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【三寮祭】猫鳴館、アロハ・オエ♪
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●FU・N・DO・SHI!
小犬丸 信乃
の瞳は輝いていた。
「なぬ! 水着か褌に着替えるのか! 褌をお借りする!」
更衣室の前で貸し出しをしていた深紺灯に、かたじけないと丁寧にお礼をして褌を受け取る。
「……うん、やっぱ褌を選ぶんですね!」
愛する幼馴染の褌姿を他人にも大判振る舞いするなんてまっぴら御免だと、先ほどは信乃が寮内を褌姿で歩くのをさり気なく阻止した
鴉取 荘助
であったが、今度は止めはしなかった。
なにしろ信乃のうずうずが止まらないのだ。温泉でくらいは褌を締めなければ気が済まないだろう。
(そんなことより温泉です! 信乃さんと合法的にお風呂に入るチャンス!!)
荘助のうずうずも止まらない。
「もちろん荘助も褌じゃぞ!」
「はい?」
ということで、褌に着替えた信乃と荘助が湯煙の中に現れた。
「おおお! 南国の雰囲気が物凄いな! 綺麗な花飾りだ! それに海の絵まであるぞ!」
「波も来ますねぇ」
「うむ! 波だ! それ来たぞ!」
波が来る度、湯船の縁から溢れるお湯でぱしゃぱしゃ。信乃は子どもみたいにはしゃいでいる。
「信乃さんお背中流しましょうか」
「む? なんだお前が洗ってくれるのか?」
「っていうか丸っと洗って差し上げますよ」
荘助さーん! 一体どこを洗う気なのですか!
なんてことはマイルドスマイルで超ごまかす。
「ほら、お祭りだし特別です」
「ふふん、特別か。ならば任せよう」
信乃は荘助の笑顔の裏の意図に気づくことなく、洗い場で荘助に背中を向ける。
荘助はシャンプーのポンプを何度か押して、くぼませた手のひらの中を真珠色の液体で満たすと、まずは彼の髪を洗うことにした。丁寧に指先を動かせば、信乃の髪が見る間に泡立ってゆく。
(はあ……毎日風呂上りの信乃さんをお手入れしてるかいあって最高の手触りだな~)
信乃の黒に近い銀髪は、後ろ髪だけ一筋長く伸ばしてある。
その一筋を両の掌で包み込むように撫で洗う。
(特にこの可愛らしい尻尾が堪らないな~)
目を瞑ってうつむきながら、信乃はうっとりと言った。
「荘助の手つきは丁寧で実に気持ちが良いな」
ゆるゆると髪にお湯が掛けられる。
指先で頭皮をマッサージされ、信乃はあまりの気持ちよさに、こくんっと一瞬舟を漕いでしまった。
「いかんいかん」
洗ってもらったばかりの髪の毛をふり水気を飛ばす。
その仕草が愛らしくて、荘助は、ふふ、と小さく笑った。
「信乃さん、髪は洗い終わりましたよ。次は身体を洗いますね~」
荘助は体も優しく丁寧に泡立てたスポンジで洗っていった。
指先から腕、背中、お腹、太腿から脚の先までしっかり洗って。
(はぁ~すべすべ)
思わず吐息が漏れる。
最後に髪を纏めてあげると、名残惜しさと満足感の入り混じった気持ちになった。
「はい、いいですよ~」
「かたじけない。体も全部洗ってもらえるとなると楽で良いな!」
(うんうん、信乃さんが喜んでくれてよかった。さて俺はちゃちゃっとすませるか)
そう思った次の瞬間、信乃の口から驚きの言葉が飛び出した。
「お礼に俺も荘助を洗ってやろう!」
「え?」
信 乃 さ ん が 洗 っ て く れ る だ と !?
信乃はびっくりしている荘助をぐるっと後ろ向きにして石鹸で作った泡を両手につけると、
「いざ尋常に!!」
といって、全力ウェルカム体勢で背中を向けている荘助の背中を力いっぱい擦り始めた。
「いた、痛い痛い信乃さん!? 何で洗ってます!? タオル?」
「手ぬぐいを忘れたから手だ!」
「え、手!? 手でなんでそんなに痛いんですか!?」
「大げさな奴だなこれくらい耐えろ荘助」
ごしごしごしごし!!
「よしっ! 湯を掛けるぞ!」
ざっぱん!
お湯の掛け方も大胆で、荘助は頭からずぶぬれになる。
(なんか色々と削られた気がする……でも、信乃さんが満足そうだからまあいいかな)
身体を洗い終えた信乃は早速どっぷんと湯に浸かる。
「湯の温度も快適だ。寮の下にこのような場所があるとは実にうらやましいな」
「そうですね」
荘助は信乃を包み込むような感じで密着し、大興奮の信乃に相槌をうちながらその姿を全力で記憶していた。
それを見ていたのが、BLやGLが好きで同人活動にも積極的な
海月 珊瑚
である。
(あら? ……あらあらあら!?)
上気してきた頬を手のひらで押さえる。
(こ、これは夢なのかしら!? 2人ともなんだか……距離が近くないかしら!?)
夢ではない。そして、たしかに2人の距離は近い。
珊瑚の目には明らかに、友人じゃない感情を抱いて荘助が信乃を見つめているように見えたし。
そこまで密着されて見つめられても、さっぱり気にしていない風の信乃の鈍感ぶりも食指が動くではないか。
(ダメよ私! こんなところで興奮して鼻血でも出したら、台無しになってしまうのだわ!!)
鼻血が噴き出さないように鼻をつまんだそのとき、信乃がざんば、と湯から上がった。
火照った体に濡れた褌という組み合わせがもう、破壊力ばつぐんの凶器である。
「他にもドラム缶風呂もあるらしいぞ! 其方も入るぞ荘助!」
「え、ドラム缶風呂も入るんですか?」
「二人まで入れるようだから供をせよ!」
「もちろんお供しますけど、……ある意味拷問だな~」
(ちょ、ま、美少年が二人でドラム缶風呂に入るのを見逃すわけにはいかないのだわ!)
こうして珊瑚はこそこそとふたりのあとをついてゆき、彼らがいちゃいちゃとドラム缶風呂に入るところも目撃することができたのであった。
(はうぅ~眼福! なのだわ!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月19日
参加申し込みの期限
2017年12月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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