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- 00月00日生 00歳
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ぐらぐらプレゼンツ・ファイナル脱獄ゲェム！
【ファイナルゲェムスタート！ アーンド、メイド喫茶（１）】
『ぐらっつぇ×ぐらっつぇ☆寝子島ショッピング・パーティー……きゅう』略して『ぐらぐら』！
お買い物や、各店で催されるちょっとしたイベントに、ミニゲームなどなど。大いに盛り上がったパーティーも、いよいよ終わりの時を迎えようとしております。
けれどそこは、お祭り好きな寝子島住人たちのこと！ すんなりただで終わってしまうわけもないのでした。
「ぴんぽんぱんぽーん！」
スピーカーから届くのは、あいもかわらずのんびりまったり、気の抜けたアナウンスです。
「みんな、お部屋に入ったかなぁ～？ それじゃ、『ぐらぐらプレゼンツ・ファイナル脱獄ゲェム！』始めるよぉ～！」
唐突に参加者たちが閉じ込められてしまったのは、作りもしかけも様々な小部屋の数々。
そう……これは脱獄ゲェム！ マンボウくんへの嫉妬に狂ったサン・魔・サンのアジトたる迷宮から、知恵と勇気、そして『ぐらぐら』で購入したアイテムを駆使して、見事脱獄を果たすのです！
という設定のもと、謎解きを楽しむイベントなのでした。
「どうしてもこまったときは、お部屋にいる番人さんや、ぼくに声をかけてみてねぇ～。ヒントをあげちゃうよぉ～！ わわわ、ぼく、うまーく教えてあげられるかなぁ～……きんちょうして、きゅうっ！」
マンボウくんの気絶芸（？）もキマったところで、いよいよ脱獄開始！
さっそくあちこちの部屋から、参加者の楽しそうな声、驚きの声が聞こえてきます。ぐらぐらは最後のイベントまでわいわい、とにかく賑やかなのでした。
「はい、じゃあ練習してみようか？ せーのっ。おかえりなさいませ、ご主人さま！」
「「おかえりなさいませ、ご主人さま」」
寝子島高校ミステリ研究会がプロデュースする、ここは『メイド喫茶』。
なーんて楽しそうな名前の部屋ですけれど、これでもれっきとした迷宮のひとつでありまして。迷い込んだら最後、もちろん謎を解くまで脱出することはかなわないのです！
そんなメイド喫茶迷宮の番人がこちら、新井 すばるにブリジット・アーチャー、神野 美野梨の三人でありました。
「ところでふたりとも。ちょっと気になっていることがあるんだけど」
可憐なメイドさん姿となったブリジットと美野梨のフリルいっぱいコスチュームをフムンと観察しつつ、すばるは真面目くさって言いました。
「メイド喫茶だし、やっぱりボクもメイド服を着るべきかな？」
「……ええと。すばるくんが着たいなら、着たらいいと思うけど」
「着なくていいわ」
ブリジットがぴしゃりと言ってくれなかったら、部屋の来訪者はちょっと変わったメイドさんを目にすることとなっていたかもしれません……むしろそれがイイ、という懐の広い方もなかにはいらっしゃるかもしれませんけれど、それはさておき。
やっぱりそうだよね！ とかなんとか言いつつ、すばるはなにを思ったか、いそいそと『ちくわくん着ぐるみ』にメイド服を着せ始めました。
「うん。これでよし！」
『ちくわくん着ぐるみメイドさんバージョン』にすっぽりと収まったすばる、くるりっと身軽にターン！ フリフリのフリルスカートがふんわり浮かび上がり、なめらかなちくわ肌があらわとなって、
「どう？ これはこれで可愛くない？」
「……私、ノーコメント」
ひらりとつれなく手を振ったブリジットに代わり、美野梨へと注がれるちくわメイドのつぶらな瞳。
美野梨は困ったように視線をちくわメイドとブリジットの間へ行ったり来たりさせた後、控え目に言いました。
「可愛い……とおもう、わよ？」
「やっぱりね！」
くるりんっ！ ちくわメイドさんのフリルスカートが翻り、美野梨とブリジットは苦笑いでありました。
そうこうする間にマンボウくんのアナウンスが響き、いよいよ『ファイナル脱獄ゲェム』の開始です！
もちろん、部屋の準備は万全です。ふわふわとして甘いメイド喫茶風の内装もバッチリ、かつ内部にはミス研らしい推理を楽しめるしかけもちゃあんと盛り込んであります。ついでに棚には、美野梨のお気に入りのぬいぐるみもセットアップ！
ちくわメイドさんはやる気じゅうぶん、ちょっぴり恥じらいがちなメイドさんの美野梨だってとっても素敵です。
もちろん、ミス研会長兼メイド長たるブリジットの気合の入りようときたら、ハンパじゃないのです。
「さあふたりとも、ご主人さまをお出迎えするわよ！ カンペキなおもてなしと上質なミステリーを提供して、メイド喫茶も見事Q.E.D.といきましょう」
がちゃりと部屋の扉が開き、さっそくやってきたお客さまを前に、三人はまさしくカンペキなご挨拶をキメたのでした。
「「「おかえりなさいませ、ご主人さま！」」」
『ぐらっつぇ×ぐらっつぇ☆寝子島ショッピング・パーティー……きゅう』略して『ぐらぐら』！
お買い物や、各店で催されるちょっとしたイベントに、ミニゲームなどなど。大いに盛り上がったパーティーも、いよいよ終わりの時を迎えようとしております。
けれどそこは、お祭り好きな寝子島住人たちのこと！ すんなりただで終わってしまうわけもないのでした。
「ぴんぽんぱんぽーん！」
スピーカーから届くのは、あいもかわらずのんびりまったり、気の抜けたアナウンスです。
「みんな、お部屋に入ったかなぁ～？ それじゃ、『ぐらぐらプレゼンツ・ファイナル脱獄ゲェム！』始めるよぉ～！」
唐突に参加者たちが閉じ込められてしまったのは、作りもしかけも様々な小部屋の数々。
そう……これは脱獄ゲェム！ マンボウくんへの嫉妬に狂ったサン・魔・サンのアジトたる迷宮から、知恵と勇気、そして『ぐらぐら』で購入したアイテムを駆使して、見事脱獄を果たすのです！
という設定のもと、謎解きを楽しむイベントなのでした。
「どうしてもこまったときは、お部屋にいる番人さんや、ぼくに声をかけてみてねぇ～。ヒントをあげちゃうよぉ～！ わわわ、ぼく、うまーく教えてあげられるかなぁ～……きんちょうして、きゅうっ！」
マンボウくんの気絶芸（？）もキマったところで、いよいよ脱獄開始！
さっそくあちこちの部屋から、参加者の楽しそうな声、驚きの声が聞こえてきます。ぐらぐらは最後のイベントまでわいわい、とにかく賑やかなのでした。
「はい、じゃあ練習してみようか？ せーのっ。おかえりなさいませ、ご主人さま！」
「「おかえりなさいませ、ご主人さま」」
寝子島高校ミステリ研究会がプロデュースする、ここは『メイド喫茶』。
なーんて楽しそうな名前の部屋ですけれど、これでもれっきとした迷宮のひとつでありまして。迷い込んだら最後、もちろん謎を解くまで脱出することはかなわないのです！
そんなメイド喫茶迷宮の番人がこちら、新井 すばるにブリジット・アーチャー、神野 美野梨の三人でありました。
「ところでふたりとも。ちょっと気になっていることがあるんだけど」
可憐なメイドさん姿となったブリジットと美野梨のフリルいっぱいコスチュームをフムンと観察しつつ、すばるは真面目くさって言いました。
「メイド喫茶だし、やっぱりボクもメイド服を着るべきかな？」
「……ええと。すばるくんが着たいなら、着たらいいと思うけど」
「着なくていいわ」
ブリジットがぴしゃりと言ってくれなかったら、部屋の来訪者はちょっと変わったメイドさんを目にすることとなっていたかもしれません……むしろそれがイイ、という懐の広い方もなかにはいらっしゃるかもしれませんけれど、それはさておき。
やっぱりそうだよね！ とかなんとか言いつつ、すばるはなにを思ったか、いそいそと『ちくわくん着ぐるみ』にメイド服を着せ始めました。
「うん。これでよし！」
『ちくわくん着ぐるみメイドさんバージョン』にすっぽりと収まったすばる、くるりっと身軽にターン！ フリフリのフリルスカートがふんわり浮かび上がり、なめらかなちくわ肌があらわとなって、
「どう？ これはこれで可愛くない？」
「……私、ノーコメント」
ひらりとつれなく手を振ったブリジットに代わり、美野梨へと注がれるちくわメイドのつぶらな瞳。
美野梨は困ったように視線をちくわメイドとブリジットの間へ行ったり来たりさせた後、控え目に言いました。
「可愛い……とおもう、わよ？」
「やっぱりね！」
くるりんっ！ ちくわメイドさんのフリルスカートが翻り、美野梨とブリジットは苦笑いでありました。
そうこうする間にマンボウくんのアナウンスが響き、いよいよ『ファイナル脱獄ゲェム』の開始です！
もちろん、部屋の準備は万全です。ふわふわとして甘いメイド喫茶風の内装もバッチリ、かつ内部にはミス研らしい推理を楽しめるしかけもちゃあんと盛り込んであります。ついでに棚には、美野梨のお気に入りのぬいぐるみもセットアップ！
ちくわメイドさんはやる気じゅうぶん、ちょっぴり恥じらいがちなメイドさんの美野梨だってとっても素敵です。
もちろん、ミス研会長兼メイド長たるブリジットの気合の入りようときたら、ハンパじゃないのです。
「さあふたりとも、ご主人さまをお出迎えするわよ！ カンペキなおもてなしと上質なミステリーを提供して、メイド喫茶も見事Q.E.D.といきましょう」
がちゃりと部屋の扉が開き、さっそくやってきたお客さまを前に、三人はまさしくカンペキなご挨拶をキメたのでした。
「「「おかえりなさいませ、ご主人さま！」」」
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年01月20日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年01月27日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年01月27日 11時00分
