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深夜激走! 寝子島仮装マラソン大会
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優勝は目指さない、だが参加して楽しんで完走する。そんな無理のないスタンスで参加するものも相当数いた。
望月 神無
もその一人である。
姉が強く勧める仮装を着てみれば、なんとも見事な吸血鬼の扮装だった。中世貴族のテイストを取り入れたスーツに、裏が緋色の黒マント。お約束の一つとして襟は高い。仕立てが本格的なのが災いして、動き回るには若干マントが重いが気になるほどではなかった。
「しかし、みんな気合入れて仮装してるよな」
吸血鬼の衣装を最初に見たときには、これはやりすぎだろうと思ったが、いざ会場に来てみれば派手な仮装ランナーがそこかしこにいる。神無と同じような、夜の眷属の仮装も少なくない。おかげで神無は自然にその場に溶け込んでいた。
「おーい、御陵」
見知った姿を見止め声をかける。
御陵 春哉
は本日の仮装のパートナーである
桜井 ラッセル
と一緒にいた。神無の声に振り向き、笑顔で手を振る。
「わあ! 神無さーん!」
春哉はきりりとした男装をしていた。髪をまとめ、ファンタジーの剣士のような装いに見える。
「おおっ、なんだそりゃ? 三銃士か?」
「違います。従姉が用意してくれた衣装なのですが……側近の服ということで」
「へえ、よくできてるな」
「手作りなんだそうです。なんでこんなに手が込んでいるのか……」
恥ずかしがる春哉に、隣のラッセルが助け舟を出す。
「いやいや、よく似合ってるよ。そちらの吸血鬼さんも高貴な雰囲気でカッコいいね」
「あっ、ありがとうございます! 王子!」
「なるほど、確かにこれは王子様だな」
神無も文句なしにうなずくほど、金髪のラッセルは王子様姿が様になっていた。
「俺は1-1の桜井ラッセル。今日は御陵と一緒に走らせてもらうことになったんだ」
「そうなんです! 側近なのにお仕えする人がいなくて、困っていたんですが……今日は桜木さんが私の王子様です! ご一緒させていただきます!」
聞きようによっては告白とも取れる大胆発言を放ち、春哉はひざまずいてラッセル王子の手を取った。
「王子! 私は王子の右の腕となりましょう。どこまでもお供させていただきます」
「ありがとう。勝利は我が手にありだ。だががむしゃらに全力を出さなくてもいい。完走しきることが私たちの目標と心得よ。……ついてきてくれるか?」
「もちろんです、王子!」
スタート前に始まった側近と王子のやりとりは寸劇のようだ。周りから拍手が起こる。いつにない春哉のテンションに、神無は面食らった。
「あ、ああ。いいパートナーを見つけたみたいだな……が、がんばれよ?」
我に返って自分のなりきりを恥ずかしがる春哉を残して、神無はスタートラインに着いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
84人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月23日
参加申し込みの期限
2013年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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