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携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
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【A.I.C.O.とひきこもり少女(3)】
同じ日。旧市街にて。
「……これは特大のスクープの予感や!」
鍋島 奈々美
さんは、立て続けに起きるカプギア絡みの事件に、ナニカの陰謀を感じ、(自称)天才ハッカー少女である海堂 洋子ちゃんのもとへ突撃取材をかけることにしました。
ところが、
「……迷った! ああ、もう……! いつもあいつが道案内役やのに……! 勇樹のアホ……!」
じつはドのつく方向音痴の菜々美さん。うっかり道に迷った、そのときでした。
「おねーちゃん、もしかして道に迷ってるの?」
「え……?」
そばを通りがかった一人の背の高い男の子――
滝原 カノン
くんが奈々美さんに声をかけてくれました。
「せ、せやねん。じつはこの住所まで行きたいんやけどな」
と、一枚のメモを奈々美さんはカノンくんに渡します。
「ちょっと見せてね。ん? この住所って、おれが今まさに行こうとしていた場所なんだけど……」
「ほんまか? ということは……」
そう。カノンくんもまた洋子ちゃんの家に向かっているその途中で、奈々美さんと出会ったのでした。
「じゃあ、おれ案内するよ! 一緒に行こう!」
そうして、二人は何とか洋子ちゃんのお家に辿り着きます。
* * *
その頃、当の洋子ちゃんは――。
「うあ゛ー……! なんなんだ、この間の奴らは……! 気安く友達になりたいとか、馬鹿じゃないのか……!」
いつものようにたくさんのモニターの目の前で、いつもとは違う叫び声を発していました。
「これもそれもMAKIYUKIが勝手に、ぼくの住所を他人に教えたりするからだっ! もしも、この調子で今日も誰か来たら――」
と洋子ちゃんが口にしたまさにそのとき、ピンポーンとまたチャイムの音が聞こえました。
「な、何だとぉおおおお……!?」
洋子ちゃんがモニターの前で数秒慌てふためき、
「……そ、そうだ。居留守を使おう。って、ひきこもりが居留守っておかしいだろ!」
とセルフツッコミまでしたところで、ガチャと扉が開いて、中に奈々美さんとカノンくんが入ってきました。
「たのもー! 鍋島奈々美やで! 洋子ちゃんの事取材しに来たで!」
「たのもー! ……じゃなかった、こんにちわ! おれ、滝原カノン! よろしくね洋子ちゃん!」
「……な、なんだ、きみ達はっ! この前の二人もそうだが、アポイントもなしに突撃してくるなんて失礼じゃないかい!?」
揃って奇妙な挨拶で入ってくる二人に、洋子ちゃんは息巻いて言います。
「まあまあ、そうカタイこと言わんと。あ、これ、お土産のまたたびメイトと手作り弁当」
「む……あ、ありがとう……じゃなくてっ!」
前回同様、またたびメイトであっさり釣られそうになる洋子ちゃんはハッと我に返って再び気焔を上げようとしますが、
「安心してや。うちら、べつに、あやしいもんやあらへん。ちょっと洋子ちゃんに訊きたいことがあるだけやねん」
「そうそう。おれも洋子ちゃんと、ちょっとお話がしたいだけなんだ」
「む……」
二人の屈託のない笑顔に押しきられるように、洋子ちゃんは渋々といった感じで二人を来客と認めたようです。
「い、言っておくけど、お茶なんて出さないからな! 喉が乾いたら、そこにある胡椒先生でも勝手に飲みたまえ!」
なんだかんだで、わりと友好的な洋子ちゃんの対応に奈々美さんとカノンくんは互いの顔を見あわせるとクスリと笑ってしまったのでした。
* * *
「というわけで、奈々美ちゃんの突撃取材タイムや!」
「わー、パチパチ」
ビシッとメモを片手にポーズを取る奈々美さんに、カノンくんは手と口で拍手を送ります。
「最近の小中学生はやたらと元気だね……」
と、洋子ちゃんは言いますが、かくいう彼女も最近の小学生にしか見えません。もっとも彼女が学校に行ってる様子はみじんも感じられませんでしたが。
「まず一つ確認。洋子ちゃんはハッカーやねんな?」
奈々美さんは、興味津々の様子で取材を開始していました。
そんな彼女の最初の質問に、
「違う。天才ハッカーだ」
最初から毅然として、そう訂正する洋子ちゃん。
そんな二人の会話を、カノンくんは、
(面白い子だなー)
と思いながら、ひとまず見守りに徹しています。
「なるほど。そしたら、天才ハッカーさんは、なんでハッカーやってるん?」
「叔父が優秀なプログラマでね。彼から色々と教わっているうちに、ぼくは自分のハッカーとしての才能に気づいた。この才能を活用しないことは、日本の、いや、世界の財産の損失であるということもね」
洋子ちゃんは、こと自分の領域の話になると、立て板に水を流すようにすらすらと早口で言葉をまくしたてます。
その速度もさることながら、その内容もまた凄いので、
カノンくんは思わずこんな顔になってしまいます。
「ほー。伊達に天才ハッカーを自称しとるわけやないっちゅうことか」
その点、奈々美さんは、スルースキルに秀でていました。
「それやったら、愛光堂のことも色々とハッキングして知っとるんとちゃう?」
そうして、奈々美さんは、世間話でもするような気軽さで、少しずつ色々な情報を聞き出そうとします。
が、
「いや、ぶっちゃけ愛光堂はどうでもいい」
と、洋子ちゃんはばっさり質問を斬り捨てます。
「うわー、あんたわかりやすいなー」
はっきり言ってとっつきにくい洋子ちゃんに、しかし、めげずに取材を続ける奈々美さん。そして、それを見守るレオンくん。
はたして、二人の訪問は上手く行くのでしょうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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