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【星幽塔】第七階層 眠れる獅子
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【王の間(2)】
「く、ふふ、ふふふっふふふ!! たまには鞭を振るう側も良いですね……!」
アケーチ・タッマーキ
は、変態的な笑みを浮かべて愛の鞭を振るっていた。
「い、痛ぇ……! で、でも、ちょっと気持ちイイッ……!」
鞭で打たれているならず者達も、だいぶ変態だった。アケーチの呪術の光で能力低下しているせいかもしれない。
そのすぐそばでは、
シーナ・キュクノス
が鞘に剣を収めたまま、同じく剣を持つならず者と対峙していた。
よく見れば、そのならず者は街で出会った二人のうちのアニキじゃない方だった。
「くく、ねーちゃん。こんなところまで来るとは、あのときといいええ度胸しとるなぁ」
げへへと嫌な笑みを浮かべるならず者に、シーナは溜息を吐く。
「……言っておきますけど、僕は男ですから」
「な、なんやて……!? う、嘘や……。わいが確かめたる!」
ならず者が突っ込んでくると、シーナはもう一つ息を吐くと同時にすらりと剣を抜いた。
「……暑苦しいのは苦手ですが、必要とあらば仕方がありません。少し遊んであげますよ」
呟くと同時に踊るように前へ踏み込む。相手の剣をステップで回避し、風のような速さで、二度、三度と斬りつける。
「……痛ぅッ! く、癖になる痛みやでぇ……!」
ならず者がちょっと嬉しそうな声を上げるので、シーナは思わず怖気が走る。
「く、ふふ、ふふふっふふふ!! わかります……! その気持ちわかりますよ……!」
「……いや、わからなくていいですから」
嬉しそうなアケーチに突っ込みつつ、シーナは手数を使って攻め続けた。
「な、なんや。ひらひらふらふらしよってからに……!」
ならず者は悪態をつくが、それはシーナの動きに圧倒されている証拠にほかならない。
(……師匠の名をこんなやつらに汚させるわけにはいきません!)
アケーチは、シーナの師のことも、シーナが師の弟子であることを知っている。彼の前で無様な姿は見せられない。
また、その場にいた剣の使い手はシーナだけではない。
「シーナもやるな! ボクもやるぞ!」
アスワド・クロノワール
も優れた剣の使い手だった。彼女はシーナの舞うような剣を見て、何かを思いついたように緋王双刃に魔火をまとわせる。そして、舞うように踊り、二つの剣を振るった。
「お、おわあっ!」
「く、うさみみの嬢ちゃん、お前もか……!」
赤い剣閃から火花が散り、ならず者達の悲鳴が木霊する。
「ふ。さすがだな、冒険者達」
レオーネ・ナジュム
も、二人と比較すれば華に欠けるものの、確実な剣でならず者をねじ伏せていた。
「お、おどれっ! いきっとるんちゃうぞ!」
と、そのとき横合いからスリングショットを持った男達がいきり立った声とともに拳大の石を飛ばしてくる。
「「「……ッ!?」」」
シーナ、アスワド、レオーネの三人はとっさに第一の石を回避する。
「攻撃の手を絶やすな。数で押し切れやッ!」
ならず者の一人の声を合図に、さらに畳み掛けるように、第二、第三の投てき攻撃が三人を狙う。
だが、そのとき、どこからともなく旋風が起きて岩の軌道を逸らした。
「アスワドさん、キュクノスさん、レオーネさん。外野は気にしないで、剣に集中して!」
椿 美咲紀
が魔風の光を宿した杖で起こした旋風による防御壁だった。
(ここにはアスワドさんやレオーネさん、キュクノスさんといった近接戦闘の名手がたくさんいる。だから、私は後方支援に徹するのです!)
そんな美咲紀の支援に、シーナは目礼で応じつつ(繰り返すが、彼はあまり人懐こいタイプではない)、さらに剣を振るい続ける。アスワド、レオーネも同様だ。横槍が入らなければ、三人にとって、ならず者達など相手にならない。
「く……。どけや、嬢ちゃん! 兄弟がピンチなんじゃあ!」
と、今度はならず者が美咲紀を襲うが、そこにラサラスが飛びかかって男を地面に押し倒す。
「ありがと、ラサラスくん! よし、次々行きますよ!」
美咲紀は、勢いに乗り、風をびゅんびゅん吹き荒らす。そもそもならず者達など、本来敵ではない。注意を払うべきは、このピラミッドにもしかしたらいるかもしれない財宝の守護者のような存在なのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月11日
参加申し込みの期限
2018年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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