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白い光を追いかけて ~妖精の森の大冒険!?~
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●進め! 地下迷路探検隊!?
地下迷路内の暗がりに目を凝らして、
染井 湊
はほう、と息を吐いた。
「すごい迷路だな……。ふふ、でもこういうのって、少しワクワクするなぁ」
「トワもーワクワクするマス! Adventure のーハジマリはー、ダンジョンにもあると思うのデス!」
青の瞳を煌めかせて、早速! とばかりに
トワ・E・ライトフェロゥ
はピクシーの魔法を使う。
ぺかりと咲いた向日葵の花は、光の方を向く仕様だ。
「地中デスカラー、一番近い光は白い光かー出口のどっちかなのデス!」
「あ、成る程、そっか」
すごいねと感心したような湊の言葉に、トワはえっへん! と胸を張る。
「今はー、こっちを向いてマスカラー……あっち! デス!」
「……花が咲いてる方に行こうとしたら『そっちは出口だ』と言うつもりだったが……」
もう全然関係ない方向じゃねーかと、トワに自身の背へとおぶさるよう促すのは
夜海霧 楓
だ。
「Wow! 目線が高いデス! カエデ、go for it! たんけんー、するのデス!」
「トワ、耳元で騒ぐな本当に」
トワと楓が賑やかな会話を繰り広げる中、「あの……」と
浅葱 あやめ
が控えめに声を零す。
湊が、軽く首を傾けた。
「どうしましたか?」
「……僕、
これ
で暗視ができるので……少しでも、何かできたら……」
「暗視か。心強いな」
先導を頼めるか? との楓の言葉に、こく、と頷くあやめ。
カラーレンズグラスを眼鏡拭きで拭ってろっこんを発動させたあやめが、
「では……行きますね」
と、少し恐縮した様子ながらも前を歩き出す。
分岐があればあやめがそれぞれの道を確認し、トワも、
「Flour デス!」
なんて、元気いっぱい、光を目指す花を咲かせて、一行はずんずんと迷路を進んでいったが、
「……っ、来ます……」
不意に、あやめが常以上に固い声を出して足を止めた。
「来る? 何が……ッ!?」
のたのたと迫り来るそれ――巨大ミミズを見留めた湊が、声を詰まらせる。
ちっ、と舌を打って、楓が使うのはノームの魔法。
土の上を滑る能力を存分に活用して、
「借りは作らない主義なんでな、上手く翻弄されてくれよ?」
と、楓は縦横無尽に天井や壁をも駆け回り、ミミズを惑わせる。
「Exciting デス!」
なんて、楓の背中でトワがはしゃぐ中、
「び、びっくりした……虫はどうも苦手だなぁ」
なんてぼやきながら、湊は、魔法の蔓を生み出した。
その蔓が、生き物のように動いて、楓に気を取られているミミズを雁字搦めにしていく。
「これで、こっちには来られないよね」
あっという間にミミズが打ち倒されれば、あやめの唇を、細く息が揺らした。
「皆さん、すごいですね……先に、進みましょうか……」
頼もしい導き手に続いて、一行は、白い光を目指して探索を続ける――。
綴 柚枝
の奏でるヴァイオリンの音色が、薄闇の中に響く。
「さぁ皆、俺のヴァイオリンを聴いていけ!」
心が弾むような賑やかな旋律を紡ぎ出せば、パックの魔法で、巨大ミミズも踊り出して。
ご機嫌に揺れるミミズの尻尾が、柚枝をうっかり打ち据えんとすれば、
――ピコッ!
夢月 姫
が魔法で呼び出したピコピコハンマーが、明るい音を弾けさせてミミズをきゅうっと伸してしまう。
会心の一撃を繰り出して、姫は「当たった!」と表情を華やがせた。
「やりました! えへへ、何点出せるかな?」
「ありがとな、姫ちゃん。まったく、演者にお触りは厳禁だっての」
柚枝が唇を尖らせれば、パソコン部の後輩たる
風見鶏 スグリ
が、
「かっこよかったデスよ、柚枝センパイ☆ それにしても、結構進んできたね~」
マッピング~マッピング~、と、メモ帳にペンを走らせようとして、ふと手を止める。そして。
「うん、ちょっと暗いッ! マンモスチャンお願い~!」
と、
大江戸 マンモス
へと軽い調子で助けを求めた。
はああ、と盛大なため息がマンモスの口から漏れる。
「あッ! なんか怒っちゃった!?」
「怒ってねーですよ。この状況が荒唐無稽すぎて、頭が痛いだけです。……ほら、使いやがれです」
言って、周囲を照らすサラマンダーの魔法をスグリの方へと近づけるマンモス。
「ありがと~!」
と、スグリが今度こそメモ帳にカリカリとペンを走らせる中、
「本当に、何なのですかこのオカルトゾーンは? まがりなりにも科学と常識を重んじるこの私が……」
なんて、一時のパニックからは立ち直ったもののマンモスはぶつくさ。
皆落ち着きすぎているのでは、とは思いながらも、マンモスもまた、迷宮の構造を分析・記録している。
「あれッ!? マンモスチャンも皆も、ちょっと見て見て~」
呼ばれて、マンモスはスグリの作ったマップへと眼差しを遣った。
姫と柚枝も、スグリの手元を覗き込む。
柚枝が「うん?」と声を漏らした。
「なんか、おかしくね?」
「デスよね~! こう、道を作り変えて、こっちに行かないよう誘導されてる? みたいな?」
姫が、目をくるりと丸くして、得心したように両手を合わせる。
「道を作り変えて……だから、ろっこんを使って矢印を出しても、行き止まりだったりしたんだ!」
「なるなる、そういうことかー。えーっと、原因がわかったってことは……」
柚枝の言葉に、頷くマンモス。
「突破できちまうってことです。ですよね、風見鶏さん」
「そ~いうコト☆ 次はこっちへ進んで……あとは小まめなマッピングと、姫チャンの矢印の出番かな~」
スグリが応じ、「頑張ります!」と、姫が元気良く手を上げる。
「よーし! 改めて、白い光を探しにいこー!」
マイペースに意気揚々な姫の後に続きながら、柚枝も、
「俺のヴァイオリンの出番も、まだまだありそうだな」
なんて、緑の双眸を悪戯っぽく煌めかせた。
地下迷路の奥、美しく瞬く白を見留めて、
「I found it! 白い光デス!」「見つけた、白い光!」
なんて、トワと姫が声を上げたのは、ほぼ同時。
「別動隊……入口が、複数あったのでしょうか……」
「本当にでたらめだよな。好き放題作り過ぎっていうか」
あやめがぼそぼそと零し、柚枝が呆れながらも屈託なく笑う。
姫が、白い光へとそっと手を伸ばした。
「助けに来たよ。私の傍に居れば、もう大丈夫!」
白い光は、姫の手のひらへとほっとしたように収まって、けれどすぐに、
「っ、ミミズの次はモグラ!?」
と、湊が口にした通り、ずん! とモグラが一行の前に立ちはだかる。
「ヒエッ、何だか殺気立ってる!? こういう時は……」
スグリが放ったのは、相手の動きを封じるトリモチ魔法。
「今のうちに逃げちゃいマショ☆」
「だな。こっちだ! 急げ!」
楓が、トワを背負ったまま叫んだが、
「Oh my god!? もう一匹来るマス!」
トワが見留めたように、2匹目のモグラがずんぐりと姿を現した。
再びヴァイオリンを構えた柚枝が、心湧くような曲を奏でる。
「演奏の邪魔は、してくれるなよ?」
パックの魔法で堪らず踊り出すモグラの頭へと、
「モグラたたき、いっくよー!」
と、姫が呼んだピコピコハンマーがどーん! と直撃。湊も、
「さぁ、この調子でどんどん行っちゃおうか」
なんて、魔法の蔓を呼び出し、姫の攻撃にくらくらしているモグラをしゅるしゅると拘束する。
トドメとばかりに炸裂した火球は、マンモスが灯りに使用していた火の魔法の応用だ。
「ふふん、楽勝ですね……って、まだまだ来やがります!?」
奥の方から姿を見せるモグラを目に、マンモスが慌てた声を出すが、
「……一つ……試してみます……」
と、あやめが不安げな色を眼差しには滲ませながらも、一歩前へと歩み出た。
あやめがシルフの魔法を操れば、モグラ達は、いずこかへと去っていく――。
「今のうちに……行きましょう」
「今のは?」
しんがりを走るあやめへと、湊が尋ねた。
「……匂いの流れを操る魔法、です……。僕達の匂いを、モグラ達の方へと運びました……」
「成る程、モグラは、獲物を探すのに鼻を使うんだったか」
楓が頷き、柚枝が「すごいな!」と明るい声を出す。
「見事な頭脳プレーですね。柔軟な発想……私も、色々と認識を改めるべきか」
マンモスが、後半部分は独り言のように呟いて、唸る中、
「デハー、地上に Let's Go デス!」
楓の背中の上、トワの声がきらきらと弾けるように響いた。
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担当ゲームマスター
巴めろ
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ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月24日
参加申し込みの期限
2018年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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