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風邪ひきの唄
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◆寺生まれの幽さん、風邪をひく
「っくしゅ!」
紗雪 幽
は大きなくしゃみをした。春真っただ中だというのに、彼の身体を寒気が襲っている。幽は両腕を摩りながら震えた。
「うー、なんかすっごい寒気するなー……」
どことなくぼうっとする頭やふらつく足元を支えながら、幽はこの謎の寒気の原因を探る。はっと、一つの可能性に思い当たり幽は呟いた。
「そういえば昨日……」
幽は昨日の記憶を呼び起こす。顔色の悪い、俯いて歩いていた女性とぶつかった時の事だった。ちょうど白っぽいワンピースを着ていた……ように思う。そう考えると、どことなく暗い雰囲気も纏っていたような気がしてきた。幽は得心して頷く。
「これはうつされたっぽいなー、霊を」
さてどうしようかと戸棚を探り、幽は清めの塩を取り出した。
「けほっ……とりあえずコレで」
幽は重い身体を引きずりながら小皿に塩を盛り、さらに自らの身体に振りかけていく。
「ふってふって盛って盛ってー」
清めの塩をふっても尚、幽の身体から悪寒が消えることはなかった。幽は震えながらも首を傾げる。
「うーん、特に効かないな」
そうして幽は、ふらりと足元を危うく部屋の中を探し回り、御札を出す。
「実家の御札はまだこの辺にー……あったあった」
数枚、それを取り出して幽はまず部屋の壁、四隅に貼る。そして自分に貼り、部屋の中心で悪霊が去る時を待った。しかし時が経つにつれてまたぞわぞわと幽の身体に悪寒が走る。
「……うーん、やっぱり効かないな」
もう一度首を傾げ、今度はCDケースを開けた。
「じゃあこのCDを流してー……」
スピーカーから響くのは彼の祖父が悪霊を祓う際にあげる御経だ。なにか霊的な現象に巻き込まれた時のために、持ってきたものであるが――依然悪寒は走り続けている。
「…………効かない」
御経すら効かないと見えて、幽は自らに憑いている悪霊の強大さに身震いした。立ち上がって次の手を考えようとするが、ふらりと足元が覚束ない。
「けほっこほっ」
重い身体を引きずっていると、ずきずきと頭が芯から痛むのを感じた。幽は呻きながら頭を押さえる。
「う、頭痛い」
頭痛と同時に、どこか熱っぽくもなってきた。幽は棚を探りながら、次の対処法を考える。
「何やっても効かないとか、どんだけ強い霊なんだろ……」
幽はもう一度ぶつかった霊のことを思い出し、その霊力を測っていた。よほど強い未練か恨みを残してこの世を去ったのだろうか。そんなことを考えていると、足が何かにぶつかった拍子にふらりとバランスを崩し、その場に倒れる。
「これ風邪じゃね?」
暫くその場に倒れこんでから、やっとその事実に気づいた幽は薬を飲むべく立ち上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月16日
参加申し込みの期限
2017年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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