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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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「トリックオアトリート! お菓子をくれなきゃいたずらするぞー!」
開けっ放しになっていたドアの前から、元気な声の後にガオーッと吠えるのが響いてくれば、やっぱり来たか、な顔で
楢木 春彦
はのそのそっと出迎えに出る。
正面に立っていた
卯木 衛
の、『がお』な手とキリリと真顔なポーズを暫し見つめれば、
ギィィィィ……
「うおぃ! なんで閉めようとすんだよ春彦君!」
「卯木お前ぜってぇ悪戯する気だろ。菓子やるからさっさと帰れ」
「確かに季節はえーけど、ちょっと祭りにノッてみただけじゃん。でも菓子はもらえるならもらう!」
はぁ、とため息ついてから、困るモンは特にないから部屋を開放OKにしたわけだし、と仕方なさそうにドアを開き直すと、楽しそうに衛が入ってくる。
「さーて春彦くんのお宝(意味深)はどこかなー」
「お宝(意味深)はねぇからな」
本来の意味とは恐らく違うであろう要素を含んだ衛の台詞に、即座に理解した春彦がぴしゃりと返したり。
またまた~とベッドの下や本棚を、早速がさごそし出す衛を一応止めずに見守って。
「いやー見つかんねえなあ」
真っ当にお宝探しをしているふうで、全く違うモノを捜索している衛の口からは、大変棒読みな言葉が漏れたそんな頃合いに、コンニチハーと部屋の入口から声がした。
部屋主より先に衛がいち早く出迎える。
「彰尋くんだ、よぉっす!」
「卯木君も来てたんだ。お邪魔してもいい?」
「いいぞいいぞー」
「なんで卯木が答えてんだよ。いいんだけどよっ」
「さあ彰尋君! 春彦君のお宝を探すんだ!」
「え? あ、うん?」
再び張り切って探し出す衛の後に続く
鴻上 彰尋
の、心中はというと。
―― 楢木のお宝、というより寮イベントのだから相部屋な六月一日宮君のトコも対象……だよな?
ただ気になったのは、お宝隠してある部屋の扉にはヒントが貼ってあるらしい、んだけどー……。
受付での活字説明箇所はちゃんと読んで頭に入っている彰尋が、大変正しく疑問を抱いていた。
とはいえ、折角入れてもらったのだし友人の部屋で気兼ねが他より少なそうだし、と彰尋も部屋を見渡しながらお宝(正当)を探索開始。
「そういや、寮暮らしの冷蔵庫って何入れてんだ? ごはんとか食堂って考えたら飲み物とか軽食か?」
「あ、それは俺も気になるな」
衛の一言に彰尋も同意すれば、二人は部屋主たち共有の冷蔵庫をパカッと開いてみる、と。
「
……って レ モ ン ば っ か じ ゃ ね え か !
」
バターン!
とても活きの良いツッコミと共に冷蔵庫の扉が勢いよく閉められた。
「何だコレそんなにレモンばっか食うかよの君ら!? いくらなんでも多すぎんだろ」
「うーん……これじゃあ栄養偏っちゃうよ?」
「食わねぇ! つーかソレ俺んじゃねぇし、ホズミヤが悪ぃ」
「あ、でもこのレモンのはちみつ漬け、おいしそう……もらってもいい、のかな?」
「ホズミヤが参加者用に大量に入れたやつだから構わねえよ。むしろ全部持ってってくれ」
酸っぱいものは苦手でも、レモンのはちみつ漬けは好物な彰尋。
『全部はさすがに、だけど』と苦笑いしつつも、じゃあありがたくと一つ味見してから、お土産用にいくつかもらい受けることにした。
「なあなあ、半分くらい別の果物に変えといてやろうぜ。春彦君何の果物がいい?」
「アイツの嫌いな林檎にでも変えとくか?」
「OK」
そういや工藤も林檎仕込んでたな……よしよしイイ具合に林檎まみれだな、と頷く春彦。
ノリノリで冷蔵庫の中を取り換え始める衛。
探し終えて乱れた箇所は、きっちり整理整頓し出す彰尋。
3人が色々一段落した頃には、物色成果がテーブルの上に並べられていた(主に春彦の私物たち)。
モトクロス道具、モトクロス関連書籍、ピアス、サンマさんキーホルダーやぬいぐるみ、バイク雑誌のグラビア。
「見事に健全だな! いや正しいんだけど」
「健全って別に普通だろーが。そのテのだと精々バイク雑誌のグラビアがそれに当たるんじゃね」
「で、春彦くんはどの子がタイプなんだ?」
「俺の好みはやっぱ脚の綺麗な……って、ほっとけ!」
「ピアス、沢山あるんだなぁ」
「あー……よく失くしちまうし、気分で替えっからつい収集しちまうんだよな」
彰尋からの素直な感嘆には、春彦も素直に返答したり。
していたかと思えば、すぐに横から衛がうりうりとからかってくる。
「なーなー、春はいつ来る彦くん?」
「うっせーこのリア充めっ!」
「リア充ですがナニカ」
キリッ☆
からかい返そうとしたらば盛大なしっぺ返しが。
恥じらうことなど微塵もせず、胸を張って言ってのけた衛にずべしゃっと春彦から敗北音がした。
「おお……男前だね卯木君」
「褒めても何も出ねーぞ。だがどんどん褒めていい!」
「つか……だから、卯木こそ先輩とどーなんだよっ?」
彰尋からの素直な賛辞に、ドヤァとしている衛をどうにかいじれないかと、敗北から踏ん張って続ける春彦が。
「それが聞いてくれよ……」
「お、おお、なんだやっぱなんかあんのか」
「可愛すぎてさもう……俺どうすればいいと思う!? どれだけ幸せ者になればいいと思う!?」
「惚気ろとは言ってねぇ……」
「スイッチ入っちゃったっぽいね……」
「いやー友達んち訪問たのしいなー! 今度一緒に連れて来たいなー!」
両想いとなった衛はもはや無敵。
そう春彦と彰尋の胸に、改めて深く深く刻まれたとか。
結局ひとしきり衛から、如何に彼女という存在が尊いかを語られて一区切りした後。
心なしかグッタリしている春彦が、そういえばと言葉を投げる。
「鴻上はお目当てのトコには行かねぇのかぁ?」
ぎくっ。
今度は俺に矛先飛ばしてきたか……!
衛も語ってスッキリしたのか、彰尋の言葉を興味津々に待機してる表情である。
内心どぎまぎし出したのをどうにか隠し、いつもの声のトーンでにこやかに返してみる彰尋。
「なんのことかな」
「さぁて何のことだろなぁ~」
「まぁ、他の所も見学に行くけどね、女子寮の方とかももう機会ないだろうし」
「女子寮」
「女子寮」
「だからなんなのかな君たち~~~~?」
誤魔化そうとした台詞に、食い気味に春彦と衛が繰り返してきた。
この後、どうにかこうにか他の場所へお宝探しに行くのにかこつけて、春彦の部屋から退避する彰尋の姿があったとか。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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