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◆
「そんなに寒くないですが、おかしいですね……」
お買い物も一通り終えて後は寮に戻るだけ、という道すがら。
御巫 時子
も、さすがに周囲のささやかな異変に気付き始めた頃合いで。
こんなに晴れて暖かい日であるのに、どうしてか自身の後ろの方から何度となく『霜』という単語が人の間で飛び交っていたのである。
そんな折、ふと鶯色のワンピースが飾られるショーウィンドウが目に留まる。
素敵ですね、と見つめた先。ワンピースを透かして見せる手前のガラスに、自分の姿が映り込むのをふと見つめた。
見出しなみを整える時、いつも姿見に映している自身の姿と……何か違和感。
そうして、まさかと思ったとある箇所、頭の方へと手を持って行く。
「角……? 生えてるみたいですね……」
少し強めに引っ張ってみるも、抜けるどころかちょっぴり痛い。
よもやと思い改めて自身の身体へ視線を下ろし、次に後ろを振り返り。通って来た地面に霜が降りている? と至った。
―― 原因は私でしょうか……?
試しにガラスへ触れると、掌を中心にじわじわと白くくもっていく。
紛れもなく霜であった。
◇
蒼々と葉を揺らす樹の下にて、誰もいないことを確認してベンチで寛ぐ時子の姿。
自身が霜を振り撒いている事を確信すれば、『神魂の影響でしょうしいつか元に戻るでしょう』と潔い思考を経て、現在ぽかぽか陽気の中アイスをご堪能中である。
「溶けないですね。夏場に向けて欲しい能力ですね……」
常に肌から放たれる冷気によりむしろ固さを増していく最中アイスを、焦る必要なくゆっくり咀嚼する。
時子が幸せそうに何かを食べているのを、空から目撃したお友達な鳥さんたちが、真上の枝に1羽また1羽と集まり出した。
「こんにちは……良いお天気ですね……」
ろっこん「鳥の囀り」を呼吸するように発動させては、ご挨拶共に鳥さんたちへと注意を促す。
今日はあまり近づけない、と。
凍えさせるわけにはいかない。触れなければ霜はつかないはず、と少し残念そうに微笑んで。
「え? ああ、コレですか……はい、角は今日だけだと思います……。たぶん……」
時子と仲良しな小鳥が、やはり気になったのかその艶髪から覗く角に気付いてピッピッと尋ねれば、時子は安心させるように口を開く。
霜が降りる以外はいつもの自分のままであることを、優しい言の葉で会話して。
ちょっとだけその角に止まってみたそうにする鳥さんには、申し訳なさそうに首を振って、その代わり明日は肩やヒザでお話しましょうね……と付け足した。
緩やかな時間を堪能し終えたら、そっと立ち上がり翼持つお友達たちへ手を振った。
―― とはいえ、このまま寮に戻って大丈夫でしょうか?
そんな疑問が足を踏み出してからふと過ぎる。
―― 雷鶏さんは意外と楽しみそうですがヨタカさんには心配されそうですね。
日夜、雷出すのに精を出している若鳥な鶏さんと、まだ寮内の木でお休み中であろう夜行性なヨタカ。
2羽の家族を思い起こしては、それぞれの性格からの反応を想像しふっと微笑んだり。
通りまで戻って来た形になると、ふとそこから『新鮮な桃はいかがでしょうか~? ご試食どうぞ~』なんて声が聞こえてきた。
目の前まで歩いてきた時子を見つけては、一瞬瞳を見開いた
柳内 みこと
だったが、すぐに笑顔を繕って良かったらどうですかなんて差し出してみる。
丁寧に切り分けられ、一つ一つに楊枝が刺さっているのを見つめた後。
「では、折角なので……一つイタダキマス、ね……」
「はい、是非どうぞ」
にっこり。
ニコニコ。
温和な微笑二つが交差しては、自然な沈黙の間がしばし。
「あ、おいしいですね……」
「良かったです」
口元に手をやって頬を綻ばせるその表情から、視線をやや上に移動させるみこと。
時子の頭から、にょきっと生えた角が消えていくのを見守れば、こっそり安堵の吐息。
同じ高校の普通科同士、見覚えがあれば改めてお互いにご挨拶を交わしてから、二つの手が笑顔と共に振り合われるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月01日
参加申し込みの期限
2018年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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