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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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遠野 まほろ
も、ホワイトボードにお宝場所のヒントがいくつも貼ってあるのを見つける。
―― ヒントもいろいろあるなぁ……。あ、紙や布で猫さん飾ってある……かわいい。
見覚えのある、猫パペットと似た顔をした猫さん装飾を目に留めると、『もしかして……夏朝ちゃん作、だったり?』と猫好きな友人の顔がふと浮かんで自然とニッコリ。
そんな可愛らしい飾りたちのすぐ横のヒントへと視線を走らせてみる。
『ねこさんをよけてね?』
この文章がこうだから、ねこさんを抜いて読んでみるとー……
「………これであってるかな?」
解いた文章を口には出さずに、早速オープンスペース内を歩き回ってみる。
時折、桜の形や猫シルエットのモビールを、微笑ましそうにちょんと触って揺らしてみたりしながら、程なく座布団に寝そべっている風なぬいぐるみさんを発見。
「わ……こういう、アイテムとセットっていうのも、バリエーション増えて楽しそう……」
よく見ればそこかしこに置かれていた、座布団猫さんぬいぐるみの、同じ座布団の上でも各々違うポーズで寝そべる飾りに、ぬいぐるみ制作欲求が刺激されたり。
たくさん眺めて堪能してから、ごめんね……しつれいします、なんてぬいぐるみさんに話しかけてはどいてもらうと、座布団の下から桜の花びらクッキーが。
「ふふ、すてきだね……可愛いから食べるのちょっともったいないような……」
白い猫耳映える頭部をこてんと傾けて。
まだまだ隠してありそうだし、もう少し集めてみたい気分がむくむく湧いてきた。
―― おじいちゃんとおばあちゃん、従兄のお兄ちゃんのお土産にしよう。
素敵なクッキーと楽しい時間の思い出話を増やすべく、まほろは女子寮の方へと足を延ばすのだった。
◇ ◇ ◇
オープンスペースの壁や窓枠、ささやかにリボンなどが装飾された箇所に、『For You』とシールの貼られたアイスボックスクッキーが一緒にちょこんと飾られている。
『Takeout OK』の文字もちゃっかりと目にし手に取っては、お宝探しの合間合間で口へ運ぶ
北里 雅樹
。
「お。今度はクロネコだ」
断面が猫の形になっている数種類あるクッキーだが。いくつめですかね雅樹サン。
「ほら思考働かせると甘いもん欲しくなるし」
なんてどこかと独り言のような会話しつつも、先程からテレビと天井の照明を何度か見つめている。
『音と光が降り注ぐその下に』
お宝のヒントがぺたぺたと貼り付けられたホワイトボードを思い返し、思い至った箇所をさてどっちだろうと思案中。
先程から壁のお土産クッキーや「ハズレ」と書かれたクッキーすらも適当に取っている姿だけ見ていると、大変大雑把に探しているふうではあるが。
将来の展望として理工系大学の情報科学専攻を視野に入れている故に、そこは理系人間らしく理詰めで見つけていっているわけである。
とはいえ、時に理系の考察は複雑に展開した挙句斜めに働くこともしばしば。
―― 単純に考えれば、わざわざ画面つけてなんかの歌? を流してるこのテレビの下って感じだが……。
しかしもしやランダムに寮内放送がかかったりするのか?
そしたらいくつかある照明の真下の椅子裏、とか……。
テレビの真ん前で一見真顔で立っていれば、
夢宮 瑠奈
がその姿を目にしてちょっぴり誤解したり。
(ハッ。あたしの歌、聞いてくれてるのかなっ)
何を隠そう、テレビの下にお宝クッキーを忍ばせた本人であり、更にはテレビに映る歌って踊ってるアイドル「末明せれね」はこの瑠奈のもう一つの姿なのである。
アイドル活動の宣伝にもなるし! と一石二鳥的にクッキーの隠し場所を決めては、時折参加者さんが見つけてくれてるか気になって通りがかったりしている現在である。
突然背後に立ってるやら、テレビの背後からにょっきりとか、サプライズ登場を決め込んでいる本日の瑠奈だが。
―― ちゃんと聞いてくれてたり探してくれてる最中は、お邪魔になっちゃうもんね。
瑠奈、雅樹を温かく見守った後他へと移動していった。
そんな雅樹の様子へ、瑠奈のような温かい視線よりも若干温度の下がった、生ぬるい視線を向けている人物がもう一人。
―― ……やっぱり出くわした。
半ば諦めた吐息をついた
椎井 莉鳥
である。
三寮祭の初日は、元カレで腐れ縁な彼が住まうというのもあって、渋々ながらも雅樹に誘われ共にした。
二日目はたまたま遭遇した。
ならば、恐らく今日もきっと出会ってしまうのだろうなとはある程度予期していたわけで。
とはいえ本当にその姿を見つけてしまうと、思わずにいられない。
―― どうして……こうも二人一緒にいるのだろう。
何かに逆らいたくて、莉鳥は雅樹を見なかったことにして踵を返した。
しかしてそこを目ざとく見つけてくるのが彼というヒトであり。
「よっ、椎井。奇遇だな」
「……本当に、ね……」
あっさり声をかけられれば、心底本音で莉鳥は呟いた。
呟いたまま足を止めずスタスタ行こうとする。
そうして案の定背中から聞こえる『待てよ』の声。
長すぎる付き合い故に、この後の流れが何となく分かれば莉鳥も意固地に足掻こうとする心を落ち着かせた。
仕方なさそうに足を止め、目線だけで振り返る。
「宝探し、ちゃんとやってるの?」
「決まってんじゃん。ほらいくつかこうして見つけてるし」
手の中のクッキーたちを示す雅樹。
確かに桜型のお宝クッキーもちらほら見えるが、ハズレクッキーの数の方が明らかに多く見えた。
「……大雑把なのか考えてるのか、微妙なところね……」
「あ? 何か言ったか?」
「何でもないわ」
「そうだ、椎井どう思うよ。『音と光が降り注ぐその下に』ってヒントのやつ。俺は意外性から照明下かもって」
「違う」
スパーンッと雅樹の考えを一刀両断した後、再びスタスタと、今度はテレビの下へ向かってはしゃがみ込んで手を伸ばす莉鳥。
「いつ参加者が通るか分からないのだから。常についてるテレビの下っていうのが妥当だわ」
「うお。まじだ」
莉鳥の手の中に握られた桜型クッキーを見れば、素直に納得の言葉が雅樹から放たれた。
理系の雅樹とは正反対の莉鳥の思考は、雅樹にとっては時に新鮮で楽しくもあり、時にこうして助けられたり。
なんだかんだとオープンスペースを出ても並んで歩いていく、二つの背中があった。
◇ ◇ ◇
こちら、5階のこのオープンスペース目指しえっちらおっちら階段を上がる
タイラ・トラントゥール
その現在地。
「エレベーターもないとはな……」
病弱なわけではないが、体力は一般小学生の平均以下であるタイラにとって、この築30年と年季の入った階段は少々勾配が強いようで。
早くも息切れを起こしているわけだが、負けるわけにはいかないのだ。
誰に? 他参加者とか桜花寮生とか自分自身にとかとかである。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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