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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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◆
桜の花びらのクッキーをそこかしこで集め回った後。
初瀬川 理緒
は未だしっかりと自身の腕を抱え込んだ
佐和崎 紗月
の表情を窺った。
―― 少し、疲れてるかな。
大切なコだからこそ、一見分からない顔色の変化も見逃さない。
「ちょっと、あたしの部屋に寄ってく?」
「理緒ちゃんの部屋? ……うん、行きたい」
そうしてお宝探しを一旦中断すれば、二人は女子寮内の理緒の部屋にて休息。
相部屋を今は理緒一人が使っているため、それなりの広さに感じる室内だが、7割片付いて3割程は雑誌やコスメなどで散らかっているのは、理緒の性格柄だろう。
「またオシャレのお勉強してたの?」
「そ。今年の5月はもう去年の5月とは流行全然違うから」
楽しそうに言いながら、開いたままな雑誌をどけてテーブルにお茶を出そうとしている恋人の後ろ姿を、紗月は微か黙って見つめた。
―― その勉強熱心なところを……少しでも学校の方に、なんて言えないよね……。
理緒のベッドに寄りかかるように正座する紗月の、両の掌が次第に思い詰めたように握られていく。
お待たせ~、とカップに紅茶を淹れて運んできた理緒が、隣りへ座れば大好きな人の体温を無性に実感したくなって、とうとう紗月の想いが爆発した。
「理緒ちゃん……っ」
「うわっと……!」
組み敷くように抱き付いてきた華奢な体を、反射的に抱き留めつつも勢いに押された理緒はそのまま絨毯の上に倒れ込む。
人の喧騒から、急に部屋で二人きりになったから……うん、まぁあたしもちょっと悶々とし始めてた、けど。
確かに時に大胆な行動を取る紗月であるが、自分の首に回る細腕が微かに震えているのに気付けば、理緒は優しい声を紡いだ。
「紗月……どうしたの?」
「私……理緒ちゃんと離れたくない……離れたくないよぅ……」
黒の双眸が交差する。
一人の双眸から涙がつたった。
その瞬間、互いの求め合う引力に導かれるままに、可憐な唇たちが重なった。
不安をかき消そうとするように、口内で踊る水音が静かに、激しく、部屋の中に響いていた。
・
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・
・
紗月がふと目を覚ました時には、理緒のベッドで彼女の腕の中。
記憶が曖昧だった。
しかしすやすや眠る理緒の顔を眺めていると、自分が縋りついたことは思い出せた。
―― ……いつもこうして受け止めてくれる……この手、離したくないよ理緒ちゃん……。
再び瞼を閉じて、額をこつんと合わせる音がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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