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携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
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【A.I.C.O.とひきこもり少女(2)】
その頃、マンモスさんと影太郎くんは、洋子ちゃんと何とか会話を続けていました。
「……なるほどわかりました。では、海堂さんの、A.I.C.O.についての見解を教えてほしいのです。カプギアの技術は、産業革命を起こす福音にもなりえますが、先日の暴走の件を考えれば、最悪、A.I.C.O.の使い方次第で、カプセルギアが兵器に転用されちまう可能性も私は感じています」
「あ、それ、俺も気になる。なんつーかさ。この間も暴走も、もともとA.I.C.O.にあった機能だったんだよな? あの時は小規模だったからまだ俺たちでもなんとかできたけどさ。これがもっと大規模、日本中とかで一斉に何かの目的に使われたら……」
二人は軽く話していますが、決してありえない話ではないと思っていました。
「……ふうん? きみ達、凡人にしてはなかなか鋭い視線の持ち主だね」
洋子ちゃんは、少し興味深そうに二人の顔を見つめた後、
「そう。カプセルギアとA.I.C.O.に用いられている技術は明らかに現代のそれを凌駕している。人間の作れるものじゃない。いっそ神様が生んだものと言われた方がまだ納得できそうだ」
と、どこか遠い目をして呟きます。
「……神様、でやがりますか」
「……そうだよな。神様ならそれぐらいできるよな。ていうか、A.I.C.O.が動かせるのって、ほんとにカプギアだけ? うわ、なんか怖くなってきた……。いまどき、コンピューターが入ってない電化製品とかないじゃん? たとえば、今、ここで急にこの部屋のクーラーが全部消えたら……」
「お、恐ろしいことを言うなっ! それなら、全ての自動運転車が人を轢き殺す殺戮カーに変わった方がまだマシだよ!」
「お前、えげつねーことを言いやがりますね……」
まるでSF小説のような話ですが、二人にはありえない事とは思えませんでした。
「俺はさ、皆と俺の相棒で遊びたいんだよ。小学生でいられるのもあと少しだしさ……。だから、なんかできる事ない?」
影太郎くんが、神妙な面持ちで洋子ちゃんに訊ねます。
「まあ、心配する必要はない。そうならないように、ぼくらは――」
と、洋子ちゃんが言いかけたとき、彼女のスマホに着信が。
「失礼。……『MAKIYUKI』かい? そうか。無事にギアの暴走は止められたわけだね。よくやった。え? なんでそんな上から目線なのか? 無論、ぼくはきみより上だからだよ。じゃあ、残りもよろしく」
言う事だけ言って電話を切った洋子ちゃんの顔をぼんやりと見つめつつ、
「そう言えば、海堂さんと『MAKIYUKI』はいったいどういう関係でいやがるんですか? 随分と仲の良い友達に見えますが……」
と、マンモスさんは訊ねました。
「はぁっ……!? ば、馬鹿を言うのはよしたまえ。ぼく達は幼い頃からのただ腐れ縁だ」
それに、何が気に入らないのか、きんきんと甲高い声で洋子ちゃんは怒鳴ります。
「いや、それって普通に友達なんじゃ……」
と、影太郎くんが言えば、
「違う! ぼくに友達なんていない……! ぼくと『MAKIYUKI』は、あえて言うなら……そう、パートナーだっ!」
洋子ちゃんは断固としてそう言い放ちます。
(いや、それ、下手すりゃ友達よりよっぽど親密な関係に聞こえやがるのですが……)
マンモスさんはそう思いましたが、それ以上は突っ込まないことにしました。
「……わかりました。じゃあ、こうしやがれです。私をお前の友達にしやがれです」
「は……?」
マンモスさんの提案に、洋子ちゃんは地球外生命から交信をうけたような顔をしました。
「私は、A.I.C.O.には早急なセキリュティ強化とそれを悪用するやつらに対するアンテナの強化が必要と考えます。そのためには、海堂さんの力が必要不可欠なのですよ。あと、ぶっちゃけ私はお前と友達になりてーです!」
マンモスさんは真剣な表情で続けましたが、洋子ちゃんはさっきから微動だにしません。
「……って、おーい、聞いてやがりますかー?」
マンモスさんは、どこも見ていない洋子ちゃんの目の前で手を振ったり、ほっぺを摘まんだりします。
けれども、洋子ちゃんはやはり微動だにせず。
「完全にフリーズしてるな……」
影太郎くんは、頬に汗を垂らしつつ、洋子ちゃんの様子を見てそう呟きます。
「ふぅ……。仕方ないです。今日のところは大人しく引き下がってやりますが、今度こそ友達になってやるから覚悟しやがれです!」
ビシッと宣戦布告(?)をすると、マンモスさんはまたたびメイトの空箱を回収して、帰る支度をします。
「じゃ、俺もそろそろ帰るか」
そして、影太郎くんもマンモスさんと一緒に洋子さんのお部屋を後にします。
それからも、しばらく洋子ちゃんは同じ姿勢のままボーゼンとしていましたが。
「……な、な、な、なんだってぇええええええええ!?」
やがて、二人の帰宅後、20分ぐらい経過した後、そのような悲鳴じみた声が洋子ちゃんの部屋から響き渡ったということでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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