this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
レイン・チョコレート・レイン
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
◆チョコレートの海で
シーサイドタウンの街路を、
透 明
はいつものようにマイペースに、のんびりと歩いていた。放課後の寝子島には、制服姿の寝子高生がちらほらと姿を見せている。明はその寝子高生の群れに紛れつつ、家路を急いでいた。
「ん?」
しかし突然、頭に衝撃が走り上を向く。何かが落ちてきたようだ。明は暫し何も降ってこないことに首を傾げて前を向くが、そうするとまた頭に降ってきた何かが当たる。
「なんだ?」
明が立ち止まり様子を見ると、途端、ドサドサとチョコレートの箱が土砂降りになって降ってきた。
「うわっ!」
明は咄嗟にカバンを頭へと載せ、チョコレートから守る。周りの生徒はチョコレートの箱に困惑したり、驚いたり、歓声を上げたりと思い思いの反応をしていた。明はその隙間を縫って、旧市街へと向かう。
「……すごいな」
自宅の前でカバンからチョコレートを落としつつ、明は未だ降り続けるチョコレートの雨にこう零した。彼の姉も突然のことに驚いて呆気に取られている。帰ってきたばかりの彼女へおかえりを言うも束の間、明の頭にある名案が浮かんだ。
「そうだ! 前からあれ、やってみたかったんだ」
そう言うと明は家の中へ入り、中からバケツを取ってきて再び外に出る。チョコレートはまだ降り続けていた。明はチョコレートの雨を避けながら、路にバケツを置く。すると、バケツの中にチョコレートが見事なまでに積もり始めた。満杯になったバケツを、明は自宅の浴槽へと持ち込んでバスタブに引っ繰り返す。
「ほんとなら全部溶かしてチョコレート風呂にしたいんだけど、包装を取るのが面倒だ。このまま入れちゃえ」
バスタブの底が、チョコレートの箱で埋められていった。バケツが空になると、明はまた外に出てチョコレートをバケツに集め始める。それを繰り返していると、バスタブは満杯に近付いて行った。
「ちゃんと後始末しろよ」
何往復目かですれ違った姉にくぎを刺されて、明はたじろぐ。が、夢のチョコレート風呂の前には姉の忠告も右から左という調子だった。
「幸せ~」
チョコレートで満杯になったバスタブに入ると、明はゆるゆるになった顔でチョコレート風呂を堪能する。暫しそうした後、明はチョコレートの山の中からひとつ取り、包装を剥がした。食べているとあっという間に空になり、二つ目の箱に手を伸ばす。
明は幸福に浸りながらチョコレートを食べ進めた。そうすると、バスタブにぽたぽたと赤い点ができる。チョコを食べているうちに、鼻血が出てきたようだ。明は鼻を押さえながら、バスタブを出る。
「食べ過ぎるからだよ」
その途中、姉と遭遇して明はからかわれてしまった。言い訳をしながら通り過ぎ、急いでティッシュを取る。夢は夢のまま、が良かったのかもしれない――明は少し後悔した。
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
レイン・チョコレート・レイン
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月22日
参加申し込みの期限
2018年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!