this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
みんなでやれば……
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
●
河原を上った堤防、そのすぐ先にあるゴミ捨て場。神魂の影響を受けたといわれるいわくつきスポット『ブラックごみごみホール』は今も変わらずそこに存在する。現在は使用不可になっており、防鳥ネットの片されたその場所にゴミは全く捨てられていない。
「へぇ、これが噂の……」
そんなオカルトめいたスポットの噂を機敏に聞きつけて、意気揚々と見物にやってきた
晴海 飛鳥
がポケットに手を突っ込みつつ呟いた。どの角度から意識しようと何の変哲もないゴミ捨て場に見えるのだが、『もれいび』がこの中に足を踏み入れた瞬間、即座に河原へ飛ばされてしまうとの話だった。
なるほど、なんともなオカルトで、胸をゾクゾクさせる。
(ぐっ、試したい……しかし、今やってしまえば僕はゴミ山の中に……)
取りあえず、目的の一つだった張り紙だけしておこうか。「この先河原いき」。こんな張り紙一枚がこの先の議論の的になったりするかもしれないと考えれば、飛鳥は震えるように笑い、背徳の味にぞくりとした。
(フフフ……いやー、楽しみ)
「あら、飛鳥さんもいらしてましたの?」
「奇遇ねぇ、あたしたち今から掃除を手伝いに行くのよ~」
張り紙を柵の手前に張り付けた瞬間、聞きなれた声にはっとして飛鳥は振り向いた。手をかざした
天満 七星
と
尾鎌 蛇那伊
が、普段とは様子が違う格好をしてそこに立っている。
七星は普段から身に纏っている和服の袖を七分ほどまくってたすき掛けをしており、その白く小さな手にはハサミが握ってあった。それとはまるで正反対に、蛇那伊はシンプルなシャツを着ており、首からタオルを下げている様は、その豊かな体格もあって工事現場のガテン系にしか見えない。
「掃除? あぁ、河原のだね」
「君はどう? 向こうは結構すごいことになってて、まだまだ人手が足りないらしいわよ?」
「らしいね、僕も後から行こうとしてたんだ」
「まぁ、それはきっと、皆さんも喜ばれますわ」
腕組みをした蛇那伊に誘われて、飛鳥はゴミ捨て場をちらと見てから頷く。けれどもこのゴミ捨て場が本当に『ブラックごみごみホール』で、本当に中のものが河原まで移動してしまうのかがどうしても気になってしまう。
口元をかくし上品に笑っていた七星は、ふと例の噂を思い出して尋ねた。
「あの、そちらはもしかして……」
「うん、噂になってる『ブラックごみごみホール』だよ」
「あらやっぱり。これがその……」
言うと、七星は穏やかな笑みのままで目の前のゴミ捨て場まで歩み寄り、和服の裾をつまみあげてから、ぴょんと飛び込んでみた。
予想はしていたが、何も起こらない。
「うふふ、私は『ひと』ですから、やっぱり例の瞬間移動は起きませんわね」
「『もれいび』ならいいの? どれどれ、瞬間移動なんておもしろそうじゃない?」
残念がる様子はなく、寧ろ楽しげに笑う七星がゴミ捨て場から退くと、今度はにやりと笑う蛇那伊がうって出る。蛇那伊は『もれいび』だ。『ブラックごみごみホール』が本当に噂通りならば『もれいび』には即座に反応する筈。
「ふふん、ちょっと先着組を驚かせてやろうかしら。見事にポーズを決めてやるわよ~」
「あ、ちょっと」
今テレポートすればゴミ山の中に……。飛鳥は咄嗟に手を伸ばしたが、ずかずかと行ってしまった蛇那伊に水を差すのは悪い気がして言葉をなくしてしまう。蛇那伊がゴミ捨て場に足を踏み入れ、びしっとポーズを決めた、その瞬間。
「いくわよぉぉっ!」
「わっ」
咆哮のような蛇那伊の叫びとほぼ同時に、飛鳥は目を丸く見開いてしまった。蛇那伊の叫びにではない。しっかりとセクシーなポーズを決める蛇那伊の背中が一瞬だけ光ったかと思えば、瞬く間にその巨体が消え去ってしまっていたのだ。
後には何も残らず、再び何もないゴミ捨て場がそこにある。物珍しい光景を目の当たりにして、ゴミ捨て場の前に残された二人はぱちくりと括目していた。
「凄いね、いわゆるテレポートってヤツだ」
「あらまぁ、なんだか、面白いですわね」
「蛇那伊君が本当に移動したのか気になるね、行ってみようか」
早く噂の真偽が知りたくて落ち着かない飛鳥の言葉に、七星はほんわかと微笑んで答えた。蛇那伊が送られた先であろう河原はすぐ背後にある。
「ハーハッハッ! とても良い日で絶好の散歩日和だなぁ、ゴージャスくん!!」
いざ河原に向かって飛鳥と七星が歩き出した時、えらく上機嫌な笑い声が二人の行く先から聞こえてきた。ペットのフェレット(ゴージャス君)を肩に乗せた
長谷川 凜
が、楽しげにスキップでもしながら道なりを歩いてきたのだ。
「おお長谷川君、ちょうどいいや」
「んん? 飛鳥ではないか。この俺に何か用か?」
手をひらつかせて陽気に挨拶を返す凜だったが、それ以上何かを言う前に、ご機嫌に躍らせていた腕を、飛鳥によってがっしりと掴まれた。
「いいもの見せてあげるから、早く早く」
「え?」
「さぁさ、蛇那伊さんはもう河原に着いている筈ですわ」
「え? 何? 何?」
さっぱり訳が分からない。いいもの? 唐突なことに首を傾げるばかりの凜だったが、そのまま二人に引き摺られるようにいずこかへと連行されていった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
みんなでやれば……
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
tsuyosi
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月17日
参加申し込みの期限
2013年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!