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●気をつけろ! 紫の子猫珠
八神 修
と
サキリ・デイジーカッター
は電撃対策のため準備にしっかりと時間を割くことにした。それぞれ校内や体育用具室などを巡り、必要なものをかき集める。なぎさの手助けをして黄色・緑・水色の子猫珠を捕まえるのを見届けた
坂内 梨香
も合流して、サキリのろっこん<斬空赤刃>で講堂の屋上へ跳ぶ。
サキリが頑丈に作ったビニール袋を掲げる。
「僕は、絶縁体のビニールやゴミ袋を集めてきたよ。何枚も重ねて、テープで補強した捕獲用の袋を作ってみた。更にゴム手袋もつけて電撃対策をするよ。あとこれ、ポリバケツの蓋。シールドも大事だよね」
「俺もゴム手袋、ゴム合羽、ゴム底靴を拝借してきた。それと、ボール、傘、学祭等で使う電飾だ」
修が掲げたボールと傘には、電飾が巻かれている。サキリは、はて、と首を傾げた。
「ゴム装備はわかる。その電飾付きのボールと傘は何につかうんだい?」
「それはあとでのお楽しみ。来るぞ」
紫の子猫珠がふよふよと飛んでくる。紫色の丸くてふわふわした体のまわりに雷を纏って。
――ななーん!
紫ちゃんがひと啼きすると、ビカビカッと稲妻が空中を走る。それを避けて、修はサキリの姿がないことに気付いた。彼のことだ、何か考えがあるのだろう。こちらはこちらで準備したことを実行するのみ。
姿勢を低く保ったまま、修はおだやかに話しかけた。
「はじめまして。こんにちは。俺たちは敵じゃないよ」
「右に同じよ」
サキリに渡されたポリバケツの蓋シールドを注意深く掲げながら、梨香も紫ちゃんの注意を惹く。
紫ちゃんは、飴玉みたいに真ん丸な目をさらにまんまるくして、二人を見つめた。遊びたくってうずうずしている子どもの目だ。ひげの先っぽが稲妻みたいにギザギザの形になって伸び縮みして、紫ちゃんは帯電する。
――なななーん!
「いいよ、遊ぼう」
修はろっこん<分解>で、講堂の屋根の一部をすこしだけ分解すると、電飾付きの傘を広げて、柄の部分を突き刺した。
ひげの先っぽがピンと伸び、ふたたび稲妻が発生する。稲妻はギザギザと輝く軌跡を描いて傘のほうへと伸びてゆく。そう、この傘は避雷針。金属製の先っぽに稲妻が命中したその瞬間。
ピカピカピカキラキラキラ~~☆
傘に巻き付けてあった色とりどりの電飾が、クリスマスツリーみたいに煌めいた。
――ななっ!?
これには紫ちゃんも驚いたらしい。そしてそれ以上に、稲妻が当たるといろんな色に光るなぞの傘に興味津々という顔である。この人は遊んでくれるいい人だ、そんなまなざしで修を見つめる。
「こんなのもあるよ。そら、おいでー」
修は、電飾を巻いたボールをころころころーと講堂の屋根の上に転がす。家でたくさんの猫と暮らしている修だからこそ、猫っぽい性質があるならこういうおもちゃに飛びつくはずという確信がある。
案の定、紫ちゃんは、転がるボールに飛びついた。
帯電していた紫ちゃんが触れると、電気が流れて、ボールに巻いた電飾がピカピカ光る。
ボールから離れるとピカピカは消える。
くっつくとまたピカピカ。
――なななーーー??
不思議だけれど面白い。
紫ちゃんはすっかり電飾ボールがお気に召してしまった。
(八神のおかげで思った以上に楽な仕事になりそうだな)
身を隠していたサキリはそう思った。<斬空赤刃>を発動させ、紫ちゃんの頭上に瞬間移動。
彼の仕事は、絶縁体素材で頑丈に作った袋を、電飾ボールごと紫ちゃんの上に被せるだけの簡単なお仕事。
さっ。
ばさっ。
――なな!?
袋の口を閉じ、サンタよろしく肩に担ぐ。
「はい、お仕事完了」
サキリは梨香とハイタッチ。修もハイタッチして、うずうずした表情で袋を指さす。
「子猫珠、触っても大丈夫かな?」
「ゴム素材で完全防備だから大丈夫じゃない?」
袋の口をそっと開け、両手で紫ちゃんを抱きあげると、修はもふもふした体を撫でた。
「よしよし。お友達の所に行こうな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月30日
参加申し込みの期限
2018年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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