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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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●そんなわけで秘密の花園(かもしれない)女子棟も賑わい中☆
どこかの目つき微妙な灰色猫になんとなーく似た全身着ぐるみが、ただ今桜花寮女子寮内を闊歩中。
その隣りでは、その大きな肉球と手を繋いだ
御巫 時子
が楽しそうな表情浮かべ、辺りを見渡したりしている。
「それにしても、よく私だって分かったねー時子ちゃん」
「宣伝している元気なお声聞けば、美弥子さんのだって分かりますよ……?」
「えへへー、なんか嬉しいかも~♪ 誘ってくれたのも、ありがとね!」
ちょっぴり鼻声な
串田 美弥子
in 猫ぐるみを見つめて、にこっと微笑む時子。
宣伝文句中にくしゃみして、その瞬間春風が吹き抜けたことから美弥子だと確信した、というのもあったがそれは微笑の奥に飲み込まれた。
「お誘いしておいて何ですが……寮生さんのお仕事のお邪魔、しちゃってないでしょう、か……」
「へーきへーき! もうお昼過ぎたとこだし、私もそろそろ休憩したいって思ってから」
「それなら良かったです……着ぐるみ姿も可愛いですが、美弥子さんの可愛いらしいお顔が見れないのは残念ですけれど」
「この姿してるだけでも、お宝探し中の参加者さん達楽しんでもらえるかなーって……って、うあおッビックリしたナチュラルな殺し文句もらってたよ……!」
照れくさそうに『アリガト』と呟く灰色猫ぐるみ。
「一人より一緒の方が楽しいので、私もご一緒してくれて嬉しいです……歩きにくくは、ないですか?」
「こうやって手繋いでくれてるから、全然大丈夫!」
寮生スタッフからプロ根性にまで発展させた美弥子の、狭まった視界の手助けをしながら自身も付けた黒猫耳ごと頭をコテンと動かせば、きゅっと手を引いて止まりますの合図。
「扉が開放されている、ので……こちら、入っても良いのですよね……?」
「うん、大丈夫なはず~」
暫し扉に貼られたヒントを見つめてから、『失礼します……』とお部屋(=
恵御納 夏朝
部屋)にお邪魔。
2人部屋の間取りを、新鮮そうに観察もしたり。
「美弥子さんのお部屋にお邪魔した時も思いましたが……2人部屋、憧れますね……」
「時子ちゃん、星ヶ丘寮だっけ。……あのもんのすごく広い……一人だと、広すぎて寂しくない?」
「私は鳥さん2羽と同居してますから、寂しくはないですけど」
それでも、お友達とおしゃべりしながら毎日を過ごせる空間というのは、羨ましく感じることもありますね等と聞けば、いつでも転寮待ってるよ☆ なんて美弥子がウインク。
ほんわか雑談しつつ、住みやすいよう色々工夫されている二人分の部屋に、個性が出ますねと感心しては目当てのお宝の影はないかと探してみる。
―― ヒントを解読した感じ……猫さんが温めてるモノ? でしょうか……ということは……。
時子、この部屋の中で一番存在感のあるアンテナ尻尾な黒猫ちゃんを、座布団からそっと動かしてみた。
「あ……お宝、発見です……」
「おめでとー!」
「にゃー♪」
ありがとうございますと振り返ってから、ん? と首を傾げる時子、と続いて美弥子。
ぬいぐるみの猫ちゃんが会話に加わった、わけでは勿論無くて。
猫グッズに溢れる部屋の中、そこに混じって笑いかけてくるにゃんこもとい
夢宮 瑠奈
が。
「わっ……瑠奈さん、でしたか。ちょっとビックリしました……」
「いつの間にっ?」
「みやちゃんと時子さんが、そっち向いてる隙に~。お宝ゲットおめでとにゃぁ♪」
サプライズ出現成功☆ と瑠奈にゃんこ、いたずらっ子のように愛嬌ある笑顔を向けては猫のように颯爽と去って行った。
どきどきワクワク、お宝探しも楽しさ増してくるのを実感して。
「オープンスペースも探してみましょう。美弥子さん、まだお付き合いしてもらえますか?」
「もっちろーん」
再び手を繋いで、二人はのんびりとお宝探しを続けていくのだった。
……このお部屋の黒猫ぬいぐるみのお隣り、空っぽの座布団にこっそりこっそり潜んでいた温もりは、大きな灰色猫ぐるみがお部屋に来た瞬間に、しゅぱぱっと更に気配を消して隠れていたとか。
◇ ◇ ◇
勢いに流されるまま、寮生な
野々 ののこ
のご案内で、
青山 絢
も只今お宝探しの真っ最中。
来寮者さんたちに、のんびり声をかけながら巡回していた
倉前 七瀬
も通りがかったところで、開放部屋(=
響 タルト
のお部屋)を発見したののこが『レッツゴー!』と飛び込んだ後に、二人も続く。
「……桜花寮生さんは、隠し場所の答えを知っちゃってるのでは?」
「あはは、それが気付いたら当日でー……ええ、もう準備何もお手伝いできませんでした」
「私も~。ぎりぎり準備はしたけど、誰がどこに隠したのかぜーんぜん分かんない」
……こういう寮生もいるのね、と心の中で呟いた絢がいたり。
「僕たちは賑やかし要員、ってことで。お気になさらず探してください~」
「あれぇっ、ここにもなーい! 見つからないよ~~~」
にこにこと見守る七瀬と、反対に参加者ばりに探しまくるののこ。
各々なりに絢を楽しませようとしてくれてる雰囲気が伝わって、小さく微笑めば絢もののこに続いて探し始める。
―― こういうのは、心理的な罠も踏まえて隠してあることもあるでしょうし……。
ののこの大雑把な探索ぶりとは一転、扉のヒント『BとLの狭間☆』を思い出しながら慎重に観察する絢。
『一見するとここは怪し、という場所には隠さない』というところが実は怪しい。だから探してやろう……という探し手の動向を逆手に取る可能性も……、などなど複雑に思考させている。
が、本棚を暫く眺めていれば、物凄く単純な気がしてきた。
いや。しかしそうで無いであってほしい。
絢の心情が、頭が痛い方向に複雑になっていく。
本の背表紙から何となく想像できるのだ。ここに並んでいるのは、俗に言われる『うすいほん』と呼ばれる物がほとんどではないだろうか、と。
「Bと、Lの狭間……タイトルを、アルファベットにしてその本たちの間、ということでしょうか~?」
「おおうっ、なるほど~!」
絢を手伝おうと一緒に考えを口にする七瀬、とそれに乗っかるののこ。
しかして多分違う、と絢の観察力と直感が叫んでいた。
「そこもいかにも怪しそうだけど……引っ掛けかもしれないわ、ね……」
「ひっかけ! むむぅ……」
「そう、事は意外と最終的に単純な……例えば、このあたりとか……」
むしろハズレてくれても、という一縷の望みをかけて、絢は一つの薄い本を手に取った。
そしてパラリとページをめくる。
「あー! お宝あったー! すごいすごーい!」
「おお、そげんところにクッキーが隠されとったんですか。よう見つけんしゃったですね! にゃ」
ぱちぱちぱちっ、とののこと七瀬から純粋な拍手が贈られた。
―― ああ……当たってしまったわ……。
可愛い系男子と渋いおじさまが、濃密に絡み合っている恐らくこの本内で一番の盛り上がりページに挟まっていたお宝を手にし、どこか哀愁背負う絢がいたとか。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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