this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
…
27
つぎへ >>
【VS.YELLOW(4)】
YELLOWは、制御不能になった愛機を前にして、明らかに狼狽していました。
「……いったい……ど、どうしたんだ、ライガー……?」
戦慄く声からは、やはり暴走のことなど何も知らなかったことが窺えます。
「……おい……あのパソコン……斬れてるぞ……」
「……本当だ……なんで、カプセルギアの攻撃が現実のモノに当たるんだ……」
「……逃げちゃ駄目だ……逃げちゃ駄目だ……
いや、むしろ逃げなくちゃ駄目だ……!
」
誰かがそう言ったのと同時に、YELLOWを除く『人類生命波動磁場研究会』のメンバーは脱兎の如く逃げ出してしまいました。
「……YELLOW、お前がギアでやりたかったことは……こんなことだったのか?」
タクが問いかけても、YELLOWは呆然自失の状態で何も答えてくれません。
「岩木さん、今は……」
セナが言えば、タクは頷き、ひとまず暴走したギアに意識を戻します。
と、そのとき、大勢のギアマスター達の視線が集中している中で、ライガーがフッとその姿を消しました。
そのとき、Celloのろっこん『ラプラスの囁き』が、彼に背後から迫ってくる途轍もない危険を伝えました。
ハッとして振り向いた先には、さっきまで正面にいたライガーが背後からビームカタナで迫ってくる姿。
「……っ……YELLOWくん……!?」
「……え……?」
YELLOWを抱きかかえるようにして、Celloが再び床に倒れ込み、その頭上をライガーが走り抜けています。
「……瞬間移動!? 厄介だなぁ!?」
マトコは、セキュリティマシンたるN.E.O.M.Uを仲間達を庇うように前へ出し、囮になろうとします。
「……皆さん、背中合わせに円陣を組みましょう!」
「……そうか! そうすれば、確かに、相手がどの方向から襲ってこようと対応できるな」
Cello』の提案に、platが頷いて、愛機のバルティーグルをステルス状態にしつつ、仲間達と陣形を整えます。
MAKIYUKIを含めて、7人のギアマスター達で円陣を組み、円の中心に『YELLOW』を匿います。
これで、相手の攻撃には対応可能。
ですが、
「……でも、相手に攻撃を当てられなければ暴走は止められない……!」
能面のような表情の雪人くんから告げられた言葉もまた動かしようのない事実です。
「……大丈夫。落ち着いて、相手の動きを読めば対応できるわ」
AOIは、この状況においても、なお落ち着き払った様子で、仲間達に冷静さを保つように呼びかけることができてました。
「そうだ。大事なのはチームワークだ。どれだけ強くても、相手はたった一体だ。皆で力を合わせれば勝てる!」
タクがそう呼びかければ、不思議と仲間達には胸の内から勇気が湧いてくるのを感じました。
それは、AOIとタク、二人の年長者としての責任感と人生経験がなし得た業といえます。
「……君達は……どうして……ぼくは……ぼくは……」
背中から、そんなYELLOWの声がギアマスター達に届きます。
それに、セナは振り返ることはせずに、正面のライガーをまっすぐに見つめながら、声だけで答えます。
「……キミにとって、あのカプセルギアは大事な友達なんだろ?」
「……っ」
YELLOWが言葉を詰まらせる気配。言葉などなくても、それが答えでした。
ならば、ギアマスター達にとってやるべきことは一つしかありません。
「これだけいれば一人ぐらい抜けても円陣は崩れないよね……。なら、オレは姿を消して遊撃に出る!」
セナが円陣を抜けて、自機をステルス機能のあるマントで透明化させつつ、いつまにか派手に散らかされたパソコンや計器を背に攻撃を開始します。
「じゃあ、私達は囮になるよ、N.E.O.M.U! 皆を、そしてYELLOWくんを守ろう!」
『マコト』が言えば、N.E.O.M.Uはマシンガンを捨てて、両手を地面につけて、関節をぐるりと回して蛙のような姿へ。
さらに頭部を開口し、長い舌をベロンと出して、イエローライガーを挑発します。
「おいでよライガー君! どっちが強いかはっきりさせよう!」
『マトコ』さんの言葉が届いたのか、それともN.E.O.M.Uの表情がそうさせたのかはわかりません。
けれども、確かにその瞬間、イエローライガーはフッと姿を消すと次の瞬間にはN.E.O.M.Uの背後に移動し、ビームカタナで突撃してきました。
「あははっ! 獣形態にならないと本気出せないの?」
『マトコ』さんは挑発的な言葉を並べながら、スマホをスワイプ!
的確な操作でN.E.O.M.Uを操り、イエローライガーの攻撃を回避しながら、ちろちろと長い舌で挑発を続けます。
「……女性に囮を任せることになるとは」
『plat』は己の無力さを嘆くように呟きながら、
(……あのトリ頭なら、こんな無様な真似は晒さないのだろうな)
ふと、友達でもあり、ライバルでもあり、もっと別の存在のようでもある友人――
源 竜世
くんのことを思い出します。
正直を言えば、そのとき『plat』は少し強大な敵を相手に勝てるかどうか不安になっていたのかもしれません。
けれど、ふとその友人の笑顔を思い出したとき、その不安がフッと消えたのです。
まるで、目の前にいるイエローライガーのように、不安が瞬間移動して、どこかへ飛んで行ってしまったみたいに。
「……そうだ。ボクにはボクにできることをやるだけだ!」
そうして、『plat』は失いかけていた戦意を取り戻し、再び愛機とともに戦場を駆けることを決めたのです。
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
…
27
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!