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■親子丼というネーミングセンス
夢呼・ステイシー
は和洋菓子店で働くごく普通の男子高校生である。
などというと普通の高校生がぽかーんとしてしまうので遠慮するとして……普通のバイトと違うのは、和洋菓子店が両親の営む店であることと、家の手伝いではなくちゃんとしたアルバイトだということである。
お金というのは良い文化だ。価値を一旦保証してくれる。ステイシーも少なくとも給料分はきっちりと働くし、両親も少なくとも払った分の労働力は得られる。
お金より大事なものがあるとするならば、それはお金を払った後に生まれるものだと……ステイシーはほんのちょっぴり思っている。
さて。
その日のアルバイトを終え、衛生帽やエプロンを脱ぐ。
今日は平日というだけあって他にバイトもいないし、家(店)にいるのも両親だけだ。
このまま帰ってもいいのだが、折角なのでと実家のキッチンへ上がってみた。
「仕事終わりはやっぱり小腹が空くんだよな。それなりにガッツリしたものが食べたいんだが……」
すぐに食べられそうなインスタント食品はない。何気なく冷蔵庫を開けてみると鶏肉が目に入った。
でもって、卵ポケットには五つほど薄茶色の生卵がストックされている。
「鶏肉、卵……親子丼か?」
近所の農家から貰ったらしいタマネギがごっそり段ボールに積まれていたはず。それを引っ張り出してみると、親子丼独特のあのグッとくる味わいが口の中に広がった。
行けば帰れぬ親子丼の道。もはや我に退路なし。
小腹が空いた程度の料理ではなくなってくるが、別にダメってことはない。
早速白ご飯を早炊きにして料理に入った。
肉を切ったりタマネギを剥いたり。
そんな作業をしていると、三年ほど前のことを思い出す。
当時は店につきっきりになりがちな両親にかわって、自分のご飯を自分で作って食べていた。
まあ、親子丼のひとつくらいは作れる程度には……と自負しているステイシーである。
そんなこんなで一仕事終え、親子丼を一品こしらえて食卓に着く。
自分で作った料理の何が良いかって、作ったその瞬間に食べられることだ。
ベストかつジャスト。まだ熱々のごはんに箸をとおし、熱気ごと吸い込むように卵とご飯を口に運ぶ。
だし汁によってとろりと閉じられた卵はご飯によくあい、当然のように鶏肉を究極の料理に引き立てていた。
……なんてことを脳内でナレーションしながら食べていると、『いいにおいね』と言って母親が顔をのぞかせた。店を父に任せて休憩するつもりだったらしい。
同じように小腹が空いていたようでキッチンまでやってきたが……。
「……タマネギも剥いたまんまだし、もう一人分くらいは作れるかな」
母親の表情を察して、ステイシーはすっくと立ち上がった。
夫婦で開いた店で、自分の息子が働きたいと言い出すのって、どんな気持ちなんだろう。
その息子が休憩時間に何気なく親子丼など作ってるというのは、どんな気持ちなのだろう。
それを、振る舞ってくれるというのは。
ステイシーは肉やタマネギを普通の二倍ほどの量炒めつつ、母と、そしてそのあと休憩に帰ってくるであろう父のぶんを作り始めた。
「ま、夕飯分の食材勝手に使っちゃったしな」
などと言いながら、ステイシーは卵を割る。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月21日
参加申し込みの期限
2017年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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