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【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
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●温泉卵が一番人気
「おぉ! 屋台がいっぱい出てますわ! 温泉卵に謎の料理がいっぱい!」
上下 左右
は目を輝かせる。
温泉卵にロコモコ丼、ぱんだにハワイアンカレー、アヤシイ小物にユーグレナドリンク……どれもこれも、左右が暮らす桜花寮の雰囲気とは全然違う。同じ高校に通っている学生同士、クラスや部活で話しているときはそんなに違うなんて思わないけれど、こうやって暮らしのバックボーンが全く違うというのを改めて目の当たりにすると、そんな人たちが集まって、いっしょに学んでいる学校と言う場が、改めて不思議に思えてくる。
「温泉卵、ひとつくださいな」
安定の温泉卵を買ってパクリ、美味しく食べていると、お風呂上がりの桜花寮の友人たちがやってきた。
恵御納 夏朝
と
佐藤 英二
、
野々 ののこ
である。
「あら、恵御納先輩、佐藤先輩、それにののの先輩。みなさんもお買い物ですの?」
左右は先輩と呼ぶが、全員2年生である。彼女には誰でも「先輩」と呼ぶ癖があるのだ。
「うん。お風呂ですっかり身体が火照っちゃって。風呂上がりの牛乳とかコーヒー牛乳とかあったらいいんだけど……」
夏朝が屋台を見回す。
「ユーグレナトロピカルジュースなら、あちらですわよ」
「それにしてみようかなあ。あ、上下さんが食べてるの温泉卵? 美味しそう……」
「とっても美味ですわよ。これを食べずに猫鳴館は語れませんわ!」
「僕も1つ買おうかな?」
「あ、じゃあ僕も」
「私もー!」
英二とののこも温泉卵を買って、みんなでぱくり。
「おいしい……」
「黄身が濃厚だねぇ」
「おかわりー!」
ののこはもうひとつぺろりと平らげ、続いてロコモコ丼(隠し味入り)に手を出した。
英二はハワイアンカレーを頼む。
「ううん……美味しい……とは言い切れない。英二君も一口食べてみる?」
「えっ、う、うん」
英二はロコモコ丼を食べてみた。なんか若干酸っぱかった。
「これは……なかなか個性的な味だね」
英二は微妙な顔でお茶を濁す。ハワイアンカレーの方は、美味しいのは美味しいのだが、後味がピリッとするのが気になるといえば気になる。だが、ハワイアンカレーなんてそんなにしょっちゅう食べるものじゃないから、こんなものなのかな、なんて思っていたら、妙に笑いがこみあげてきた。
「えー、どうしたの英二君? そんなに笑うほど美味しいの? 一口ちょーだい?」
ののこもパクリ。
そのうち、ののこもけらけら笑い始めた。
「ののの先輩、佐藤先輩、どうしましたの?」
左右が若干不安そうに聞く。
「いやーなんか急に楽しくなっちゃって!」
「ははは、凄いよ! 猫鳴館マジハワイだよ!!」
「ほらほら、シュー君、見てください。温泉卵は外せないのです。おひとつくださいな」
椿 美咲紀
が
八神 修
の腕を引っ張ってやってくる。
美咲紀は、
「他には、どんな屋台が出てるですか? ロコモコとかフリフリ・チキンとか?」
なんて物珍しそうに見ているが、修は、猫鳴館の食についてはあまり信用していなかったので、緑茶と携帯食を持参していた。
(蟲食や奇食は穏便に遠慮し、清潔でまともな料理を食べたい)
(虫やゲデ物材料の物はノーサンキューなのです)
これが二人の思いであった。みんな、猫鳴館の普段の食生活は結構ちゃんとしてるんだよ!? だって深紺灯みたいな台所のオカンや守護神が何人かはいるんだから!
それはさておき、であった。
「ロコモコ丼隠し味なし、残り3食となりましたー。お買い求めはお早めにお願いします」
綾辻 綾花
の声に、はっと顔をあげる修と美咲紀。そして夏朝。
「あれだ!」
「あれなのです!」
「僕も、あれを……」
こうしてロコモコ丼(安全な方)は修と美咲紀と夏朝の手に渡り、綾花の手によって『完売』の札が張られたのであった。
「そう。隠し味なしのロコモコ丼は完売なのね」
三宅 葉月
は無感動に呟く。ムームーを来た森の精霊様は、独特の空気を纏いながら、ひとり食事に訪れていた。仕方がないので、隠し味に使った方のロコモコ丼を注文する。それからユーグレナドリンクも。
葉月はロコモコ丼を口に運んだ。
「ふうん……わりとまとも」
そうなのだ。隠し味はヤバいのだが、
北里 雅樹
の適当料理の腕がそこそこだったので、ばらつきはあるものの味はそれなりに仕上がっていたのだ。
ぱく。
ぱく。
ぱく。
葉月はゆっくりとしたペースを守ったまま、ロコモコ丼を口に運び続け、とうとう完食した。
いつの間にかギャラリーが出来ていて、完食の瞬間、拍手が上がる。
「森の精霊が40年前のニャンカレーを隠し味にしたロコモコ丼を完食した……」
「やっぱり森の精霊はパネェ……」
ざわざわっと畏怖されるが、葉月にとっては風の音と同じである。
雅樹は感動した。
(俺の料理、やっぱり食えんじゃん……!)
なかなか売れなかったが、これで自信をもって勧められる。
そんな折、タイミングよく元カノ・
椎井 莉鳥
がやって来たので、雅樹は、
「よう、食べるか?」
と、彼女に一皿プレゼントした。食した彼女の感想はこうだ。
「ふうん。雅樹にしてはまあまあじゃない?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月19日
参加申し込みの期限
2017年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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