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【遠足】テーマパークから愛を込めて!?
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――ショッピングはお好き?
ゆるふわなウェーブがかかったロングヘアに、淡いピンクの猫柄ワンピース。
ニャンドに似合った愛らしい様相の少女は、しかし何故か、大きなサングラスをしていた――。
(来ちゃった……1年生の遠足だけど、行き先がニャンドだって聞いて、つい……!)
変装してまでニャンドを目指さずにはいられなかったのは、
恵御納 夏朝
。
そして夏朝は今、ニャンドで一番大きなショップへと足を運んでいた。
ハッピィの名を冠したショップは、にゃんこなグッズの取り揃え具合もニャンド随一!
(ねこグッズ好きの僕としては……ここのお店は、外せない……!)
ぐっと拳を握る夏朝だったが、しかし、本日の予算は少なめだ。
買う物は厳選しないと! と自分に言い聞かせながら、夏朝は、早速店内を回り始めた。
その頃、同じショップの中で、
汐月 ココノ
は
中野 空也
先生とお土産選びに興じていた。
「母にはマグカップで……父には何がよいでしょう? 無難にキーホルダーかしら……?」
「汐月さんが心を込めて選んだ物なら、きっと、どんな形でも喜んでくださいますよ」
悩むココノへと、中野先生がはきはきとした声に柔らかな色を乗せて声を掛ける。
ココノは口元で手のひらを広げて、「あは」と笑った。
「ありがとうございます、先生。でも、そういう先生は、お土産を買われないのですか?」
「私、ですか?」
「はい。ご友人やご家族、愛する方に贈ったら喜ばれるのではないでしょうか」
ココノの言葉に、口元に手を宛がって、「うーん」と唸る中野先生。
やがて、眼差しを上げた中野先生は、
「そうですね。世で言うところの『愛する方』はいませんが、何か、大切な人達に」
と、真面目な調子で頷いた。
「あは、そうです。普段はあまり接点がない先生にお土産をお渡しするのもいいかもしれません」
お話をする切欠になるでしょうし、とのココノの再びの提案に、
「ああ、新任の先生もいらっしゃいますからね」
と、またも真面目な声音で中野先生。
けれど、「しかし……」と続いた言葉には、困惑の色が滲んでいた。
「あら? 先生、どうかなさいましたか?」
「いえ……お土産を選ぶというのは、私には難しくて」
「難しい、ですか?」
「菜食主義者なものですから、こういう時の定番の菓子類の良し悪しが、よくわからないのです」
成る程、とココノは頷いた。
そうして、「でしたら」と小首を傾げてみせて、微笑む。
「私にお手伝いさせて下さいな。甘いお菓子に、甘くないお菓子……何でも見繕います」
「それは……正直、とても助かります」
「あ。食べ物以外でも、ミニタオルなんかもお求めになりやすくて使いやすいですよ。これ、限定品みたい」
「限定品ですって?」
声を跳ねさせたのは中野先生……では勿論なく。
慌てて口元を押さえたのは、同じくショッピングをとこの場所を訪れたらしい
谷咲 苺喜
だ。
「あっ、邪魔してごめんなさい。2人は……」
「今、中野先生のお土産選びをお手伝いしていたところなんです」
「ああ、そういう。……ねえ、そのミニタオル、私にも見せてもらえないかしら?」
「どうぞ、沢山ありますから」
ココノに手渡された春色のミニタオルを手に、苺喜は瞳を煌めかせる。
「わ、本当、この春だけの限定品なのね。これは買わなくっちゃだわ」
ありがとう、とココノに笑い掛け、中野先生には会釈をして。
苺喜は買い物かごにミニタオルを全種類放り込むと、また店内を見て回るのに戻った。
「……汐月さんの見立ては凄いですね。女性へのお土産はこれにしましょう」
「あは、光栄です。次は、お菓子を見て回りましょうか」
ココノの言葉に、「よろしくお願いします」と中野先生が頷く。
「お菓子は……クランチチョコが人気だったような……」
2人の買い物は、もう暫く続いた。
なお、ココノの父親へのお土産は、ハッピィのキーホルダーに落ち着いたとか。
さて、一方の苺喜はというと、引き続きショッピングに勤しんでいた。
「こういうところに来たからには、お買い物は楽しまないと」
何と言っても、苺喜には『父のカード』という最強の武器がある。
「ええと、まず、実家に送るお土産でしょ、あとは今日の思い出でしょ……」
あれもこれも良い感じだと、苺喜は目移りしきりだ。
とりあえず、実家の両親、そして実家で働く使用人達には、
「こういうの好きそうよね。あと、食べ物系なら外さないわ」
と、それぞれの趣味に合った物に加え、菓子類を片っ端からかごに入れる、入れる、入れる!
そちらが落ち着けば、次は、待ちに待った自分へのお土産だ。
「ネコミミは外せない、と。他にも、ねこちゃんを前面に押し出したものがほしいわね」
人気のぬいぐるみキーホルダーを全種類購入しようと、苺喜が棚に手を伸ばした、その時。
「わ、ごめんなさい」
「あ、ごめんね……!」
この春限定仕様のハッピィのぬいぐるみキーホルダーの前で、手が、誰かの手に触れた。
ゆるふわロングヘアに猫柄ワンピース、そして、大きなサングラス……。
そう、「自分は2年生だし……」と思うと変装せずにはいられなかった、夏朝だ。
「これ、可愛いですよね。最後の一つでもないし、良ければお先にどうぞ」
「あ、ありがとう。それじゃあ、遠慮なく……」
苺喜に促されて、ハッピィへと手を伸ばす夏朝。その内心は、
(寝子高の1年生だ……! ど、どうしよう……!)
と、ちょっとどきどき。けれどそのどきどきは、すぐに驚きに掻き消された。
「これと、これと、これと、これと……あら? これはさっきもカゴに入れたかしら?」
まあいいわよね、なんて調子で、苺喜が、目の前でぬいぐるみキーホルダーの大人買いを始めたのだ!
(ゆ、誘惑が……! でも、1個だけって決めたし……!)
ぐっと欲望を噛み殺して、夏朝はカチューシャのコーナーへと向かう。後ろから、
「量が多すぎて持てなくなっちゃったわ……店員さーん、ちょっとカゴ持って下さる?」
と、苺喜の声が追いかけてきて、夏朝の後ろ髪をそれとは知らずに引いたのだった。
さて、猫耳のカチューシャ達も、夏朝の目を存分に煌めかせるに足るものだ。
「どれも可愛い……で、でも、今日は1個だけ!」
考えに考えて、夏朝はチャーミィの白い猫耳が付いたカチューシャを選び取った。
「そうだ、お土産も見ておこうかな。クッキーとか、日持ちするものがいいよね……」
予算が限られていたって、買い物のわくわくは止まらない!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月07日
参加申し込みの期限
2017年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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