this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【ホームルーム】委員決定っ! 普通科篇
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
13
つぎへ >>
・
天衣 祭
・
東中居 陽二
・
畑中 華菜子
・
神薙 焔
天衣と東中居と畑中の3人が、それぞれ並んで全くの同じ得票数。
次点に神薙が当確し、
シルヴィア・W
は残念ながら落選、という結果になった。
本人は結果も気にならないのか、あいかわらず眠りっぱなしのままだったが……。
「やったー! ラーメンの神様、それにみんな、本当に本当にありがとうアル!」
跳び上がってよろこぶ
畑中 華菜子
の首根っこをつかまえて、
久保田 美和
先生がさっそく彼女と、他3人の新任学級委員たちを、ほれほれと教壇に押し出す。
「さっ、あとは私もラクさせてもらおっかなー。
ここからの委員決めの司会は、あなたたち4人に任せた!」
話し合いの結果、天衣祭と東中居陽二が進行を、畑中華菜子と神薙焔がそれぞれ、板書を担当することになった。
「学級委員になったからにはこの仕事をしっかりやり遂げるつもりだ。
乗りかかった舟でもしっかり漕ぐというのが家の教えの一つだからな」
そう前置きして、
天衣 祭
が黒板を振り返った時のこと。
「フルルルルルルルリヤッヒィー」
と謎の校内放送が入る一幕があったが、天衣は壁面のボリュームつまみを絞って、冷静にこのハプニングにも対処した。
「さてそれではその他の委員を決めて行くとしよう。
風紀委員、図書委員、保健委員、美化委員、体育委員、あとはこの5つということになるが」
「はいはーい! 風紀委員を希望するよ! 前々から興味あったんだ!」
待ってましたとばかりに、
高梨 彩葉
が両手を上げて、イエーイと立ち上がった。
「私こんなんだから、多少はゆるくなると思うけど、頑張って取り締まっていくよー! おー!」
「ふむ。では私も、風紀委員を希望いたしましょう」
眼鏡をキラーンと光らせて、
薄野 五月
が手を上げた。
「やりがいのある仕事です。寝子島高校の風紀を守り規則正しい学校生活が送れるよう、私も風紀委員として活動してみたいと思った次第です。ところで彩葉さん」
と薄野は新しい同僚を振り向き、淡々と話しかける。
「前々から気になっていましたが、その前髪はいささか長すぎるように思われますが」
「かっ、髪型の校則はなかったハズだよぉ!(たぶん)」
「たとえ相手が風紀委員といえども、しっかりきっちり取り締まらさせていただきますので、今後ともよろしゅうお願いします」
そう言って、薄野五月がにっこり微笑んだ。
「なるほど、五月君が思う風紀委員会は、固い、厳しいといったイメージなんだね」
続いて
鷹司 凜太郎
も、風紀委員に立候補する。
「けれど僕は、風紀委員をそういった束縛的な委員会にはしたくない。
あくまでも皆が楽しく安全かつ快適に学校生活を送れるような環境を整える委員会として頑張りたい」
真面目な優等生風に見える凜太郎だったが、薄野とは対照的に、多少の細かいことは気にしない、大らかな性格のようだ。
「それに僕は、自分の力は誰かを守る為にあると思っている。
自分の力で皆の学校生活を守る手伝いができるのなら本望だ……そう、天河と一緒なら!」
いっしゅん、キョトーーンとなる教室。天河って……、だれ?
「むっ、何やら3組の廊下が騒がしい……?
すみませんが先生、ちょっと心当たりがありますので僕が様子を見てきます」
そう言うと凜太郎は、教室の外に出て行ってしまった。ぽかーーんと取り残されるクラスメイトたち。
「じゃ、じゃあ次は、図書委員の希望に移ろうかね」
気を取り直した
東中居 陽二
が進行を再開すると、
「はい。私は図書委員に立候補します」
それまで静かだった
綾辻 綾花
が、スッと挙手をした。
「本を読むのも、図書室の居心地の良さも好きですけど。
色んな方に図書室を利用したいと思ってもらえるように、何か出来ればいいなと思ってます」
「えみな・かーさ……です。図書委員、立候補します」
続いて、手を上げたのは
恵御納 夏朝
。最初はもじもじと天然パーマの髪をいじりながらうつむいていたのだが、それでもクラスの皆に聞こえるよう、頑張ってアピールを始める。
「僕が図書委員になったら、猫関連の本を増やし……
……もとい、本の整理をしたり、図書室を静かに和める空間にしたいなって思います!」
「もしかして……かーささんも猫好きだったりする?」
振り返った綾辻綾花からそう言われて、恵御納の無表情がぱーっと輝いた。
「う、うんそうなのっ。き、君も?」
綾花は鞄から、お気に入りの猫写真集を取り出し、
「ホームルームが終わったら、あとで見せ合いっこしようか」
ボブカットの前髪を揺らして、にっこり微笑んだ。
(図書委員になったこと、
七夜 あおい
ちゃんに報告しに行くつもりだったけど)
どうやらこちらのクラスでも、すてきな友達ができそうだ。そういえばトレッキング行事の時には、彼女といっしょにあおいを囲んで、お弁当を食べたのだったし。うん、改めて3人で友達になるのもいいかも。
ホームルームが終わるのが、今から楽しみな綾花なのだった。
「本と言えば……如月はよく教室でミステリとか読んでるようだけど。
図書委員に興味はないのかい?」
東中居陽二から突然そう声を掛けられ、ぴくりと反応する
如月 庚
。
「……気が向いたらな」
だがそっけなくそう返事を返して、どうやらこの件はおしまいのよう。
「ふむ、どうやら風紀委員と図書委員の希望者が多いようだな。
では最後にこのクラスの保健委員を決めるとしよう」
天衣 祭
の促しに、口数の少なかった
風宮 悠
が、そこで初めて発言をした。
「私は……保健委員として立候補します。
あ、でも他にやりたい人とかが居ればそっちに譲っても……」
「委員に定員は無いぞ。やりたければ胸を張って堂々と希望を述べれば良い」
「……はい。この学校に入ってからは何故か度々頭痛が発生して……
保健室だけはしっかり覚えてしまいましたので」
ちいさな苦笑いをして、そのまま先を続ける風宮。
「こういう役割を持って何か皆の為になれるのであれば……是非ともやらせて頂きたいなと……思います……です」
「悠ちゃん……、ちょっと何だかさっきより、顔色が悪くなってない?」
それまで黙って見ていた久保田先生が、心配そうに口を挟んだ。
「……な、なんとも無い……です。大丈夫……ですから」
長い黒髪に指を絡めて側頭部を押さえ、必死にその先を続けようとする風宮悠。
「ダメよ、ちょっとすごい脂汗だってば……ねえ、保健委員! ってそれは悠ちゃんだったかっ。
ああもう、こんな時にもう1人、保健委員がいたら!」
「とにかく様子がおかしい。早く保健室に運びましょう」
東中居 陽二
が、自分の肩に風宮の腕を回して、彼女の身体を支えた。
(さっそく男手が必要になるとはね……!)
ぐったりとのしかかる彼女の体重が、しかし、ふと奇妙に軽くなる。
「……?」
見れば反対側で、やはり同じように風宮の肩を支えているのはあの
如月 庚
。
「急ぐんだろ。……行くぜ」
ぶっきらぼうにそう言い捨てる寡黙な不良に、無言で感謝の意を伝える陽二。
あわてて2人に先回りした
畑中 華菜子
が、教室の前のドアを開ける。
「メェェ~~~~~!」
「ヒヒィーーーーン!」
仰向けになった羊が目の前を通過し、
それを追うように、馬が廊下を走っていった。
ガラガラ……ピシャン。
畑中華菜子が無言でドアを閉め直し、2人の方をまじまじと見た。
「待て。何も言うな。俺はまだ、現実を認めちゃいねぇ」
「アイヤー。今、馬に乗ってたの、
鷹司 凜太郎
君だったアルよね……?」
「だから言うなというのに」
「あら……?」
気がつくと不思議そうな顔で、風宮悠が立ち上がっている。彼女を支えていた陽二が、
「風宮……、なんか顔色が良くなってるぞ」
「頭痛が……治まったみたいです。よく分かりませんが」
「じゃあゴメン。私を保健室に連れてってもらっても、いいかなー?」
陽二と如月が肩越しに振り向くと、久保田先生がぷるぷると手を上げて自己申告した。
「やっぱり合コンで、疲れてるのかも……。何か、見えちゃいけないものが見えたような」
◆ ◆ ◆ ◆
とうとう、彼は故郷に帰ってきた。
「ミッションは最も重要なフェーズに移行。
既に腰は限界突破、しかし、4組の教室は目の前」
猫島 寝太郎
はセルフ実況しながら、よろよろと廊下を進む。ここまで長時間、中腰キープの無理な姿勢を強いられてきたため、すでに足腰の負担は相当なものだ。
さて、こんな廊下で4組の猫島が何をしているのかといえば、ぶっちゃけ遅刻をしたのである。
「ううっ、今日は委員を決めるだいじなホームルームなのに……」
ここまでの道程は、それはそれは長いものであった。
あいつ遅刻してやんの、と他クラスの生徒から笑われないように、なるべく身を隠して10組から4組までの廊下を通り抜ける。
ただそれだけの簡単そうなことが、彼にとっては、いかに困難なミッションであったことか。
走馬灯のようによみがえる思い出をぐっと今はこらえ、彼のホーム、ついにたどり着いた1年4組の教室のドアを、感慨深げに猫島は見つめるのだった。
さあ、帰ろう。懐かしい4組に。
「あれ、何か廊下が騒がしい……?」
ふと廊下の向こうに視線を転じる、猫島寝太郎。何か、動物の声が聞こえたような……?
見つめる廊下の先から、馬と羊が走ってきた。
「メェェ~~~~~!」
「ヒヒィーーーーン!」
「何で……なんでこんな所に、羊と馬がっ!?」
ドドドドドドドドド。
後退りするが、逃げる余地などどこにもない。まっしぐらに向かって来る馬と羊に追いかけられて、そのまま廊下を逆走し始める猫島。
「メェェ~~~~!(痛い! 痛い!)」
仰向けになって転がる羊のウールが、ばちばちと床との摩擦でスパークし、
「メ……(でも、それが……イイ!!)」
「こら待つんだラム君! 急げ、天河!」
「ブルルルル……ヒヒィーーーーーン!」
「うわあああああああああああああああ」
これまで彼がやって来た4組から10組の廊下をすべて逆走し、2匹と2人はそのまま校舎の外に飛び出していった。
1年4組、猫島寝太郎。彼の最後の一声は、
「委員に……! せめて保健委員にっ……!」
であったと言い伝えられる。
無人となった廊下に、ホームルーム終了のチャイムが、のどかに鳴り響いた。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【ホームルーム】委員決定っ! 普通科篇
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
ねこの珠水
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
推理・サスペンス
定員
1000人
参加キャラクター数
83人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年11月23日
参加申し込みの期限
2012年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!