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風邪ひきの唄
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◆そんな一日
「あ、タイラじゃん!」
「うわっ」
チャイムが響く放課後の廊下で、
源 竜世
は
タイラ・トラントゥール
の背中を見つけて声をかけた。が、タイラの方はそれに眉を顰め、追いつかれる前にと歩を進めようとする。
「あっぶねえ!」
が、彼は突如眩暈に襲われ、倒れそうになったところを竜世に支えられた。心配そうに顔を覗き込む竜世に、タイラは忸怩たる思いに襲われながら、一言「構うな」と言うべく口を開くが――その言葉が喉を通る前にタイラの視界は暗転した。
「ダイジョーブかー?」
ぐったりと弛緩したタイラの身体を、竜世が揺さぶる。その手が彼の肌に触れたとき、そこから伝わる熱に竜世は驚いた。
「……って、すっげー熱じゃん! 今保健室連れてってやるから待ってろ!」
竜世はタイラを背負うべく手を回すが、その重さに思わず呻いた。
「ぐうっ」
それでもなんとか保健室まで運ぶ。そんな様子を物珍しそうに見る生徒も居たが、竜世は今背負っているタイラのことで頭がいっぱいで、それどころではなかった。
保健室では、保険医が優しい顔で迎えてくれた。ベッドに横たわったタイラの襟元を開けてあげて、保険医は彼の担任に彼の連絡先を聞きだしに部屋を出る。
「大丈夫かな……」
保健室にタイラと二人きりになった竜世は、寝込むタイラの顔色を見ながらそわそわとしていた。熱はまだあるのだろうかと彼の額に手を当てようとしたところで、竜世はその手を掴まれた。
「タイラ……?」
竜世は彼の名を呼ぶが、タイラは眠ったままで答えない。掴まれた手は離れることなく留まっている。竜世はふりほどこうと思えばふりほどけたが、なんとなくふりほどけなかった。竜世が掴まれたままの手でタイラの額を撫でさすっていると、保険医が戻ってくる。
「大丈夫? お迎えの人すぐ来るからね」
その言葉通り、保健室に見知らぬ大人が入ってきた。その大人がタイラとどんな関係の人間なのか竜世にはわからなかったが、保険医と何言か交わしてタイラを担いでいる姿を見ていると、竜世は思わずその大人にしがみついてこう言った。
「オレもついってっちゃだめ!?」
大人は最初のうちはうつってしまうからとかどうとか理屈をこねて、竜世の頼みを断っていたが、そのあまりにも沈痛な表情に負けて、大人は竜世をタイラの隣に座らせた。車が道路を走る。星ヶ丘にさしかかると、タイラがまた竜世の手を握ったので、竜世はその手を握り返した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月16日
参加申し込みの期限
2017年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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