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\ オーバータイム!/
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走る
鳳翔 皐月
、追う
神無月 文貴
。そのそばをまた海賊仲間が通った。俊足海賊仲間の
シグレ・ナイトウォーカー
とはたびたびコース上で再会している。
「ちんたら走ってんなよ? 海の男の心意気、その程度だと思われちまうぜ」
「それは心外。いや許しがたい。この剣で我が闘志を示そう」
「ほう。やってみせろよ」
文貴はすらりと腰の剣を抜き構えてみせる。応じるようにシグレも剣を抜き、互いに剣をクロスさせるようにぶつけ合う。ちょっとした剣戟だ。刃の触れ合う音が街道に響く。沿道からは歓声が上がった。シグレと文貴は舞うように二度、三度と剣を交え、最後に観衆に大仰な礼をして、また走り出した。シグレは文貴に手を挙げて、速度を上げて先を行く。
「よう。待たせたな。仮装すんならこれぐらいはやらねぇとな」
疲れを見せない文貴に対して、皐月の顔色は悪くなっていた。
(肺が痛ぇ。足が棒みたいだ。焦ったり、怒ったり、……どきどきさせられたりしたせいだ)
全部、ぜんぶ、文貴のせいではないか。せっかくの楽しい深夜のイベントだと言うのに!
「こっちに寄ってくんな、ずっと遊んでろ!」
当たり前のように隣に並ぶ文貴に腹が立って、皐月は再び蹴りを食らわせようとした。とたん体が思いも寄らぬ方向に傾く。同時に軸足にしていた左の足首に気味の悪い痛みが走った。
「あつっ……!」
とっさに飛びのいたものの。予測した蹴りは飛んで来ず、皐月は低く声を上げてうずくまっている。文貴は驚いて駆け寄り、覆いかぶさるようにしてランナーたちを避け、彼女を沿道へと連れて行った。観客たちも心配そうに見守る。
「皐月。大丈夫か」
「くそが! ……っつぅ、ひねっちまった……。これじゃ完走はできねえしっておい!?」
「よし行くぞ」
文貴は足をくじいた皐月を背負い、何事もなかったかのように走り出した。「よっ色男!」「海賊がんばれー!」などと無邪気に喜ぶ観客の拍手の中、皐月はパニックを起こす。
「組長、何すんだ! 離せバカ、おんぶなんてガキじゃねえんだから! 降ろせ! おろせええええ! 文貴い!」
皐月は恥ずかしさでいっぱいだった。仮にも大人の女がおんぶされてこのままゴールまで運ばれていくなど、無様な姿にもほどがある。
「降ろさんぞ」
文貴はたった一言そう言うと、速度を落とさず走り続けた。
(ええいもう、どうにでもなれ!)
足の脈打つ痛みも、太ももを通じて伝わる文貴の暖かさも、この自分の乙女のようなむずむずとする恥ずかしさも、今だけのもの。夜中のイベントにふさわしいテンションが皐月を支配する。
「おらあ! 海賊団のお通りだァ!」
皐月は背中の上でサーベルを振り回し、威勢よく叫び始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
84人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月23日
参加申し込みの期限
2013年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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