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【Toys Labyrinth(2)】
「なるほど、ここは我がギアたちの出番! というわけデースね!」
しゅば、しゅばば! 二台の簡易端末を両手に掲げた
深縹 露草
、参戦!
おかげさまで『Toys Labyrinth』は大盛況、何人ものお客さまを同時にお迎えすることになりまして、二体のギアを操り部屋を攻略中の弥生が振り返り、ちらりとご挨拶。
「お先、やっとるでー。よろしゅーたのんます!」
「ええ、よろしくお願いしますね。さあ、我々も参りますよ……往夜郎さん! 往助さん!」
露草も律儀に一礼を返すと、さっそくカプセルギアを起動します。
『
藍鉄往夜郎
』は凛々しい黒の人狼型ながらもどこか愛嬌のある、近距離型のインファイター。対する『
江戸茶往助
』は、可愛らしい少年の姿をした化け狸型ギアで、遠距離攻撃に長けています。
さっそく、ぴょいんっ! 壁の隙間へ飛び込んだ二体。
『Toys Labyrinth』はいくつかの区画に分かれていて、露草が見上げたモニターには、うっそうとした森が映し出されています。
「ではお願いしますね、往夜郎さんに往助さん」
森はどうやら、どこかのマンガで見たような、まるで忍者の修練場? といった雰囲気です。大きな樹の下に立っている木人には刀傷がいくつも刻まれているし、枝につるされた丸い的には手裏剣が突き立っています。
「ふむふむ、なるほどデース。あの的を攻撃すれば良いのですね?」
木人や的には数字が書かれていて、特定の順番で、それも一定時間以内に叩かなければならないようです。
実のところ露草は、これがカプギア初体験。操縦するのは初めてです。しかもそれが二体同時なのですから、これがなかなかタイヘンなのです。
けれど露草、ニヤリ!
「ふふ……やりがいがありマースね!」
往夜郎は鋭い爪で木人を、往助はどんぐりの弾を放って的へアタック! 凝り性なところがあるのか、カプセルギアにも興味津々、やる気は十分なのでした。
そんなふうに露草が奮闘するそのお隣には、子どもたちの姿もありました。
「私、カプセルギアなんてもってないし……」
「だいじょーぶ、俺のを貸してやるって! だからいっしょにやろーぜ!」
桃井 かんな
はあまり興味が無さそうでしたけれど、
白石 龍樹
がにっこり笑顔で差し出したカプセルギアを見て、思わず惹きつけられるようにそれを受け取りました。
「……列車? ちょっと可愛いかも」
「すげーだろ? このデカールは俺が張ったんだぜ!」
ぐらぐらでゲットしたパーツで組み立てた『
レッドトレイン
』は、ボディや手足が機関車型、頭にはライオンのヘッドパーツを乗せた、勇ましくも愛嬌のあるギアです。
かんなも気に入ったようでして、簡易端末を渡される頃には、すっかりやる気になっておりました。
「よし、俺は『
ムテン
』でいくぜ! かんなちゃん、よろしくな!」
「うん。わかった」
ふたりはモニターを見上げながら、それぞれのギアを壁の隙間へ飛び込ませました。二体のカプギアで同時にギミックを解くのが条件ですので、ふたりで一体ずつしたって、もちろん問題はありません。
「うおー、なんじゃこりゃ!?」
龍樹とかんなが挑むことになったのは、ぐつぐつ煮えたぎる溶岩エリア! もちろん本物ではありませんけれど、床代わりに敷いた薄型ディスプレイに映し出された映像はなかなかの迫力でして、ぐつぐつ煮えたぎる溶岩が、本当に川となって流れているかのようです。ご丁寧に加湿器で蒸気までぷしゅんと噴き上がっていて、実に臨場感は抜群なのでした。
試しにムテンが映像の溶岩を踏んでみると、じゅわー! っと溶けるような効果音。どうやら溶岩を踏まないように進まなければならないようです。
「どうすればいいの?」
「えーっと……」
こくりと首を傾けたかんな。男の子、龍樹としてはぜひとも、良いところを見せたいわけですけれど、溶岩の川幅は広く、二体のギアは飛び越えることもできそうにありません。
「お困りかな?」
「おっ! にーちゃん、ヒントくれよヒント!」
ひょい、とふたりの間に顔を覗かせたのは、ロベルトです。ヒントをくれるお助けスタッフ……というのはさておき、彼は元気な少年が頑張る姿にほくほく、にこにこと良い笑顔を浮かべておりました。
「あたりをよーく見てごらん。なにか見つからないかい?」
ロベルトの言葉に、あたりをよーく見回してみますと。
「あ。あそこ、なんかある」
「どれどれ」
溶岩の川のほとりに、なにか光るものが見えました。どうやら、踏むことで作動するスイッチのようです。
「なにこれ?」
かんながちょっぴり操縦に苦労しつつ、レッドトレインでそれを踏んでみますと……がこん!
「あっ、岩が流れてきた!」
川の向こうから、溶岩に浮かぶ岩がどんぶらこ。表面は平らで、カプセルギアが一体だけ跳び乗れるくらいの大きさがありました。
けれどそれでも、川を渡り切るには足りません。向こう岸にたどりつくには、もうひとつの足場が必要です。
「白石。あっちにもスイッチ、ない?」
「おう! もう分かったぜ!」
子どもたちの思考というのは、なにしろ柔軟です。すぐにも答えが分かってしまったようです。
離れたところにあるふたつのスイッチを、龍樹のムテン、かんなのレッドトレインが同時に踏むと、がこがこん!
ちょうど川幅を跳んで渡れるくらいの間隔で、並んだふたつの岩がどんぶらこ。やはりタイミングを合わせて、ふたつのスイッチを同時に踏むのが正解だったようです。
「いこうぜ、かんなちゃん!」
「で、でも溶岩……ちょっと怖いじゃん」
「大丈夫、俺がお手本見せてやるからさ。それっ!」
ムテンがひょいひょいと軽やかに川を渡り切ると、レッドトレインもおっかなびっくりながら、ぴょいんぴょいん。少々よろけながらも、二体は無事、向こう岸へ渡ることができたのでした。
「やったぜ!」
思わずガッツポーズ! かんなはほんの少しだけ、くすりと笑います。
着いた先の壁には、次の区画へ繋がる穴がぽっかり。龍樹とかんなはひとつうなずきあって、端末をびしりとスワイプ。カプギアたちはぴょいんと、穴の向こうへ飛び込んでいきました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月20日
参加申し込みの期限
2018年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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