this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
風にのったラブレター
1
2
3
4
5
つぎへ >>
【放課後のキャットロード】
「見つけた。あれだ」
探していたターゲットをキャットロードで発見し、
草薙 龍八
の口元は笑みの形にゆがんだ。
手元にあるメールの内容と見比べる。ターゲットの手には、大ぶりな紙飛行機が握られている。どうやら彼女で間違いない。
龍八は表情をとりつくろいながら近づいた。
「やあ。君がラブレターの持ち主を探しているという人だね。ええと……」
脳天気な顔で猫とたわむれていた女子学生が、足を止める。
「こんにちは。私、
串田 美弥子
。ラブレターってこれのことだよね?」
「そう。持ち主は見つかった?」
穏やかな口調で、龍八がたずねる。
「ううん、ちっとも! 一応ね、ねこったーはチェックしてるの。けどまだ、これといった情報はないみたい」
ねこったーというのは、ネットの短文投稿ツールだ。
「ふうん。持ち主はどんな人に送るつもりなんだろうな? 美弥子さんならどんな人に送りたい?」
「ラブレターを? うーん、私はともかく、これを書いた人はきっと、猫のように気まぐれな人にあてて書いたんじゃないかな」
龍八の狙い通り、美弥子は警戒する素振りもみせない。
龍八はスマートフォンを取り出し、美弥子から聞き出した情報を整理しだした。
「どこで拾ったの。今日は買い物?」
「拾ったのは向こうの街路樹のところ。今日はね、楽器屋さんに行くところ」
「楽器弾くの? 美弥子さん、何組だっけ」
「クラリネットをやってるの。一年八組だよ」
こころよく何でも答える美弥子から、あるていどの情報を得たところで、龍八の顔つきはがらりと変わった。
「――なるほど。それでよく考えもせずにメールを拡散させたわけだ」
「え?」
声も一気にひややかになった龍八に、美弥子はとまどいをあらわにする。
「不用意に情報を流出させることが、いかに罪深いことかわかるか? たとえば、これだ」
今得た情報をまとめた画面を見せつけると、美弥子の顔がひきつった。
「あの、それ……?」
「あんたの個人情報だ。情報を流出させると、手痛いしっぺ返しをくらう」
「私、そんなつもりじゃ」
「俺からの警告だ。次にまた同じようなことをしたら、これを拡散する」
「そんな。ええと、……あれ、あなた誰だっけ」
「教えるわけがないだろう」
怯えた顔に満足して口元をゆがめると、美弥子は、「あっ」と声をもらした。
「どうした、思い知ったか」
美弥子がせわしなく、視線を左右させる。
「う、あ、後ろ! あれ、何だろう!」
指をさされ、龍八がよそ見をした隙に、美弥子はぱっと逃げ出した。
「あっ、待て!」
「いやああぁ……!」
猫も一緒に走り出す。見事な逃げっぷりだった。
【アクセサリーショップにおでかけ】
「えへへ、おそろいですねっ」
アクセサリーショップにやってきた
葛城 璃人
は、おそろいのツインテールにした
高尾 日菜
と自分を、店内の鏡で見比べてにっこり笑った。
「似合うかな? ……ぅわっ」
鏡の前でくるりと回ってみせた日菜が、バランスを崩してよろける。
「おっと、危ないですよ~」
すかさず手をさしのべて支えたのは、一緒に買い物に来ていた
加瀬 礼二
だ。
「ふたりとも、その髪型とてもよく似合ってますねぇ。かわいいですよ~」
店内はにぎわっていて、同じ高校の生徒もちらほら見かける。
ちょうど、璃人の後ろの棚でリストバンドを物色しているのも、同じ学校の一年だ。
「選びっこしましょーっ。りぃはかわいいのが欲しいです。レースとかっ」
色もデザインも品揃えが豊富で、胸が高鳴る。
「これはどうでしょうねぇ」
礼二が璃人に差し出したのは、リボンとフェイクパールのブレスレットだ。
「わぁ、かっわいい! お兄ちゃんはやっぱりセンス良いのです!」
「高尾さんには、これなんて良さそうですねぇ」
ピンクのバラをモチーフにしたネックレスに、日菜も目を輝かせる。
「すてき! 鏡で見てみるね」
アクセサリーをあてて喜ぶ二人の姿に、満足げに目を細める。
「んー、お二人のイメージにぴったりですねぇ」
「りぃも選びますねーっ」
はしゃぐ璃人も次々と手にとって、合わせてみる。
「お兄ちゃんにはこのシルバーの指輪とかどうでしょう~? 日菜さんにはこのピンクのビーズのブレスレットとか!」
互いに見立ててあれこれ選ぶのはとても楽しい。
「全部ほしくなっちゃう!」
日菜は両手をぎゅっと握った。
「そうだ、私、今日はシュシュが欲しいんだよね。あ、りぃちゃん見てこれ。春っぽくてかわいいよ!」
「桜の柄ですね! 色も豊富ですねーっ」
日菜と璃人は顔を見合わせる。
「おそろいにしない? 私はこの紅色にしようかなぁ……」
「同じピンクの濃淡で色違いにしましょーっ。とっても可愛いのですっ!」
おそろいは最高ですね、とつぶやいて、璃人はこっそり他の色のシュシュも手に取る。
「おや、桜の花のシュシュですか~。きれいな色ですねぇ」
礼二はふたりを見比べて、手放しでほめた。
「高尾さんも璃人も、可憐な花のようですよ~」
やがて、あれこれと満足のいく買い物をして、三人は店を出た。
ちょうど入れ違いで店に入ろうとしていた、黒髪のポニーテールの一年生が、閉まる扉に髪をはさまれそうになる。
「おっと」
ぱっと扉を押さえた礼二に気づき、振り向くひょうしにおでこを扉に軽くぶつけた。
「大丈夫ですか~?」
少しおっちょこちょいなところのあるこの少女は、
椿 美咲紀
だ。
額を手でおさえて、ぺこりと頭をさげた。
「うー、ありがとう。大丈夫」
「お気をつけて~」
美咲紀が扉の向こうに姿を消すと、日菜が声をあげた。
「加瀬くん優しいね!」
「危なっかしい人が多いですからねぇ」
言いながら、礼二はさりげなく車道側に移動する。
「じゃーんっ、そんなお兄ちゃんにプレゼントがありますよーっ!」
「俺に、ですか?」
璃人に手渡された包みを開けると、先ほど二人が購入したものとおそろいのシュシュが入っていた。
「わあ、水色だね。かわいーっ」
手放しで喜ぶ日菜に対し、礼二はとまどい顔だ。
「えーと……、嬉しいですけど、どこにつければいいんでしょ~?」
「細かいことは気にするななのです! 三人でおそろい。大切に使いましょーっ」
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
風にのったラブレター
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月02日
参加申し込みの期限
2012年12月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!