笑う。傍らのゴージャス観音もふわり、と浮いて臨戦態勢だ。ミミックが楽しげにはねる。
「それじゃ、はじめようか」
月詠は巧へ礼を述べると、キャスケット帽をかぶりなおした。樹も楽しげに口元を緩ませ、瞳をキラキラと輝かせる。
「よろしくね♪ いくよ、ゴージャス観音!」
喧騒から少し離れた場所。ネオムとエルは月を仰ぎながら話していた。
《それにしても、己の意思で歩ける、喋れるというのは異聞奇譚もかくやなことですね》
《あぁ。本当に不思議な夜だね》
普段は出している舌をしまい、紳士的な口調で頷くネオム。その様子を見ながらエルは小さく微笑んだ。ネオムは優雅に礼をし、恭しくエルに手を伸ばした。エルがこくりと頷きその手をとれば、ダンスは始まる。
《上手いのね》
《マトコと見た映画で覚えた。覚えは、いい方なのでね》
エルが僅かに感嘆を滲ませて言えば、ネオムは穏やかに言う。だが声は僅かに震えていた。彼が人間であったならば、顔が赤くなっていたのかもしれないし、鼓動が高鳴っていたかもしれない。
《私は、マトコを、愛している》
ややあって、ネオムはそっと、己の感情を改めて実感しながら呟いた。エルが頷いて言葉を促せば、ネオムの感情は月光に毀れ出る。
《この事はマトコも既に知っているよ。彼女は、私の心からも魂からも目を逸らさず、正面から、真っ直ぐに受け止めているんだ》
彼の脳裏に浮かぶのは、マスターである的子の様々な表情。その中でも、自分を見つめる淡い水色の眼。
ネオムは重ねて言う。
――だから、私は狂えない。
――彼女とは、相棒でいるつもりだ。これからも。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 外伝 『ミッドナイト・ダンサーズ』
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月13日
参加申し込みの期限
2018年04月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!