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【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
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●旧館・新館
玄関からは分かりにくいが、猫鳴館は和風の旧館と洋風の新館がある。玄関側が旧館で、奥の方の渡り廊下で新館と繋がっているのだ。といってもどちらも建てられた時期は同じで昭和もいいところなので、はじめての人は迷いやすい。
「今回初めて猫鳴館を訪れたけれど」
佐和崎 紗月
は恋人の
初瀬川 理緒
の腕にしがみつく。
「ハワイアンな内装の割にはどこか幽霊が出てきそうな雰囲気もあるね」
「怖いの?」
「ううん、そうじゃないの……」
紗月は首を振るが、それでも理緒の腕から離れることはない。
理緒はぜんぜんへっちゃらのようで、つくりの雑なヤシの木のオブジェを見つけては、もうちょっとこうした方がいいんじゃないかなーとか突っ込んでいる。
「もう、理緒ちゃんったら」
「へへ。グラビアの仕事でハワイに行ったこともあるからねー。本物を見てる私としてはー、……」
なんて話していると、ちょうどハワイで撮ったポスターがでかでかと貼られているではないか。
「あ、これ、この前出した写真集の特典じゃない」
ビキニ姿で四つん這いになって、胸を寄せて強調したセクシーな姿だ。グラビアアイドルなので当然といえば当然のポーズなのだが、恋人の刺激的な姿に、紗月は思わず頬を赤らめる。
「惚れ惚れしちゃった?」
理緒はわざと紗月の耳に囁きかけるように尋ねる。
紗月はさらに真っ赤になる。
そして零すように言った。
「眩しいよ。……ますます離れたくなくなっちゃった」
そんな恋人たちが去ったあと。元気な小学生男子がやってきた。
「ヤシの木のオブジェに、南の海のポスター……そこはかとなくハワイな気分だねぇ……」
曖浜 瑠樹
は、まぁ……オレ、ハワイに行った事ないけどねぇ、とあたりをきょろきょろ。
「ところで、ここ旧館だっけ、新館だっけ? わからないけど……気ままに探検だぁー!」
廊下の床板も古そうなので、ぶち抜かないようにそっと歩く。
しばらく行くと、カメラを手にした
青山 絢
と、変わったアロハシャツを着た
花椿 涼太郎
に遭遇した。
「最初のうちはヤシの木とかキラウェア火山? とかそれなりにハワイアンなものが置かれてたりしてたのが、段々変な感じになってきたわね……気にしちゃダメ?」
「たぶん、ダメなんだよー!」
瑠樹がぶんぶんと腕を振って答える。
「そうね。アロハシャツ着せたマネキンになぜかゲバ棒とヘルメット着せて取り壊し反対のプラカードもたせたものとか、腰蓑をつけた猫が見ざる聞かざる話さざるのポーズをとっているヘンなフィギュアとか、そのほか怪しげな逸品もあるけど、気にしちゃダメなのね」
絢は自分を納得させると、瑠樹と涼太郎と謎のオブジェというタイトルでパシャリと撮影。
「はっはっは、なんだかアトラクション屋敷のようで、とても寮とは思えないね!!」
写真を撮ってもらって、涼太郎もご満悦だ。
「あぁ、ここに僕の黄金像などを立てたらとてもマッチしそうだよね、はーっはっはっは!」
「黄金像ね……」
絢は涼太郎の黄金像がここにあったらと想像した。何故か想像の中の黄金像はヌードで薔薇を咥えていた。
妙に似合いそうな気がしてひとつため息。
「……なんだか秘宝館みたいね、ここは」
「ひほうかん、ってなーに、おねーさん?」
「そうねぇ、たぶん小学生は知らなくてもいい場所よ」
羽生 碧南
と
水上 桜
は、同じ桜花寮生というよしみもあって、なんとなくいっしょに見て回る。
ハワイをイメージしたのは分かるのが、南の島のポスターとかハワイ旅行のパンフレットとかグラドルの水着ポスターとか古めかしいサーフボードとかが適当に張ってあるのを見て、桜は戸惑い気味に、碧南に尋ねる。
「この適当さを楽しむべきなのよね、きっと」
「たぶん、そう」
「この『呪いのマカデミニャナッツ』ってのは?」
「うーん。ただの割れたヤシの実に見えるけど……?」
「もしかしてもう半分は、入口にいたシラワキシーザーなんとかって人が被ってた?」
「ありそうー。呪いのせいで、あんなにハイテンションだったのかな?」
言いたい放題だがそのくらい物珍しいものばかりである。
そこに現れたのが本場なロコガール、
ミミ・アハユル
。白いチューブトップのブラにオレンジ色のパウスカートを着て、ゆらりゆらゆら、フラダンスを踊りながら近づいてくる。
「夕方はキャンプファイヤーがあるよ。今ならフラ無料レッスン中!」
「へえー。フラかあ」
「フラダンスくらいなら踊ってみてもいいかな」
なんて二人が興味を示したので、ミミは嬉しくなって、がしっとふたりの手を握る。
「フラ覚えたいって? いいよー。っていうかマハロー」
さささ、こちらへ。
導かれるままにミミのフラ教室に参加することになった碧南と桜。キャンプファイヤーをお楽しみに!
先日の三寮お泊り交流会以来、Gにも怯えぬ森の精霊として猫鳴館生の中で認知度をあげた
三宅 葉月
も、深い緑のムームーに着替えていた。ゆるりとした裾と、長い黒髪がゆらりふわりと広がるさまは、まさに精霊のように神秘的だ。何を見ても淡々とした反応なのであまり心動かされていないようにも見えるが、それでも猫鳴館のあれこれをお気に召しているようだ。
ニヤニヤ面白そうにキラウェア火山を見ていた
泉 竜次
が、面白い人物を発見したと言わんばかりに声をかけてきた。
「こんなところで奇遇だな。三宅も来ていたのか」
「こんにちは。猫鳴館の斜め上を行く変なハワイニャンな飾りつけを見ていました」
無表情な葉月の口から『ハワイニャン』なんて言葉が出たので、泉先生は思わず苦笑する。
「三宅って深窓のお嬢様なのかと思いきや、意外に弾けたところもあるんだな。
お花見のときのヘビメタ、あれも良かった
」
「見ていたんですか」
お花見のステージを見られていたとは知らなかった。褒められてどういう反応をしていいかわからず、にこりともせずに小首をかしげる。
泉先生は、ははは、と笑って葉月の背中をぽんぽんと叩いた。
頑張れよ、と言われた気がした。
「ああ泉先生ごきげんよう。そちらは三宅先輩……いや、森の精霊殿、かな」
アロハシャツに麦わら帽子、サングラスまでかけて完璧に南国旅行者風の装いの
旅鴉 月詠
が、カメラ片手に手を振って近づいてきた。
「やー、たまに散歩に来るから勝手知ったる猫鳴館なんですが、まさかーこの森の中に南国ができるとはですねー。ロックですよねー」
「いい具合に胡散臭いな旅鴉」
泉先生は含み笑いをする。月詠も、ふふ、と含み笑いで応えた。
「私にはなかった発想なので、素直に驚いているんですよ。ただ、今更考えてみれば海はないけど密林といえなくもなし。温泉もあるし、木造のこの館の古さも熱帯の民族の建物に見えなくもなし」
「なるほど。そういえば、君は猫鳴館の住人ではないのか」
「住まいとアトリエは星ヶ丘寮に。先日、
室内キャンプ場をテーマに一室リフォームさせてもらいましたが
、まだ入居者はいないようです……あ、ぱんだみっけ」
自治会長お気に入りの『しろくろぱんだ』のぬいぐるみが、キラウェア火山の溶岩の頂上に座っている。
月詠は、よきかなと頷き、写真を撮った。
「変なもの探しもできる。猫鳴館だからね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月19日
参加申し込みの期限
2017年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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