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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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白昼堂々、しかもちゃんと明るい照明の下を歩いているにも関わらず、時折曲がり角などで出くわす他参加者などに『!? せいれ……っ!?』な顔をされながらも、一向に気にすることなく女子寮を一通り巡って来た
三宅 葉月
。
いくつかお宝クッキーを手にして、次にやってきたのはオープンスペース。
人だかりが出来ているその背後に、存在感なくスルリと回り込めばホワイトボードにお宝在り処のヒントたちが。
長い睫毛を時折揺らし、ついと視線横目に落とすと何やら途方に暮れた少女の顔が瞳に映った。
「なー……」
「…………どうかしたの?」
猫耳フードを傾げたまま、しょんぼりして見える
ミーツェ・M・フェリス
へ、自身の空気に揺蕩う漆黒の黒髪を相手にかからないよう片手で耳の上に抑えながら、葉月は覗き込むようにして問いかけた。
静かで優しい声音に、フードの中の本物の耳をピコンッと動かしては、ミーツェも葉月と視線を合わせる。
「え、えっとですな……このヒントが、分からなくてですな……」
「ああ、それなら……」
葉月はヒントの上に更にヒントを囁いてあげた。
すぐに答えを言わなかったのは、解けた時の喜びを少しでも相手に残してあげる為。
『 おうかりょうのいろんなばしょにいる
かわいいぬいぐるみが
のんびりすやすやしながら
おたからをあたためています 』
葉月からのヒントで改めて文を読んだミーツェの頭に、ピカーンッと閃きの音がした。
「うな! 分かったのな! おねえさんっ、ありがとうですな!
あ、申し遅れましたな。ミーツェは……じゃなかった、『猫座 みつえ』と申しますな……よろしくですなー!」
「三宅葉月よ。可愛らしい猫耳ね」
「おねえさんも素敵な毛並み……じゃなくって、お髪もお耳の色もきれいですなー♪」
差し出された、首から下げた名刺へと視線を落としてから、囁いて返す葉月。
色々な意味で艶やかな黒猫葉月に、金色のおめめを丸くキラキラ光らせて告げるミーツェ。
なんとなくそのまま一緒に、飾られている猫さんぬいぐるみたちを一つ一つ調べていく。
―― すやすや……ということは、眠っているふうなぬいぐるみかしら……。
そんな猫さんを見つければ、そっとどかしてみると翡翠色の中に桜の形が映り込んだ。
「お宝見つけたのですな……すごいですなー!」
「大丈夫。貴方もすぐ見つけられるわ」
「うな! がんばりますなー!」
パァッと尊敬の瞳で言葉をくれたミーツェへ、背中を押すように紡げば張り切ってまた探し始める姿。
どうしてか放っておけなかったのは、あの猫耳フードが可愛かったからだろうか。
満月のような瞳が、本物の猫のようであまりに馴染み深かったからだろうか。
月と桜。そんなイメージが心に浮かぶ。
スケッチブックを持参していなくとも、自身の胸に刻むことは呼吸をするように容易い。
今日は帰ったら筆が乗りそうな気がした。
小柄な背中を1度見つめてから、葉月ももう少しぬいぐるみを探しにかかるのだった。
◇ ◇ ◇
シオ・レイゼルオーク
もボードを見つめて微笑んでいた。
これは恵御納さんのヒントかな、と暫く読み込んでから。
―― たぬき文の要領で……うん、ぬいぐるみを探したらいいかな。
そういえば寮内、ふと気付けばそこかしこに猫ぬいぐるみの飾りがあったなと思い出すと、さっき通ったところももう一度引き返す必要がありそうだろうかと思案顔。
―― がんばって配置したんだろうな。
一番近くにあった猫さんを手に持って探しながら、クスリと笑みをこぼした後探索の為軽く一巡りへ。
こちらは猫さんぬいぐるみをあらかた探し終えたミーツェ。
クッキーもいくつか手にすればすっかりウキウキ度が増したミーツェが、次に読んだヒントは。
「『音と光が降り注ぐその下に』……ですな?」
オープンスペース内を、ゆっくり歩いてみて回る。
オルゴールの下……は光が降り注いでないですな。
窓の傍か、窓の下……は音が降り注いでないですな。
「……うなー?」
ミーツェさん、残念なことに『テレビ』を知らなった様子である。
とはいえ、『んな! 箱の中で人が歌って踊ってますな!? 狭くないですかな!?』なんて、しっかりと好奇心でテレビに食いつきはした。
あと一歩である。
どうせなら猫らしく四つ足歩行しようかとも思ったものの、人の多さからして足元お邪魔になるかと断念し、大人しく二足歩行にてオープンスペースまでやってきていた
旅鴉 月詠
の姿もここにあり。
立てかけられたホワイトボードとコルクボードの前まで来れば、ニャるほど……可能な限りヒント場所巡るかニャと顎に手をやった後。
まずはココのオープンスペースにあるお宝のヒントを見つめて、いざ探索スタート。
―― 隠し場所は概ね猫にちなむとみるニャ。
ヒント文然り、それを作ったと思われる大の猫好き友人然り。
月詠、至る所に飾られたり転がるように寝そべっていたりする猫のぬいぐるみを、一つも逃さずに拾い上げて確認していく。
何も無かったコは、そっとひと撫でして元に戻したり。
「あったニャ」
猫座布団の下から最初のお宝クッキーを見つけたちょうどそこに、
恵御納 夏朝
が通りがかって嬉しそうに拍手してくれれば、『ドニャァ』と真顔で胸を張る。
間を置かずして次の行動へ。
―― 音と光が降り注ぐ……テレビ台やスピーカーかニャー。
天井の照明や、それに照らされ揺れるサンキャッチャーやモビールなども見つめている。
身長的に首が痛くなってきたので、高い所から一転、身を屈めてテレビ台の下付近をじぃっと。
「アレニャ。こうして身をかがめて何かを探す動作が猫っぽいと思わないかニャ」
「ななな、一瞬ご同類かと思ゲッフンニャッ。うな、本当に猫さんかと思いましたなー」
たまたまテレビ近くをウロウロおろおろとしていたミーツェへ、真顔で声をかける月詠にあたふたしつつもどこか楽しそうにミーツェもお返事したり。
「ニャ」
「な!」
猫さん2匹、一生懸命台の下に手を入れてみれば同時にそれぞれ、桜型クッキーをキャッチした。
実はその様子を楽しそうに、時にハラハラしながらシオが見守っていた。
自身の探索に満足すればオープンスペースのソファでひと心地ついて、『あのヒントなら……サービス問題としてテレビの下とみた!』なんて、あとは他の人が探す様子をまったり眺めていたのであった。
一番ハラハラどきどきをくれたミーツェが、月詠の協力もあって無事お宝見つけたのを目にして、嬉しそうに思わず拍手を送る。
それに気付けば、月詠とミーツェは仲良くぺこんとお辞儀してから、束の間の戦友2匹は握手した。
そうして、『良い日をニャ』と言い残して月詠は次の探し場所目指し歩いて行った。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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