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【遠足】テーマパークから愛を込めて!?
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――グリーディングに想いを馳せて
中学生の
月守 輝夜
は、両親と一緒にニャンドを訪れていた……の、だが。
「アドベンチャー・ライドは苦手って、絶対損してるよ」
という具合で、輝夜の両親はキャンドルを作りに行ってしまっていた。
なので、暫くは別行動。
ガンマンズニャンドに位置する山を目指す途中――輝夜は、「あっ!」と声を上げて駆け出した。
「ゆりちゃん、久しぶり!」
輝夜が見留めたのは、中学校で1つ先輩だった
三宅 ゆり
の姿。
駆けてくる輝夜に気付いて、ゆりも「お、やっほ~♪」と手を振ってくれた。
「もしかして、遠足? 寝子高の遠足って、ニャンドに来れるんだ。来年が楽しみ!」
「さあ、来年はどこになるのかなあ。ていうか、輝夜は? どうしたの?」
「お父さん達と遊びに来たんだけど、今は別行動中。アドベンチャー・ライドに乗ろうと思って」
「わ、いいね、アドベンチャー・ライド。あたしは今からグリーディング」
「え? それってもしかして、ハッピィに会いに行くの?」
「そうそう! あ、時間大丈夫なら輝夜も一緒に行く?」
「行く! 行きたい!」
すぐに両親に連絡を入れて、輝夜はゆりと一緒にスペースニャンドへと向かうのだった。
ウィッグの上から白の猫耳カチューシャをスチャッと装着した
恵御納 夏朝
は、
「わああ……!」
と、宇宙基地の中へと足を踏み入れるや思わず感嘆の声を漏らした。
荷物はコインロッカーに預け、「さあ、ニャンド巡りだー!」とここまでやってきた夏朝。
宇宙基地は、SF感満載なのに丸っこいフォルムのせいかどこか愛らしくて、
「……猫さんの秘密基地にぴったり、だね」
と、夏朝の胸をふくふくと弾ませる。
宇宙基地の様子や楽しい仕掛けを満喫しながら進んでいくとハッピィに会えるようで、
「此処でハッピィと握手できるのね!」
なんて、他の参加者の、興奮に上擦った声も聞こえてきた。
夏朝の前を行く先ほどの声の主は、
伊藤 美緒
。
ハッピィに会いたい! との美緒の希望を汲んで宇宙基地を共に訪れた
伊藤 佳奈
は、
(そういえば、意外と可愛い物好きなんだよね)
と、微笑ましさにそっと目元を和らげた。
「美緒ちゃん、大丈夫? ちょっと緊張してない?」
頬を上気させる美緒へと、柔らかく声を投げる佳奈。
剣道の試合となれば『緊張』を心配しなくてはいけないのは佳奈の方なのだが、
「な、何言ってるのよ! 緊張なんてするわけないじゃない!」
と口では応じる美緒は、明らかにどきどきそわそわしている様子だ。
「なら、いいんだけど。あ、ほら、あたし達の番みたいだよ~」
「え!? えっ、待って、まだ心の準備が……!」
あわあわする美緒の背を佳奈が押して、一番奥の部屋に2人が消える。
輝夜とゆりが宇宙基地に到着したのは、ちょうどその時だった。
「まさかここで会えるなんて思ってもみなかったから、一緒に写真撮れるの嬉しいな」
「マジ、折角だから超いい感じの写真にしようね」
「うん! ねえ、ゆりちゃん。高校には慣れた?」
「そりゃ、バッチシだよ」
「ゆりちゃん、高校に行っても友達多そうだもんね」
そんな声を耳に、夏朝はサングラスを密かにきちっと掛け直した。
(やっぱり、1年生によく会うね……! 遠足だから当たり前だけど……!)
夏朝の変装は、まだまだ続行中なのである。
奥の部屋――指令室では、宇宙服姿のハッピィが美緒と佳奈を待っていた。
「は、ハッピィが目の前に……! お願い、握手して!」
美緒がお願いすれば、憧れのハッピィが身体の動きだけで「勿論!」と応じる。
すぐに、ふかふかの手が美緒の手をとびきり優しく包み込んだ。
(わああああ……!)
興奮と感動が極まっている美緒の様子を目に、佳奈はハッピィへと笑い掛ける。
「ハッピィ。よかったら、ハグもしてあげてくれないかな?」
「えっ、ええええええっ!?」
美緒が叫ぶが、ハッピィはまた「OKだよ!」と仕草で応じて美緒の身体をぎゅうっ!
最後にぽむぽむっと両肩を叩かれて、現実世界に着地した美緒は、
「美緒、もうお風呂に入らない!!」
と嬉しさのあまり殆ど涙目になりながら宣言した。
「って、美緒ちゃん、女子としてそれは駄目だよ」
「へっ? え、あ、じょ、冗談よ!」
とんでも発言に佳奈からのつっこみが入り、美緒は慌てて弁解する羽目に。
そんな美緒の頭を、ハッピィは「ありがとう」とばかりになでなでした。
最後は、スタッフさんにお願いして2人と1匹での記念撮影。
「美緒ちゃんが嬉しそうでよかったよ」
と、佳奈が震える手で3ショット写真を持つ美緒へと声を投げる。その声を耳に、
(ハッピィとお姉ちゃんと写った写真、宝物にするわ!)
なんて、美緒は胸の内をふわふわとあたためるのだった。
暫くのあと、夏朝が指令室へと足を踏み入れると、ハッピィが両手を広げてお出迎え。
「わ、宇宙服姿のハッピィ君だ!」
と上げる声が華やぐのも、本物のハッピィが自分を手招きしているとあれば仕方なし、だ。
「ハッピィ君、一緒に記念撮影を……」
そこまで言って、夏朝はハッと気付いた。
(僕、へ、変装中なんだったー!?)
ど、どうしよう……と暫し考えたあとで、夏朝はウィッグとサングラスを外すことに。
ハッピィが、「わあ、驚いた!」とばかりに口元を両手で押さえた。
「ごめんね、ちょっと変装中だったんだ……素の僕で一緒に写りたかったから」
そう正直に伝えれば、「OK!」と口にする代わりにこくこくと頷くハッピィ。
そうして撮影した写真を手に、別れ際、夏朝はハッピィへと大きく手を振る。
「ありがとう、ハッピィ君! またいつの日か来るからねー!」
夏朝の宣言を受けて、ハッピィも手を振り振り。
その円らな瞳は、「ずっと待ってるよ」と言っているみたいに夏朝には見えたのだった。
輝夜とゆりも、ハッピィと仲良く楽しくグリーディング。
輝夜が、握手のあとにぎゅうっとハグもしてもらえば、
「わ、輝夜ズルイ~! ハッピィ、あたしもあたしも!」
なんて、ゆりが元気よく騒ぎ出す。
その反応に、輝夜はちょっと笑ってしまった。
「輝夜、笑うとこじゃないってば!」
「ごめんごめん。ほら、交代だよ、ゆりちゃん」
わーっとばかりにハッピィに抱きつくゆりの姿を目に、輝夜は思う。
(私も受験勉強頑張って、ゆりちゃんと一緒の高校に行こう)
それでまた、こんなふうに一緒に遊ぶ時間が増えたらいいな、なんて。
そんな思いを胸に抱けば、口元は柔らかく弧を描く。
「……ん? どうしたの、輝夜」
「ううん、今日はいっぱい遊ばなきゃって思って」
「ああ、だね。遊ばなきゃ損だよ、ニャンドだもん」
にっとゆりが口の端っこを上げて、2人は一緒になって笑った。
そして、2人と1匹での記念写真を手に、
「……また、一緒に遊びに行きたいな」
なんて輝夜がぽつりと零せば、ゆりが「いいね」と笑顔の花を咲かせる。
お父さんとお母さんにもこの写真を見せよう、と輝夜は胸をあたためたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月07日
参加申し込みの期限
2017年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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