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携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
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【VS.RED(1)】
旧市街。
その日、雪人くんからメッセージを受信して、大勢のギアマスター達が、対『RED』の戦いに参加するために寝子島神社への道を歩いていました。
「また暴走するかもしれないギアがいるんだって、ゲンジ」
鈴島 クミ
さんは、一緒にやって来ていた幼馴染の
陸堂 源次
くんに、逸る気持ちを抑えきれないような口調で言いました。
「それはのっぴきならない事態だね」
源次くんはそう答えますけれど、その表情からはまったくのっぴきならなさが感じられません。
「そういえば、のっぴきってなんだろう」
のんびりとした口調でそう考える源次くんはどこかせっかちな雰囲気のクミさんとは正反対。
けれど、二人は同じ旧市街で育ったとても仲の良い幼馴染同士なのです。ちなみに、のっぴきならない、というのは、退くことも引くこともできない=逃げの打ちようのないという意味という説が一般的です。
「神社で大暴れとか罰当たりなやっちゃなー」
苑下 ちか
さんは、元気の良い関西風の口調で、ギアマスター『RED』に苦言を呈しました。
「飽くなき強さを求めるは決闘者の宿命。まあ、不正は使わずして勝つべきですが」
猫屋敷 姫
さんもまた、ちかさんとは違い視点で、『RED』の行動に異を唱えます。
「僕ぁ、ズルしてる人を正攻法でぶっとばすのが大好きなんだよねぇ。というわけで、キリエんお前盾な」
「勝手に盾にしやがるなです! ……とはいえ、神に仕える身として不正を見逃すわけにはいかねーのです」
PCオタとシスター見習いという移植のお笑い(?)コンビ、
若宮 菫
さんと
キリエ・オーラティオ
さんも、『RED』の行為――すなわち違法ツールの使用を見過ごすことはできないようでした。
「なあ、『MAKIYUKI』。『RED』はドラゴン型のギアの使い手なんだよな?」
同じドラゴン型のギアを持つ
源 竜世
くんは、ツールのことも気になりますが、『RED』がどんなドラゴンを持っているのかも気になるようです。
「そうらしいね。噂ではかなりの戦闘狂で、かなりな腕前だそうだ。でも、コイツを止めればひとまず暴走の危機は去る」
雪人くんは頷いて、これまでの4人のギアマスターとの戦い、そしてそこで共闘した仲間のギアマスター達に想いを馳せます。
(……いずれの暴走ギアとの戦いも、僕一人ではどうにもならなかった。そろそろ彼らの実力を認めてあげるべきかもしれないね)
雪人は自身の考えに頷くと、改めて集まったギアマスター達の顔を順に見まわしながら言います。
「じゃあ、行くよ。アテにしてるから」
雪人くんが、能面の表情のまま、そう言えば。
「ああ、そうだな。なんとしてでも、暴走は止める。スターライトと別れるなんて、ぜってーいやだからな!」
竜世くんが、そこにいる皆の気持ちを代表するように熱くそう言いまして、彼らは一斉に寝子島神社の敷地内に入っていくのでした。
ギアマスター『RED』と、その仲間達の居場所はすぐに知れました。
「うおー! いけー、俺のアクアドラゴン!」
「貫け、ミーのメタルドラゴン!」
「駆け抜けろ、アースドラゴン」
「猛ろ、ウッドドラゴン!」
「甘いぞ! そんなもので俺の竜が倒せるか!!」
「「「「ぎゃあああああ!?」」」」
神聖で澄んだ空気の神社の片隅で、無駄に暑苦しい少年達がギアバトルに熱中しているものですから、それが『RED』とその一味であることは誰の目にも一目瞭然なのでありました。
「アイツが不正をそのままにしてる悪いやつなのですか」
キリエさんは、呆れ半分、驚き半分といった口調でそう呟きます。なるほど。確かに頭は悪そうですが、違法ツールや暴走をよしとするような悪い少年達には見えません。
「ゲンジ、ドラゴンだよ」
「うん。ドラゴンだね、クミ」
クミさんの言葉に、源次くんはやはりのんびりと答えます。
「ドラゴンっていえば火を吐いたり飛んだり吼えたりするんじゃない? う~ん、強そうだなぁ」
のんびりと言っていますが、敵が強大ということはそれだけ戦いが苛烈なものになることを意味しています。
「随分と真剣にバトルをしていますね。まるでこちらの気配に気づいていないようです」
姫さんは、猫のような瞳を大きくして、少年達の様子を覗います。
「きっとあいつらも強くなりたいんだ。相棒がドラゴンなのも、強くなりたいのもオレも同じだ。けど……」
竜世くんは、姫さんの言葉に、神妙な面持ちで頷きます。
強くなりたい、という気持ちはカプギアを愛する者として、痛い程よくわかります。
「とにかくこちらに気づいていないのは好都合だね。まずはじっくり様子見を――」
と、雪人くんが言いかけたときでした。
「おい、そこの赤いの! さてはオメー、チーターだな!」
どどーん!!!
と、書き文字のエフェクトが出そうな勢いで、
若宮 菫
さんが正々堂々と勝負を挑みに行きました。
「あのバカ……」
キリエさんがシスター服で覆われたこめかみを押さえながら呟きます。
ざわざわ、と『RED』とその一味がざわつき一斉にギアマスター達は無駄に暑苦しい少年達に取り囲まれます。
「てめぇ、リーダーがチーターとか喧嘩売ってんのか!」
「どこをどうみてもチーターでもジャガーでもなくドラゴンだろうが!」
『RED』の取り巻きの少年達が菫さんにそう語気を荒げます。
彼らがとてもリーダーとして、『RED』を慕っているのがわかります。
わかるのですが、
「ゲンジ、微妙に会話が噛み合ってない気がするよ」
「そうだね、クミ。それにしても早くも一触即発の空気だね」
クミさんの言う通り、会話の内容がズレていて、それゆえかそうでもないのか、早くもあたりの空気は剣呑なものに。
「いわゆるチーター違いですね。いちいち訂正する気はないですが」
「ていうか、自分ら神社で大声出しなや。神さまが怒りはるやろ!」
姫さんとちかさんがそう言いますが、その言葉は怒れる少年達には届かないようです。
「……『RED』、君に話がある。少し時間が欲しい」
あいかわらずの能面の顔で、雪人くんが『RED』にそう話しかけます。
「悪いが、俺にお前達に話はない。トレーニングの邪魔だ。失せろ」
『RED』は、にべもなく、そう言い放ちます。
最初から、彼は、こちらのことなど何も興味がないようです。
「まあ、そう言うなよ。オレ達はギアを愛するギア友だろ?」
そこにずずいと身を乗りだして、竜世くんが言葉を継ぎました。
けれども、『RED』はあっさりと竜世くんに背を向けて、
「俺は弱い奴には興味はない。俺と話がしたければ、そこにいる四天王を倒してからにしろ」
静かに『RED』がそう言えば、彼の背中を守るように、竜型のギアを持った4人の少年達がギアマスター達の前に立ちはだかるのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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