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月下の雫
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「僕は『月下の雫』のほうをいただくけれど、
お嬢さんと朱蘭ちゃんは未成年だからね。
『月花の雫』の方で我慢するんだよ」
大人らしくそう諭した白露だが、朱蘭はならばと腕まくりをして
手元に自分のお猪口と冴来のお猪口を引き寄せた。
「それじゃつまんねえだろ。よ~し、みてろよ」
すっかり白露とも打ち解けた朱蘭は、気合の入った言葉とともに
手にしたお猪口に十字を描くように指を這わせた。
「それ、なんのおまじないだい?」
「まあまあいいからいいから!」
そういって、朱蘭に半ば押し切られる形で
白露と冴来もお猪口を手にした。
「では、白露さんと朱蘭の出会いに……」
かんぱーい、と冴来の音頭で三人はかちりと音を立てて
『月下の雫』『月花の雫』試飲会を開始した。
「……それで白露さん、前にかぐや姫にあった時もこんな風に宴会をしてね」
「あ~、なっつかしいな~。あの宴会も楽しかったよな」
「朱蘭ったら、相変わらず宴会が大好きね」
くすくすと笑い合う冴来と朱蘭の思い出話にうんうんと相槌を打ちながら、
白露はだんだんとふたりの様子が変わってきていることに気が付いた。
冴来も、朱蘭も、だんだんと目つきがとろんとしてきて
頭がぐらぐらし始めているのだ。
まるで、酒に酔った時のようだ、と思い、
白露は慌てて二人のお猪口の中身を確認した。
一口舐めてみれば、それは『月下の雫』よりも数段甘く、
アルコール特有の匂いもない。
けれど確かに酔いが回る感覚はあって、白露が首を傾げていると、
くすくすと笑いながら冴来が教えてくれた。
「朱蘭のろっこんを使えば、味も成分もそのままに
酔ったような気分になることができるの。すごいでしょう」
「冴来も普段は飲まないのに、今日は珍しいな。
白露がいるからかぁ~?」
うりうりと冴来に絡む姿は本物の酔っぱらいに近い。
やれやれ、と肩をすくめる白露は、
酔いが回り始めた冴来が自分に身を寄せたことにも気がついた。
「おいで、お嬢さん」
そう言われ、冴来は白露に導かれるままに、
倒れ込んで白露の膝に頭を乗せた。
「朱蘭ちゃんも良かったら肩を貸すよ」
自分のろっこんと、白露の『月下の雫』の匂いで
完全に酔っぱらってしまった朱蘭も既に頭をぐらつかせたまま眠ってしまい、
白露は朱蘭に自分の肩を貸してやりながら、ふふ、と笑った。
「随分と賑やかで楽しい酒盛りだね」
そうしてちびりちびりと酒を飲む白露の膝の上で、
酔いが回って普段より大胆になった冴来は、白露の膝に頭を擦り寄せながら
「ねぇ、白露さん。好き。だあいすき」
と、囁いてから、本格的に眠り始めたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月03日
参加申し込みの期限
2018年03月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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