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【星幽塔】第七階層 眠れる獅子
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【番人との戦い】
イヌビスは杖を構えながら、黒い翼で
レオーネ・ナジュム
に急接近しようとしていた。
御剣 刀
は、そのイヌビスがレオーネに杖の届く範囲に迫るよりも早く、《加速》し、横から先手を取るかたちで剣を振るった。
ガキン、と金属音がしてイヌビスが杖で刀の日本刀を受け止めたのがわかる。
(……って、やべ。この財宝を取り戻しに来たのに、これを壊しちゃったら元も子もないんじゃ――)
「――冒険者よ、杖のことは気にするな。その杖はそう簡単に壊れんし、今はイヌビスに我々の力を示すことが先決だ!」
一瞬ヒヤリとした刀に、すぐ後ろからレオーネの声が届く。
「……わかった!」
それに刀はほっと安堵して頷くと、そのまま気合を込めて、押し込み続ける。
『なかなかいい剣筋だ。だが、まだ青いな。勢いだけでは、私には勝てぬぞ』
「……っ!?」
次の瞬間、足下から冷たい気配が刀を襲う。見れば、足下に魔法陣。そこからまさに何かが放たれようとしている。
(……ッ、加速!!!)
ほとんど反射的に頭の中で撃鉄を落として、刀はそこから放たれたレーザーを回避した。
『よく避けた。だが、今のは少し加減してやった。次からは手心は加えぬ。ゆめゆめ足下をすくわれぬようにすることだ』
「……っ」
その言いぐさに、刀はカチンとくる。
が、それが相手の手なのだと判断する冷静さも彼は備えている。
落ち着いて、もう一度仕切り直しをはかる。
「イヌビス、次は俺の相手をしてもらう!」
新田 亮
が、大声を出し、イヌビスの意識を引きつける。
その瞬間には、彼の姿の見える方向から、大蛇から放たれた銃弾がイヌビスを狙っている。
『ほう。なかなか面白い銃だな』
イヌビスは薄く笑い、その銃弾を杖で弾くという離れ業をして見せる。
そして、イヌビスは地面を滑るように亮のいる方向へ移動し、杖を振るった。
『……なに?』
だが、杖は亮にあたることなく、亮はフッとその場から消えた。
(……かかったな!)
イヌビスの杖をすり抜けた幻の斜め後方で、本物の亮はかすかに笑った。
亮はおひつじ座も魔星の力を使い、自らの斜め前方に幻をつくって見せたのだった。
こうすれば、亮はあたかも瞬間移動のごとき速度で、敵の攻撃を回避したかに見える。
『……などと言うとでも思ったか?』
「……っ!?」
上空から何かが降ってくる。亮はそう感じて、とっさに大きく後ろに跳び退いた。
次の瞬間には、頭上から降り注いだ岩がさっきまで亮がいた場所に立て続けに落下した。
岩は一つ一つが重く、堅そうで、もし直撃を浮けていたら、と亮はゾッとする。
『口ほどにもないな。冒険者達よ。それで、この杖を管理したいなどとよく言えたものよ』
イヌビスはそう言うと、今度は視線を
旅鴉 月詠
に向ける。
『お前も、あれだけの口上をきったのだから、相応の実力は持っているのだろう?』
「……あいにく、戦闘は専門じゃないのだよ」
月詠は軽口を叩いてみせるが、彼女の脳裏にイヌビスに対抗する攻撃手段は浮かばない。強いていうなら、金的だが、そもそもイヌビスがオスなのかどうか――。
『だが、その鍵は飾りではないのだろう?』
イヌビスが月詠に杖を急接近し、振りかぶる。
「……っ」
月詠は反応できない。
しかし、そんな彼女の前に、無防備をさらした
アケーチ・タッマーキ
が立ちはだかる!
ゴッ、と鈍い音がして、杖がアケーチの肉体にめりこむ。
「……あぁ、イイですね……! もっとください……!」
が、アケーチは痛がるどころか、むしろ恍惚とした表情を浮かべて、より激しい刺激を求めている。
『……身を挺して仲間を守るとは、見上げたもの――と言いたいところだが、ただの変態のようだな』
「……ああ、いいですね! そのバナナで釘が打てそうな冷たい視線! イイッ! もっとください!」
アケーチの興奮のボルテージはますます上がり、それに反比例して玄室の気温はどんどん下がっている。
だが、ある意味で一番アケーチの存在がイヌビスにダメージを与えているかもしれなかった。主に精神の方に。
水上 桜
は、アケーチを救うために、クロスボウを連射した。
「その人から離れなさい!」
『ほう。変態を救うか。さてはお前も変態か?』
「違う!」
そこだけはきっぱりと宣言しつつ、桜は矢を放ち続ける。しかし、イヌビスは器用に杖を振りまわして、その矢を片端から弾いていく。
そこに
アスワド・クロノワール
と
サキリ・デイジーカッター
のコンビが一気に接近戦を仕掛ける。
「ボクはヴォーパルバニーがクロノワール族のアスワド、行くぞイヌミミ!」
「ふふ、イヌビスか。それじゃあ僕はジェフティとでも名乗っておこうかな!」
アスワドの緋王双刃、サキリのナイフが左右からイヌビスに迫る。
『ほう。お前達の剣使いか。ならば――』
イヌビスが口元に笑みを浮かべると、彼の手の中でイヌビスの杖が二つに分かれる。
右手に杖の上部、左手に下部を手にしたイヌビスがそれらを双剣にように使い、左右の手でアスワドとサキリの攻撃を同時に受ける。
「おお、やるな、イヌミミ!」
「……まさかそんなギミックが杖に隠されていたとはね。それなら――」
サキリは、そこでふっと柄を握る手の力を緩める。
『……っ!?』
イヌビスがわずかばかりに体勢を崩した。
そこで、サキリとアスワドが視線を交わす。
体勢を崩したイヌビスに対し、左右から逃げ場を奪うように挟撃!
『……っ!』
ここで、ようやく攻撃がヒットする。
だが、イヌビスの表情からは余裕の色がまるで消えない。
『くく。面白い。ならば、私も少し本気を出そう』
イヌビスがそう言った瞬間に、そこにいた冒険者達の背筋にぞわりと悪寒が走った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月11日
参加申し込みの期限
2018年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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