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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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源 竜世
の現在地はというと、弾丸玉の如き勢いとスピードでじゃんじゃか開いてる部屋に入っては、『そこだ!』『ここだぁ!』と攻撃台詞のようなものを響かせて、順調にクッキーを見つけている最中である。
「今度はこの部屋だなっ。おじゃましまーす! ってあ、ヒントヒント……えーっと」
弾丸玉の勢いが、ここで止まった。
「おねうかこりょこう……ねこ??」
うーん? どういう意味だ?? と身体ごと首を傾げて、暫し唸る。
ねこ……ねこ……なーんかきもちわるい文章に感じるのは、竜世の野生のカンが違和感をびしばし感じ取っているからか。
何度も『ねこ』を唱えていたらば、竜世、ようやくピッカーン☆ と閃いた。
「あ! わかった! ねこをとればいいんだ!」
ちなみにヒント後半部分の、『ねこさんにのいてもらってね』な所を解読したわけではなさそうである。
直感に生きる男、源竜世。将来は大物だろうか。
「えーっとこうやって……、ぬいぐるみの下! 寝てるぬいぐるみを探すぞ!」
謎が解ければ怖いものなし!
まいぞー金だって探せたからきっとすぐだぞー! と嬉しそうに部屋を見渡して。
目当てのぬいぐるみが視界に飛び込めば走り寄って、つんのめりそうになった所で急ブレーキ。
「っとと、のんびりすやすやしてんだっけか」
たとえぬいぐるみであっても、解読した文字に『寝てる』とあればそーっとそーっと手を伸ばし。
探りながらよくよく見ると、その黒猫ぬいぐるみのお目めはレンズ、尻尾にはアンテナ、とちょっぴりおかしな猫ぬいぐるみで竜世は思わずガン見したり。
「変わった猫だなー……お、首輪に名前がある。『キナコ』。そっか、おまえキナコっていうのかぁ」
背中なでなで。
そうしてぬいぐるみの下、座布団をあさって……琥珀の瞳が破顔に緩む。
「あったー! へへーまたお宝ゲットだぜ! ……って、んんん? こっちの座布団の上にも、お菓子?」
あくまで小声で喜びを表現していたら、ふとキナコにゃんこの隣りにはカラッポな座布団のみ。
何故かその上にチョンと置かれた、こちらはクッキーで無くて一口サイズのチョコレートたち入った小袋。
小袋を手に取った時、触れた座布団が少し温かかった気がして、竜世は部屋を静かにもう一度見渡した。
「もう一匹……にゃんこがいたり? なんてなっ。もらっていーのかなコレも」
誰にともなく『ありがとな!』と囁いて、竜世がほくほく顔で部屋を出て行った後。
空っぽの座布団の上が、肉球型に一か所、もう一か所、ふにんっと沈む。
それはこの部屋主の秘密の飼い猫。先ほどは大きな着ぐるみにビックリして隠れてしまったけれど。
今回は元気で優しい来寮者への、プレゼントだったのかもしれない。
◇ ◇ ◇
「おじゃま……します」
開いた扉と貼られたヒントを見て取ってから、
遠野 まほろ
は控えめにお宝探しの寮部屋へと入ってみる。
―― わ……ちゃんと整理整頓されてる。紙とえんぴつ、が多い……芸術科さんのお部屋、かな。
あんまり観察しては失礼かなと思いつつ、パステル色の温かみを感じる部屋を一通り眺めてから、まほろはヒントを考える。
『思い出の奥』
その一言からの第一印象は、写真とかかなと写真立てや本棚を一瞥してみた。
一瞬、それらしい物は見つからないと思ったが、ふと綺麗に背表紙揃えられたスケッチブックたちの中に、少しだけ前にはみ出ている物があるのに気付いた。
恐る恐る、そのスケッチブックたちを引き抜いてみると。
「あ。あった……」
まほろの口から嬉しそう呟きが漏れた。
◇ ◇ ◇
さすがに四足歩行してたら疲れて回れ切れなかったかニャー、と思案しながら時間いっぱい歩いて回っている
旅鴉 月詠
が、最後に来たのは勿論女子寮。
七音 侑
の部屋では、ヒントから『ぬいぐるみや……抜けたコードもかニャ?』と途中コンセントから律儀に事故防止で外してくれていたコードが、ちょうど尻尾から辿った先にもあって一瞬迷走しかけるも。
どうにかお宝はゲットできた。
―― 隅っこにあったカンカンが気になったけどニャー。
まぁ、昔からカンカンにはお菓子か牡蠣が入っているもんだニャ、と悩んだものの開けずにおいた。
マップに視線を落とせば、どうやらお目当ての部屋はここらしい。
解放してあるドアをくぐって、他の部屋と同じように一度周囲をくるりと一周してみる。
さながら猫がテリトリーを把握するように。
そこは
上下 左右
&
野々 ののこ
のお部屋。
ヒントが見当たらなかったから、ここは解放しているだけかニャーと思いつつ自由なにゃんこはそれぞれのデスクを眺めてみる。
一方には、『ですわ辞書』と書かれた摩訶不思議そうな分厚い本や、ある意味正しく芸術と言えそうなどんな解釈視点も持てそうな絵画などが。
一方には、サンマさん。とにかくサンマさん。サンマさんグッズに満ちている。
月詠はそのサンマさんたちに持たせるような配置で、1枚、もう1枚と本日撮れた写真を仕込んでいった。
ののこにゃんこが楽しく案内している様子から、主には桜花寮内の景色たち。寮生たちが頑張って飾った物や猫耳とマップセットなど、今日の思い出が鮮やかに思い返せるようなそんな写真たち。
うっすらと、猫が笑った時の三日月の形に口元を象れば、月詠は長い髪を翻してその場を後にした。
◇ ◇ ◇
レモンのはちみつ漬けをゲットはしたものの、肝心のお宝をまだ発見出来ていない
鴻上 彰尋
は、緊張のまま足を踏み入れた女子寮のとある部屋にて今、ようやく桜型クッキーを手にしたところである。
「『本の虫』っていうヒントは、なんだか親近感湧くね。……それにしても、すごい歴史小説の山だなぁ」
日々野 結衣香
の部屋にて、興味深そうにクッキーを見つけた本棚をひとしきり眺めてから。
さてどうしたものか。
ここまで勇気を出して踏み入ったなら、気になるあのコの部屋の前くらいまで行ってみたい気持ちもあるけれど。
―― ……くっ……でもやっぱり、女子寮っていうだけで落ち着かない……!
彰尋、恥ずかしさを再び思い出してしまえばこれ以上の女子寮探索は断念せざるを得なかった。
もしかしたら居るかもしれない、という淡い期待を込めて食堂へと向かうのだった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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