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古代図書館を思わせる寝子島術法研究所、そこは
火焔 燐
が霊、霊術について研究、調査を行う拠点なのだ。
その日の夕方、
夏神 零
は師匠である燐の元で霊術の調べものをしていた。
「あら?」
テーブルで霊術書を読んでいた燐が顔を上げる。本棚の前にいた零が首を傾げた。
「どうしたのじゃ? 師匠」
「玄関に何か」
燐は本を閉じて、通路に出た。
「面白いお客ね」
女の子だった。玄関から覗くようにキョロキョロと所内を見回していた彼女はこちらに気づいたようで、
「突然ごめんなさい。この施設の方かしら?」
看板を見て入ってきたという彼女はエールと名乗った。しかも、魔女だという。
「ここには様々な術書が保管されておるが、まさか魔女が現れるとは」
エールは気落ちした様子だ。
「信じてもらえないとは思うけれど、本当に困っているの」
「入って来ていいわよん。ここにはあたい達しかいないの」
「ありがとう。お邪魔するわ」
エールは軽く頭を下げて、中へ入り、後ろ手でドアを閉めた。
彼女の話によれば、こちらの世界へ来た時に魔法とその呪文を忘れてしまい、誰かに新しく考えてもらわねばならないらしい。
「新な魔法とは。師匠、どういたすか」
燐はまじまじとエールを観察する。
「ふうむ。術や魔法の媒体は杖のようね。見た感じかなり霊力や魔力も帯びてるようだから、ものすごく調べてみたいけど……欲を言えば欲しいくらいだねん」
「え?」
エールが不思議そうにする。
「うん、こっちの話。ここで良ければ何か実用的な術や魔法を取得していくといいよん」
「この術研究所? だったかしら。とても強い力を感じたの。あなたは只者ではないわね」
燐は笑むばかりだ。
「おぬし、師匠のことがわかるのか?」
「なんとなくだけど。オーラというか、雰囲気というか」
「さて、零ちゃん、彼女に新しい魔法を教えないとね。どうする?」
燐の言葉を受け、零は少し考えて、
「今、使える魔法は何があるのじゃ?」
「ここへ来る前に教えてもらった、分身魔法と空間移動魔法ね。特に空間移動魔法は強力よ。日曜朝が関係あるらしいの」
「空間移動……なら、転移魔法の類はどうじゃ? どのみちお主の世界に戻らねばなるまい。自分の行ったことのある場所ならいつでも転移できるはず。自分の世界の見覚えがある場所へ移動できるという魔法じゃな」
「それはとても助かるわ。空間移動魔法と合わせれば魔法の力が安定するし」
「なら、零ちゃんが教えるのは転移魔法で決まりね。あたいは身を守る魔法を授けるわ。こっちへ」
燐が案内したのは先程の本棚がある部屋だった。テーブルに自身が持つお札や道具を並べてみる。
「あなたなら見るだけで分かるわ。杖と同じように霊力……そちらでいう魔法の力が帯びてる事に」
「え、ええ。確かに」
「札でもお札や護符でも媒体の形が違うだけだから扱い方は同じのはず」
燐はどこからともなく取り出した煮干しを一つかじり、ろっこんで猫に変身する。
「! 魔法?」
エールが驚いたように目を瞬かせる。
「これは師匠のろっこんじゃ。寝子島には拙者らのようなもれいびも暮らしておるのじゃ」
「もれいび……。そう、ひとばかりではないのね」
燐は本棚に飛び乗ると、高い位置から口でくわえて一冊の本を取ってきた。床に着地し、人間の姿へと戻る。
「師匠、それは召喚術の本のようじゃが」
燐は頷いてテーブルへ本を置く。
「召喚した獣に身を守らせるのよ」
燐はエールから杖を受け取った。それから息を吸い込む。
「式神召喚……集え古の神霊」
空に杖をかざして回転させ、最後に床を突く。
燐の周りに風が巻き起こった。
「自分の霊力……エールの場合は魔法を使う力に見合うランクの式神を召喚し、使役できるわ」
その瞬間、杖から光の粒子が飛び散り、収束すると、獣のような形へと変化していく。
黒銀色の体毛を持つ巨大な狼が現れ、燐のそばへ。召喚されたそれの頭を撫でた。
「ここで契約をすればエールを護ってくれるわよ」
エールは目を見開いた。
「式神? こんな魔法、初めて見たわ」
「使い魔、というものがおるのではないか?」
そう問うたのは零である。
「魔法を使う力で使い魔を生み出すことは出来ないの。これは画期的ね」
燐が杖を振ると、召喚した狼は消えてしまった。
「今度は転移魔法ね。……零ちゃん」
零は杖を受け取り、頷いた。
杖を額に当て目を閉じ、行きたい場所をイメージする。
すると、自分の目の前にゲートが出現した。
閉じた目を開き、両手を大きく左右に開くような動きをし、
「ゲートオープン!」
そう言葉を紡いだ。
古い扉が開くような音がし、現れたゲートの向こうにどこかの学校の風景が映り込んでいた。
「ここへ入れば帰れるはずじゃ」
杖を振って魔法を中断し、エールへと返す。
「エール殿、術や魔法は無限大のはずじゃ、おぬしならすぐまた魔法や術を数多く取得できるでござろう」
「……二人とも、ありがとう。あなた達に会えてよかたわ」
エールは笑顔で霊術研究所を去って行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月02日
参加申し込みの期限
2018年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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