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喫茶「セピア」営業日誌:歩き始めた
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◆ 続いて、ご注文を(新聞部編)
喫茶『セピア』の奥まった場所にあるテーブル。窓から外のようすを見渡せるそこは、もはや、常連客となりつつある
八神 修
の定位置だった。普段、そこに一人で座って専門書を読んでいることの多い彼だが、今日は悠弥や依菜里も知っている人物を伴って来店していた。
「先日は取材へのご協力、ありがとうございましたなのです。お礼に、ささやかですが、寄贈品を持ってきましたですよ」
にこやかに言い、
椿 美咲紀
が悠弥に手渡したのは、以前、彼女が『セピア』を取材して作った寝子高新聞の記事だった。数部ほど用意されたそれらは、ひとつひとつ、丁寧にクリアファイルにはさまれている。
「これ、お店のテーブルかマガジンラックに置いてもらえないですか? 注文したものを待っている間に読んでもらえたら、黙っていてもお店の紹介ができてしまうという、優れものなのですよ」
「そういえば、よく喫茶店にタウン誌が置いてありますよね」
修の注文であるコーヒーと、本日のおすすめ――若鶏の香草焼き――をテーブルへと並べながら、ぽつりと綾花が言った。すかさず、美咲紀は「それに近い感覚なのです」と、うなずく。
「それから、店長さんのブログ記事を瓦版みたいに印刷したり、書いた本をお店に置くのもいいと思うのですよ」
「あっ! それ、私も思っていたんです」
手を合わせるようにして、ぱちりと叩き、綾花が悠弥を見あげる。
「悠弥さん、やりましょう。作品を手に取ってもらう良い機会にもなりますよ」
「そう、ですか? ですが、どうも僕はそういったものの置き方がわからなくて……」
「うん。料理の盛りつけとかは平気なのに、ユーヤってば、品物の並べ方とか、だめだめだもん。前に、コンビニでアルバイトしてたときなんて」
「い、依菜里!」
何事かを言いかけた依菜里に声をかぶせて、悠弥は顔を赤くする。いたたまれない、といったようすの悠弥を見て、綾花はくすりとした。
「ふふ。大丈夫ですよ、今回は私が並べておきますから」
美咲紀の持ってきたクリアファイルを手に一礼し、綾花がさがる。入り口から目につく場所をてきぱきと片づけてスペースを確保すると、すぐにファイルや本を並べ始めた。
「アヤカはユーヤと違って、しっかり者だねえ」
「はは。僕もそう思うよ」
悠弥が苦く笑ったタイミングで、それまで静かに事態を見守っていた修が、ふと口を開いた。
「そういえば、新しいメニューづくり、あれからはかどってますか?」
これに、悠弥は迷うことなく、うなずいた。
「ええ。修くんが提案してくれたような、作品の世界観を表現したものも、少しずつですが」
「そうですか」
どこか呟くように、修が相づちを返す。そうして、軽く目を伏せた後、修は言った。
「大手コーヒーチェーン店のスターボックスって、あるじゃないですか」
「スタボのこと?」依菜里が首をかしげると、「そう」と、修はうなずく。
「鎮目さんがスタボに行くかはわかりませんけど、あそこは月毎に限定メニューがあるんです。だから、『セピア』でも、そういう試みをしてみたらどうかと思って」
定期的に足を運ぶ動機にもなる――そう続けた修に、美咲紀が、わっと声をあげた。
「シュー君、冴えてます! 月替わりで限定ケーキとかあったら楽しそうなのです!」
「なるほど」
と、悠弥が呟いた。
「月毎の限定メニュー、ですか。少し考えてみましょう。修くん、美咲紀さん、ありがとうございます」
「いえ。俺はこの店が気に入ってるので、何かお役に立てればそれで」
おだやかに、修が笑う。その向かいの席では、美咲紀がにこにことして、うなずき――
「それはそうと、さっき新しいメニューって言ってましたですよね? 順に、全部くださいな!」
どこからともなく、デジカメを取り出したその姿に、悠弥と依菜里は既視感を覚えずにはいられなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
かたこと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月25日
参加申し込みの期限
2018年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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