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【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
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●準備も賑やか!
竜世やタイラやほかのお客さんたちが、猫鳴館に到着するまでの間、昨日の準備風景を振り返ってみたい。
猫鳴館生の中で誰より張り切っていたのは、ハワイから来た褐色肌のロコガール、
ミミ・アハユル
だ。
「ハワイから寝子島に来て1ヶ月。新参のミミの提案で寮をハワイ化してもらえるなんてみんななんて心が広いんだろう。モアナ(太平洋)並に広いよね!」
本番は明日だが、ミミはすでにフラの衣装で、飾り付けなどを手伝っている。
ミミや他の寮生によってヤシの木風のオブジェや海っぽいポスターなどが飾られた廊下では、
北里 雅樹
が、キラウェア火山の溶岩を工作中である。それっぽい石を適当に拾って、それを冷えた溶岩ぽく塗ったり、張りぼてみたいなものを拵えたり、なかなか苦心の作である。
「これを適当に配置すれば、何となくハワイアンな雰囲気に……なるか?」
立花 深紺灯
が、それを見て「いいね」と頷いた。
普段は台所班として買い出しに出たりお夕飯を作ることの多い雪国育ちの彼女は、
「あたし結構力持ちだと思ってるし、本当は人力波のお手伝いもしたいんだけど、期待に沿えなくても申し訳ないから素直に他のお手伝いするね」
と地下で水着の貸し出し係とお掃除係を買って出て、準備段階から大車輪の働きだ。
大部屋も屋台の支度などが進んでいる。
またここでは、
綾辻 綾花
と
海月 珊瑚
がハワイらしさを演出するための首飾りのレイ作りに勤しんでいた。
「こっちは海岸集めた貝殻。そっちは九夜山で集めた花びらや木の実。これもレイに仕立てたらどうでしょう?」
綾花が新聞紙の上に広げた素材に、海好きな珊瑚は目を輝かせる。
「ハワイはちょっと詳しくないのだけれど、海のことなら珊瑚ちゃんにお任せ、なのだわ! 女の子にはハイビスカスやプルメリアのヘアアクセも一緒に付けてもらうと、気分が盛り上がるかしら? ちょちょいっと作ってみるのだわ!」
「はい。いっぱい作りましょう!」
量が多そうなのでミミと深紺灯にも声を掛けると、二人も快諾。
「ミミもやるやる! わからないことがあったら聞いてー」
「了解。お掃除が終わったらそっちに行くね」
裏庭には、
サキリ・デイジーカッター
と
結城 永遠
の姿がある。
サキリは愛用の鉈を使い、ドラム缶風呂用の薪割りをしていた。
ガンガン、ガンガン、尋常じゃない勢いで薪ができていく。
「刃物を振るっていると楽しいなあ」
永遠は、お風呂用の新しいドラム缶を担いで運んできたところだった。
所定の位置にどんと設置して汗をぬぐう。
次の瞬間、目撃したのは、山と積まれた薪の束。
「デイジーカッター、薪、作りすぎじゃないか?」
「ん! 楽しくて少し夢中になってしまったようだ。まあ多い方が良いだろう」
裏庭菜園で野菜や卵の収穫をしていた
神野 美野梨
も、目を丸くしている。
「夢中に……って背の高さより高い山になってるけど……」
「あはは。ま、キャンプファイヤーもするって言うし、使うよね? ところで神野、ユーグレナドリンクを作るって聞いたけど」
「ええ。そうなの。どうせなら科学に関するお手伝いをしたいけど、これから研究を始めるのじゃ間に合わないなと思って。ユーグレナドリンク作りは慣れているから丁度よいと思ったのよ」
「ユーグレナって、青汁とは違うのか?」
永遠が尋ねると、美野梨は博士な顔になった。
「藻の一種であるミドリムシの学名がユーグレナなの。ムシっていうけど藻の仲間だから大丈夫よ」
もっともGを食べる人もいるくらいだから、猫鳴館の人なら虫だって気にしないでしょうけど、と美野梨は肩を竦める。
「いや、気にする」
「Gを食するのはごくごく一部の人間だけだから」
永遠とサキリが真顔で言ったのが面白くて、美野梨は思わず笑ってしまう。
たしかに、普段は深紺灯などがわりとまとな家庭料理を作っていたりするので、猫鳴館の食生活は意外と満たされているのであった。
薪割りを終えたサキリは、当日の屋台に出す為のハワイアンカレーを作るために台所でも刃物(包丁)を振いまくった。さすが刃物を扱わせたら一流のサキリ、パイナップルなどの材料は均等な大きさで切りそろえられ、玉ねぎのみじん切りも職人級である。
「問題はここからだ。料理はあまり得意じゃないんだよね」
サキリは寮の台所にあった本を参考に、慣れない手つきで鍋を火にかけ、玉ねぎをキツネ色になるまで炒める。本の書き方が良かったのか、いちおうカレーっぽい感じになってきた。
「うん、いい感じだ。頑張って人前に出せるレベルの物を作りたいところだね。ええと隠し味は、この『調味料』で良いのかな?」
サキリが手に取った缶の表には、『凄いよ! 猫鳴館マジハワイだよ!!』の文字。これで絶対間違いないと思い込んだサキリは、裏になんかドクロっぽいマークがついていたのに気づかず、缶の中身を丸ごと鍋に突っ込んだ。
ぐつぐつぐつぐつ。
見た目は普通のカレーが出来上がったのだが、味見をして首をかしげる。
「少し変わった味な気もするけど『猫鳴館風味』という事で」
猫鳴館の未来はどっちだ!?
――そして地下帝国では。
「三寮祭のためならえーんやこーら」
地下帝国皇帝、
骨削 瓢
が相も変わらず悪戯っぽいニヤニヤ笑いを浮かべて、スコップを振るっていた――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月19日
参加申し込みの期限
2017年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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